”大事な子どもを大切に育てたい!”親なら誰しもが思うことではないでしょうか?可愛いからこそ、神経質になる、心配になる…。当たり前のことだと思います。
特に、一人目の子どもには、神経質になりやすいのではないでしょうか?
でも、その神経質さ、心配性…。度を越えていませんか?何事にも、程度があります。子どもを思う気持ちが大きすぎて、バランスを崩していませんか?
そこで、私が考える神経質、心配性が故の良さと危険さをお伝えしたいと思います。
目次
心配事ばかり抱えている?

心配事ばかり抱えて神経質になっていませんか?やらなくちゃを背負って自分を追い込んでいませんか?
- 「子どもが口にするものは、手作りにしなくちゃ!」と、毎回の食事を手作りにこだわりすぎていませんか?
- 「子どもが口におもちゃを入れた!」からと、すぐにおもちゃを子どもから奪い取っていませんか?
- 「子どもが転んでけがをしたら大変!」と、抱っこばかりしていませんか?
どれも、子どものことを考えての行動だと思います。子どもを思う気持ちがよく伝わってきますが、常に子どもにアンテナを張って心配事ばかり。
ひと時も子どもから目を離せない…。全く心が休まらない…。

監視し続けられ、先手先手を打って関わり続けていると、いつまで経っても、子どもは何事も「ママがやってくれるから」と親から離れられません。
いわゆる指示待ち人間になってしまう可能性もあります。
指示待ち人間とは、自発的に行動を起こさず、上司や同僚などに言われた通りに物事に取り組む人のことです。基本的には指示通りに作業をするための力は持っているのですが、自分で考えて行動を起こせないというのが特徴です。
自分で考えるという力は生きる力と同じだと私は思います。
それに、ママだって、いつも子どものことばかりでは、いつかキャパオーバーになってしまいます。
キャパオーバーになってしまった時に、辛いのはママと子供です。
これでは、ママにとっても、子どもにとってもよくありませんよね。
子どもにどんな影響がある?

「神経質がいけない!」というわけではありません。先ほども書きましたが、ほどほどに…がいいんです。
私も一人目の子育ての時は、とにかく神経質になりすぎていました。もともと、神経質だなというのは、自覚はしていましたが、子どもの事となると、さらにパワーアップしていました。
私の神経質すぎた子育て
今思えば神経質だったなあと思う出来事を紹介します。
それは、おむつ替えをした直後に、ほんの少しおしっこが出てしまい、おむつが少し濡れてしまった時のことです。 その頃の私は、少しでも、極端に言えば、一滴でもおしっこがついてしまったら、「変えないと!」と思い、すぐに取り替えていました。 |
今となっては、「少しだしいっか!」と替えないのです。
子どもが転んだ時も、「このまま炎症してしまうかも!」と、きれいに洗えるまで洗い続けたこともありました。 |
今思うと、痛かったのに、ゴシゴシと洗わされて、娘もかわいそうだったなと思いますが…⁽笑⁾。
そんな神経質になり過ぎていた私は、気が休まることもなく、いつも子どもの事ばかりで頭がいっぱいいっぱいでした。
神経質すぎたと気づいたとき
でも、子育てをしていくうちに、特に二人目が生まれてからは、神経質さも、かくれんぼすることが増えるようになりました。

そうなってみて、やっと、一人目のときに、いかに神経質だったかを気づきました。頑張りすぎていたのだと思います。
子供への影響を感じた時
そんな神経質な私の子育てが影響したか否かは、明確には分かりませんが…
一人目の長女は、とにかく小さな事がすぐ気になります。少しでも、汚れれば着替えます。
そして、6歳になっても長女は、先ほどの通り、小さい事を気にし過ぎる傾向があります。「その神経質さ、妹に分けてくれない?」と思うことも…。
ただ、最近では、パパや義母のおかげもあってか(パパや義母は神経質ではありません)小さいことをだいぶ気にしなくなりました。
対して、私の神経質さがあまり顔を出さなかった、二人目の育児で育った次女は、あまり小さな事を気にしません。 |
神経質かそうでないかは、少なからず、子どもに影響はあると思います。
ストップ!神経質すぎる育児
神経質すぎる育児の影響がでて
- 子供が”泥で汚れたら嫌だから”と、砂場遊びをやりたがらなかったり
- ”手が汚れるのが嫌だから”と、クレヨンや絵の具を使いたがらなかったり
子供は遊びからたくさんのことを覚え、その中にこそ素敵な可能性を持っているかもしれないのに、もったいないと思いませんか?
もちろん、子どもの元々の性格もあるかもしれませんが、子どもの可能性を発見するためにも、神経質になり過ぎるのをやめてみませんか?
頑張りすぎる、神経質すぎるのは、肩の力は入りすぎている状態だと思います。

もう少し子どもを信じてみませんか?

子どもを心配するのは当たり前。
子どもがかわいいが故に…心配ばかり。
- 悲しい気持ちをさせないように
- けがをしないように
ついつい先回りしてやってあげちゃう!でも、その心配性は、ちょっと危険信号です!
例えば、「はさみを使ってみたい!」と子どもが言ったとします。 |
子どもは、まだまだ未熟なので、失敗する可能性の方が高いかもしれません。もかしたら、はさみで指を切ってしまうかもしれません。
でも、危ないからと、大人がやってあげては、子どもの「やってみたい」という、素敵な好奇心を潰してしまうことになるのです。
もちろん0歳の子どもに、はさみを持たせるのは、危険です。じゃんけんのチョキがちゃんとできれば、少し握らせてあげてもいいかもしれませんね。
大人用のではなく、子どもの物を用意しておきましょう。最初に持ち方を教えてあげたり、使い方を間違えると危ないことを伝えて、しばらくは見守りましょう。
子どもは失敗を繰り返して覚えていくものなのです。そんな機会を奪ってしまったら、できるようにもなりません。

3歳の次女が、先日「ご飯を自分でよそいたい」と言いました。どんな風によそうのだろうと、様子を見ていました。
すると、炊飯ジャーの蓋を開けて、”さぁ、よそうぞ!”と思ったところで、よそうには、手が少し届かないことに気づいたのです。
さぁ、どうするのでしょう?「できない~!」とぐずぐず言い出しました。
つい手伝いたくなるところを、我慢して、「踏み台使ってみたら?」と提案してみました。
すると、「あっ!そうか!」と踏み台を出しました。登ると、ちょうどいい高さだったようで、無事にご飯をよそうことができました!
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…と、いけばいいのですが、まだまだ3歳。ごはんが床に落ちています。
そして、気づいていません。まだまだ完璧になんてできません。でも、今回は”よそうこと”は初めてだったので、それでよし!
そして、次の日もまた「ご飯、自分で分ける」と娘。
今日も、踏み台を出さずに炊飯ジャーの蓋を開けました!気づかなかったかぁ…と思っていたら、「あっ!踏み台!」
「おっ!気づいた!」昨日の失敗を思い出したようです。 |
そして、今回もご飯を床に落としながらよそうことができました。(笑)

きっと、これを繰り返していくうちに、こぼしたら自分で拾うことができるようになります。
そして、最終的には、こぼさない様に分かるようになっていくのではないでしょうか?
長女は、自分が”食べられる量がどれくらいなのか”を考えながら、よそうことができるようになりました。
「今日はお腹空いてる!」という日は「お腹空いてるけど、こんなに食べられるか分からないから、最初は少しにして、食べられたらおかわりしよう」と言っていました。
これも失敗があったからこその、学びだと思います。
失敗することは、決していけないことではありません。むしろ、失敗することで、得る事の方が多いのです。
可愛い我が子に、失敗する経験を与えてみませんか?「失敗しても大丈夫!」と思えれば、心だって強くなります。
「やってあげる事が全て!」ではないのです。あえて、やらない、見守る!というのも子どものためなのです。むしろ、こっちの方が子どものためなのです。
それに、子どもが「できない!」と決めつけていませんか?最初はもちろんできません。失敗もします。
でも、繰り返していくうちに、ちゃんとできるようになるんです。子どもを信じて、見守ってみませんか?
心配性…どうやって直せばいいの?

結論から言うと、完全に直すのは難しいと思います。だって、何十年も、そうやって生きてきたのだから。そんな自分を否定することはありません。
神経質だからこそ、みんなに気を配る事ができたり、みんなが気づかないような所に目を向けることができたり…。
心配性だからこそ
- 事前にミスを防ぐことができたり
- 丁寧な仕事ができたり
神経質や心配性が役に立ってきたことだってたくさんあると思います。
なんだか矛盾しているかもしれませんが…。心配性を直そうと思うことが悪循環になってしまうこともあります。

神経質だからこそ
- 子どもの些細な変化に気づき
- 事が大きくなる前に、対応することができる
心配性だからこそ
- 子どもが安全に過ごせる環境作りができ、
- 未然に大きな事故を防げるかもしれません。
私の神経質さや心配性も、少しは落ち着きましたが、まだまだ直る気配はありません。むしろ、直そうとも思っていませんが…(笑)
私の神経質さと、心配性が少し、かくれんぼし始めたのは、先ほどにも書きましたが、2人目が生まれてからです。
2人目も、1人目と同じように、神経質になり過ぎていたら、自分がもたないというのもありました。
2人目の子どもの成長を見て、改めて実感したことが多いのです。
2人目のお世話で目が行き届かなくて、長女が床に落ちた物を食べてしまったことがありました。
おそらく、以前の私なら過敏に反応して、一日中心配したり、自分を攻めたりしていたと思います。
でも、「一瞬、床に落ちた食べ物、食べたけど、お腹壊さないじゃん!」と思えるようになっていました。 |
そうやって、どんどんゆる~い育児になっていきました。

育児に神経質でも、心配性でもそのお陰で、よい環境作りがでいたり、子どもとの関わりが上手にできたりすることもあるのです。
ただし、度を越えない様に…
最後に
神経質で、心配性なママさん!ちょっと厳しいことも書いてしまいましたが、そんな私も、神経質だし、心配性です。
でも、そのママの「神経質さ」と「心配性」な性格が、度が行き過ぎていなければ、全く問題はありません。
私は、「ど~んとこい!」という肝っ玉かぁちゃんに、何度憧れたことか⁽笑⁾
今でも憧れていますが…。でも、そんな肝っ玉母ちゃんの中にも、最初は神経質で心配性なママだった方もいるかもしれません。
子どもと一緒で、失敗や後悔を繰り返して、経験の積み重なりを経て、そうなったのかもしれません。
そう思うと、私もいつか肝っ玉母ちゃんになれるかも!と思えてきますね。
子どもの事に神経質になり過ぎない事、子どもを信じて、見守ること、大事にしていきたいものですね。
突然ですが
今、おしゃれできていますか?
私は子供が生まれてからというもの、まったくおしゃれができなくなりました。
子育てが忙しく毎日、同じ洋服を着て出社をしていました。そんなある日、職場の若い女の子に
「毎日同じ洋服で楽そうですね、でも私はそこまで女を捨てられません」
なんて言われる始末。子育てが忙しいからおしゃれなんて無理…そう思っていました。
しかし!
ものすごい簡単におしゃれができてしまう方法があったんです!
この方法ならお金も節約できるし、おしゃれも楽しめるし一石二鳥、いやそれ以上です。私はこの方法に出会ったおかげで毎日おしゃれを楽しんでいます。
職場でも「おしゃれですね!」って言われて最高に嬉しいです。