赤ちゃんの便秘が1週間以上続く!受診の目安と予防法とは?

初めての子育てって分からないことばかりですよね。

赤ちゃんは喋ってくれない分、言葉以外のさまざまな身体の様子から、体調を把握しなくてはなりません。

 

なかでも、特に多い悩みはうんちについて。

色や硬さ・緩さ・排泄する頻度などが普段と少しでも違う場合、とても気になります。

 

ひどい便秘には病気が隠れている場合も‥

様子を見る程度なのか、受診した方がよいのか。

1週間以上便秘が続いている場合はどうすればいいの?

 

 

今回は赤ちゃんのウンチ、便秘についてまとめて見ました。

1週間うんちが出ない!病院に連れて行く目安は?

ウンチが出ない日が続いているから、便秘かな?と思うけれど、いつ受診すれば良いか、そもそも受診は必要なのか悩むところだと思います。

 

1日、2日ウンチが出ない事があっても、食欲があって元気に過ごしていれば問題ありません。

 

ですが、1週間出ていないとなると、以下のことが考えられます。

  • お腹が苦しくなり
  • 食欲が落ちてしまう

 

便秘が1週間を超えた場合は、念のためかかりつけの小児科を受診し相談してみましょう。

 

産まれたときからずっと便秘で、綿棒浣腸を行なわないと出ない場合も、気づいた時点で受診が必要です。

次のような場合には、背景に病気が隠れている事があります。

 

病気の症状かも
  • 産まれた時点からずっと便秘が続いている
  • ぐったりしていて、熱や嘔吐がある
  • 排便時に痛みを伴い、出血するほどウンチが固い
  • お腹がパンパンに張っている

上記のような症状にあてはまる場合は早めに受診をしましょう。

 

  • 巨大結腸症
  • 先天性甲状腺機能低下症
  • 脳性麻痺
  • 腸捻転異常
  • 先天性肛門狭窄症

などといった病気による症状の場合があります。

 

あてはまるものはありましたでしょうか?

かおり

普段のお子さんの様子を思い出しながら考えてみてくださいね。

 

一方、産まれてしばらくは排便が順調だったが、日が経つにしたがって便秘がちになったとしたら、生活の見直しをしてみてはいかがでしょう。

 

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お家で出来る便秘の予防と改善策

 

便秘かな?と思っても、機嫌が悪くなくて食欲もあるうちは、お家で出来る改善策をまず試してみましょう!

 

お腹をマッサージする

赤ちゃんの便秘は、お腹をマッサージすることで解消されることがあります。

便秘解消マッサージのやり方
  1. おへそを中心に平仮名の「の」を描くようにマッサージします。
  2. 力を入れ過ぎず、撫でるように優しくマッサージします。

 

他にも赤ちゃんの両足を自転車を漕ぐように動かしてあげたりするマッサージも効果的です。

ただし、赤ちゃんが嫌がったり、痛がったりした場合は無理をせず辞めましょう。

 

食事の工夫

離乳食を食べ始めてから便秘が始まる赤ちゃんも多いです。

離乳食開始により水分不足になることも、便秘の原因の一つ。

 

母乳やミルクの量が減った分、白湯や麦茶など水分を意識して摂らせましょう。

 

かおり

また、消化の良い離乳食メニューを工夫して作ってみるのも良いかもしれません。

 

食物繊維が不足すると、赤ちゃんも便秘がちになります。

  • バナナ
  • さつまいも
  • りんご

などが消化に良いとされています。

 

他にも「オリゴ糖」を与えるのもおすすめです。

オリゴ糖の便秘への影響

オリゴ糖には、腸内の善玉菌を増やし、腸の活動を促してくれる作用があるため、便秘改善効果が期待できます。

粉末状のオリゴ糖を粉ミルクや白湯にまぜ、1日0.5g〜1gほど与えます。

 

綿棒浣腸をする

 

マッサージでも効果が得られない場合は、薬剤を使用する以外にも、お尻の穴に刺激を与えて、排便を促す方法があります。

 

綿棒浣腸のやり方
  1. 綿棒にベビーオイルかワセリンをつけ、まず肛門をつついて、刺激を与えます。
  2. 綿棒の先端部分がお尻の穴に隠れるくらいに差し込み、円を描くように刺激します。

綿棒を奥まで入れ過ぎないように注意しましょう。

 

かおり
これだけでウンチをする赤ちゃんもいます。

 

綿棒浣腸は効果が出るのが早いため、している最中にウンチをし始めるケースも多々あります。

 

始める際は、おむつシートやタオルなど、汚れてもいいように周りの環境を整えてから始めましょう。

 

大人の便秘とは違う赤ちゃんの便秘の原因

便秘とは、本来体外に排出すべき糞便を、十分かつ快適に排出できない状態をいいます。

 

実は赤ちゃんの便秘の原因は、少し違うもの。

大人は食生活や精神的な要因が大きいのに対し、赤ちゃんは腸の機能が未熟なために便秘になる事が多くあります。

赤ちゃんの排便ペースには個人差がありますので、単純に何日間出ないから便秘と決められるわけではありません。

かおり
普段の排便回数や頻度と比べて判断する事が大切ですね

 

便秘を疑う赤ちゃんのサイン

赤ちゃんの便秘がわかるサインはこんなにもあります。

便秘のサイン
  • いつもよりウンチの回数が減っている
  • 下腹部がいつもより張っている、固い
  • ウンチが固い
  • ウンチが少量
  • 母乳やミルクを飲みたがらない、飲んでもすぐに吐いてしまう
  • ウンチをしようとする傾向が見られるのに痛がったり、泣いたりする
  • オナラがいつもより臭い
  • 赤ちゃんの機嫌が悪い

お子さんの様子をよく観察してみてください。

あてはまるものが数個あれば、離乳食メニューを見直したり、水分を多く取らせたり対策をとりましょう。

 

赤ちゃんが便秘になりやすい時期

赤ちゃんには便秘になりやすい時期があります。

 

腸の動きが弱い新生児期

ほとんどの時間を眠っているか、仰向けでいる新生児期は、腸の動きが弱く便秘になりやすい時期です。

母乳を飲む赤ちゃんより、ミルクを飲む赤ちゃんの方が便秘になりやすい傾向にあります。

 

【ウンチをためることが可能になる生後2ヶ月頃】

 

だんだんと消化器官が発達してきて、お腹の中にウンチをためられるようになり、一部の赤ちゃんは便秘の症状を起こしやすくなります。

 

私の息子が生後2か月を迎えたある日のこと。

様子を見ると、顔を真っ赤にし、手ではグーを作り全身に力が入っている様子‥

普段と違う様子に私は驚き、息子の体を観察し、原因を調べました。

オムツを変えてみるとコロコロしたウサギのようなウンチが一つ‥

恐らく息子はウンチが硬いために、体に力を入れて気張っていたのでしょう。

生後二か月を超え息子の便秘が始まった日の出来事です。

今までは順調だった排便が、急に便秘がちになることもあります。

 

水分不足になりやすい離乳食を始めた頃

固形物を食べるようになると、ウンチも新生児の頃に比べると固まりやすく、いきむ力がまだ足りないことにより便秘がちになります。

また、ミルクを飲む量が減るため、水分不足になりやすいです。

かおり

水分不足になり便が固くなることもあります。

 

成長により変化する赤ちゃんのウンチ

赤ちゃんのウンチの「成分、形状、色、出る頻度」は成長によって変化していきます。

 

【羊水が含まれている新生児〜生後3ヶ月頃の便】

赤ちゃんはお腹の中で羊水を飲み込んでいます。その羊水のウンチは黒緑色で粘り気があり、「胎便」と言います。

 

生後2〜4日目頃から母乳を飲み始めると、黒緑色から少しずつ黄色味のあるウンチに変わっていきます。

 

母乳を十分に飲むようになると黄色く顆粒状のウンチが1日に何度も出るようになります。

 

【頻度が少なくなる生後3ヶ月〜6ヶ月の便】

生後3ヶ月頃から、腸内では、かなりの水分が吸収されるようになり、ウンチは水気の少ないドロドロ、ベタベタした感じの軟便に変わっていきます。

 

色は、黄色、茶色、緑色などさまざまです。1日に2〜3回と頻度も少なくなり、赤ちゃんによっては4〜5日に1回の子もいます。

 

ウンチの色は、胆汁に含まれる色素によるものなので、腸内に長く停滞していたり、空気に触れると酸化して緑っぽい色に変化します。

 

なので、回数が少ない子の場合濃い緑色のウンチが出る事がありますが、心配はいりません

 

かおり
また、離乳食が始まると一時的にウンチが柔らかくなったり、出にくくなる事があります。

茶色っぽいウンチになり、更に硬く臭いも大人のように強くなっていきます。

 

【大人の便のようになる生後7ヶ月〜の便】

離乳食も中期〜後期にさしかかる頃で、ウンチもさらに固くなってきて、色も茶色く大人の便に似てきます。

 

前日に食べた物や量によって、ウンチの頻度固さなどが異なってきます。

 

その子によって便の出る頻度が一定になってきますので、急に便が緩くなったり、固くなったりした場合は、便秘や下痢が疑われます。

 

排便回数の目安

排便回数の大まかな目安をご紹介します。

生後1週間の新生児 1日平均4回
母乳栄養児の場合 1日平均3回
人工乳栄養児の場合 1日平均2回
生後6〜12ヶ月 1日平均1.8回
1〜3歳 平均1.4回
3歳以上 平均1.0回

 

排便回数は、授乳法により異なったり、成長するにつれ少なくなってきます。

 

おわりに

赤ちゃんは言葉で訴えられない、自分で対処出来ない分、大人が異変に気付き、対処していってあげる事が必要になりますよね。

便は生まれてから変化しやすいため、注意深く観察したいところ。

ひどい便秘にはお医者さんの力が必要なこともありますが、普段の生活に取り入れられる便秘解消法もあります。

 

今回まとめた事を参考にして少しでもでも知識を付けていただけたら嬉しいです。

子育てを安心して楽しく行うことができますように。

 

 

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