働きながらの育児ってたいへんですよね。
「夫は外で働き、妻は家庭を守る」というのは、昔の話。
今は共働きの世帯が多いようです。
共働きといっても、なぜか家事と子育ては女性が中心。
仕事が終わって、子供の寝かしつけまで…家事と育児に追われて、自分の時間がない方は多いのではないでしょうか?
いつのまにか自分の体調が悪いのに気づかないまま過ごしていませんか?
眠れない、食欲がない、趣味が楽しく感じない…それってうつ病の黄色信号かもしれません!
赤信号で倒れるまえに、うつ病を理解して予防しましょう。
目次
不眠や食欲低下はうつのサインかも
毎日仕事から帰って、子育てに積み重なる家事、体が疲れ果てていませんか?
更に、仕事の人間関係でのトラブルや、他の悩みがあると精神的にも参ってしまいますよね。
疲れているだけと思わないで
なんか体調が悪いな•••
なんだかやる気がおきないな•••
そんなことが続いていませんか?

うつ病ってよく耳にはしますが、どんな症状なのでしょうか?
うつ病は、一言で説明するのはたいへん難しい病気ですが、脳のエネルギーが欠乏した状態であり、それによって憂うつな気分やさまざまな意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続くだけでなく、さまざまな身体的な自覚症状を伴うことも珍しくありません。
引用:こころの耳 厚生労働省
つまり、心も身体も疲れてしまう事なんですね。
ただの疲れと思っていたらうつ病だったという可能性もあります。
医療機関でも2週間不眠が続いたらうつ病のサインと言っていますので、受診する際の目安にしてみてくださいね。
うつ病は誰にでもなる可能性がある
私の友人がうつ病になった時の話です。
彼女は、明るく仕事も大好きのバリバリのキャリアウーマンでした。
30代で結婚と出産、産後は仕事復帰し、子供が小学生を境に引っ越しました。
しかし、その途端に調子が悪くなってきたそうです。
主な症状は
- 夜眠れない日が続く
- 人に会いたくなくなり、家にひきこもるようになる
- 家事ができなくなる
大好きだった料理も、しようとすると涙が出てきて、できなくなったようです。
彼女の性格はとても几帳面な性格でした。
手帳や、カレンダーにはびっしり予定が書いてあり、
人にとても気を使う性格でもありました。
それだけが、原因ではないですが
仕事のストレスや、育児のストレス…も積み重なり、病院へ行ったらうつ病と診断されたそうです。
彼女からうつ病の話を聞いた時、「あんなに明るかった彼女がうつ病になるなんて」と驚いたと同時に、「もしかしたら自分もなる可能性があるのかも」と思って怖くなりました。

うつ病は決して他人事ではありません。
産後うつという言葉があるように、子育て中の女性は体力的にも精神的にも大変なことが多く、うつ病になる人が多いのです。
うつ病にならないために
働きながらの、子育てって本当に大変ですよね。
- 仕事が終わりの保育園の迎え
- 家に帰宅後ご飯準備
- 子供をお風呂に入れて、寝かしつけ
などなど…やっと終わったと思ったら、もう寝る時間⁈
寝る時間を削ってまで、頑張っていませんか?
睡眠不足は最悪を招く
何がなんでも、睡眠時間は確保しましょう!
「疲れたな…」
と、感じたらたくさん寝るように心掛けます。
仕事で使ったエネルギーは、睡眠で回復するのが1番です。
「何時までには、就寝する!」と、決めて子育てや家事に区切りをつけましょう。
睡眠不足が続くとうつ以外にもこんなことが起きます。
- ストレス増加
- 集中力の低下
- 新陳代謝の低下
子育てにも仕事にも悪影響が出そうですね。
私も産後の仕事復帰直後は、仕事も家事も頑張らなくちゃと睡眠不足が続いてしまいました。
そのせいでイライラすることが多くなり、夫と喧嘩してしまったり、子供にもゆとりを持って接することができなくなり、怒鳴ってしまうこともありました。
イライラする自分が嫌になりそうでしたが、だんだん手を抜くポイントがわかってきて睡眠が取れるようになると「あの時のイライラは睡眠不足が原因だったのか!」と、理解できるようになりました。
なので今は、疲れた時は子供と一緒に寝落ちしてしまうこともあります。

仕事も家事もほどほどに、睡眠不足を解消しうつ予防につなげましょう!
手を抜くことも大切
うつ病になりやすい人の特徴はこんな人と言われています。
- 几帳面な人
- 完璧主義な人
- 仕事熱心は人
そうです。どれも、真面目でいい人なんです!
職場では、仕事を頼まれれば、断れない…。休日を返上して仕事…。
そんな仕事熱心な方がうつ病を引き起こします。
休日は、休むことも仕事です。
そして、自分なりのストレス解消法を探すのがいいと思います。
何事も真面目に考えずに「なんとかなるさ」精神で過ごしていきましょう。
一人で抱え込まないで
何をしても、寝つきが悪かったり、仕事に行くのも辛くなってきたら、早めに病院に受診をしましょう。
相談する場所はたくさんあります
病院には行きづらい場合は、家族や、職場の頼れる上司に相談しましょう。
1人で抱え込まずに、周囲の人に頼ることが大切です。
職場によってはカウンセラーや、産業医を設けている会社もあります。
しかし、社内の相談窓口ではプライバシーの面が心配という場合や、足が運ぶ気持ちになれない時もありますよね。そんな時は電話での相談もあります。
主なものだと職業安定所の電話相談や厚生労働省が実施している「こころの耳電話相談窓口」があります。
働く人の「こころの耳電話相談」では、全国の労働者の皆様やその家族、企業の人事労務担当者の方々からのご相談を電話でお受けいたします。メンタルヘルス不調や、2015年12月から新たに実施されたストレスチェック制度、過重労働による健康障害の防止対策などについての困りごと、お悩みなどをご相談ください。
引用:厚生労働省 こころの耳
混み合ってる時があるようなので、余裕を持って電話しましょう。

周りのサポートも大事
うつ病と診断された場合は、周りの理解とサポートが必須となってきます。
体や脳が疲れ果ててしまっているので、体を休ませる事が大切です。
夫はもちろん自分の親や、夫の親にも理解が必要です。
家事や、子育てをこなすのが困難な病気ですので、どうしても家で休んでいる事が多くなります。
周りが病気を理解してないと、
「ゴロゴロばかりして…」
「怠けてばかりで!」
と、思ってしまうと思いますが、充分に病気を理解してもらい、
温かい目で見守ってもらいましょう。
また、病気だと分かると家族がついつい気合が入りすぎて、
「頑張れ!」「頑張って治そう」という言葉をかけてくると思います。
うつ病の方には聞きたくない言葉ですよね。

なので家族には、一緒に病院の受診について来てもらうのもおススメです。
焦らずゆっくり、病気と付き合ってもらうようにサポートしてもらいましょう。
まとめ
子供と接する時間は量より質が大事だと思います。
働いてる時間が長いからと、無理に子供と遊ぼうとして、自分の精神を削るようになってしまえば心が疲れてしまいます。
ママさん達が働いて頑張っている事も、お子さん達に届いているはずです。
疲れたら、休んでコツコツ育児を続けましょう。
突然ですが
今、おしゃれできていますか?
私は子供が生まれてからというもの、まったくおしゃれができなくなりました。
子育てが忙しく毎日、同じ洋服を着て出社をしていました。そんなある日、職場の若い女の子に
「毎日同じ洋服で楽そうですね、でも私はそこまで女を捨てられません」
なんて言われる始末。子育てが忙しいからおしゃれなんて無理…そう思っていました。
しかし!
ものすごい簡単におしゃれができてしまう方法があったんです!
この方法ならお金も節約できるし、おしゃれも楽しめるし一石二鳥、いやそれ以上です。私はこの方法に出会ったおかげで毎日おしゃれを楽しんでいます。
職場でも「おしゃれですね!」って言われて最高に嬉しいです。