子供の間でもお金の貸し借りがあるって知っていましたか?
小学校では子供同士のお金の貸し借りは禁止されていますが、実際にはお金の貸し借りをしているという子供も少なくありません。
「なんでお金の貸し借りをしちゃいけないの?」と子供に聞かれたときに、答えられないのでは親の面目丸つぶれ。
なぜ子供同士のお金の貸し借りをしてはいけないのか、親である私たちが理解することで子供にもきちんと話すことができます。
そこで今回は、お金の貸し借りについて、避けるべき理由や対処法を見ていきましょう。
目次
お金の貸し借りはトラブルの元

お金の貸し借りは、大人同士でもトラブルが起きやすいですよね。
子供同士のお金の貸し借りなら、尚更トラブルが起きやすいのではないでしょうか。
「お金を貸したのに返ってこない」
「200円貸したのに、150円しか返ってこない」
「絶対に貸したのに、借りてないって言われた」
子供のお金の貸し借りには、このような言葉がつきもの。
相手に悪気があってもなくても、貸したほうとしては気持ちがいいものではありませんよね。
また、お金の貸し借りが原因でいじめにまで発展してしまうこともあります。
自分の子供がそのいじめに関係していたら、と考えるとやはり嫌ですよね。
そもそも小学校では、子供同士のお金の貸し借りは禁止にされていることがほとんどです。
返した、返してもらってない、というトラブルやお金でつながった関係になるのを防ぐためなのではないかと感じています。
それなのになぜ、子どもはお金の貸し借りをしてしまうのでしょうか。
子供がお金の貸し借りをする理由

学校でも禁止されているお金の貸し借り。
なぜ、子どもたちはやってしまうのでしょうか。
お金の価値が分かっていない
お金の貸し借りをしてしまう理由で、一番多いのは、やはりお金の価値が分からないということではないでしょうか。
お金が無くなったら、またお小遣いをもらえばいいと思っている子も多いのかもしれません。

小さな額だから大丈夫、大きな額だから貸しちゃいけないといったことではありませんよね。
お父さんとお母さんが、一生懸命働いてもらっているお金であることを、きちんと子供にも理解してもらうことが大切です。
そして、一生懸命働いて得たお金を無駄に使ってはいけないということも一緒に教えていきたいですね。
みんなの仲間に入りたい
子供に多く見られるのが、周りと一緒がいいという気持ち。
みんながお金の貸し借りをしているから、自分も同じようにやってみたいと思ってお金の貸し借りをしてしまう子も結構いますよね。
また、空気を読んでお金の貸し借りをしてしまう子もいます。
例えば、塾のお昼休憩の時にお弁当を持ってこなかった、お金も持ってきていない!なんて子がいたとします。
親からすると、先生に相談すればいいのでは?
とパッと思いつきますよね。
でも、子どもによっては先生と話すのが苦手な子もいますよね。
そんな友達が身近にいた時、子どもはどうするのでしょうか。
自分がお金を持っていたら、いいよって貸してしまうんですよね。
もちろん、人に親切にする行為は悪いことではありません。
でもお金が絡む場合、そして近くに大人がいる場合は大人に相談するべきですよね。
先ほどと同じ結論になってしまいますが、お金の価値をきちんと子供自身が理解することで、周りに合わせてお金の貸し借りをするということはなくなるでしょう。
お金の貸し借りによって失うものを考える

子供にお金の貸し借りをするときには、貸し借りによって失うものを伝えてあげるといいかもしれません。
お金を貸し借りすることによって失うものはどのようなものでしょうか。
失ってしまう大きなものとしては、友人、信頼関係、お金、時間が挙げられるでしょう。
私自身も、過去に友人にお金を貸した事もありますが…いまだに返ってきてはいません。
何度か返してほしいといったことはありましたが、言っても埒があかず、最終的には縁を切ることになりました。
返してほしいと催促するにも、時間も手間も掛かってしまいます。

何年、何十年と掛けて積み上げてきた信頼も、お金の貸し借りにより簡単に失われてしまうことも多くあります。
中には、たかが1000円、たかが10000円と思う方もいるかもしれませんが、問題なのは貸し借りしたお金の額ではありません。
人として、信頼の問題ですよね。
信頼を築くには、膨大な時間が掛かりますが、失うのは一瞬です。たった1円の貸し借りでも、信頼を失うには十分なきっかけになります。
どんなに親しい友人であっても、お金の貸し借りが絡むと特に、簡単に信頼を失うことになってしまいます。
このことをきちんと、子どもには伝えていきたいですね。
それでもお金を貸すことになったら…
お金を貸すときによく言われるのが「貸すのではなく、あげたものだと思え」ということです。
お金を貸しても、ほとんど返ってきません。特に友人同士だと曖昧なままになってしまっても、〇〇円しか借りてないから大丈夫、となってしまいがち。
もし確実に返してもらいたい時は大人の場合は、借用書、公正証書のどちらかを作成した上で貸す事がすすめられています。
でも、子供同士のお金の貸し借りでそこまでするのは‥‥と思いますよね。
ですから、貸したら返ってこないのが当たり前、返ってきたらラッキーだと思うように教えておくのが賢明です。
親子での貸し借りで勉強

親子間でのお金の貸し借りは、結構ありますよね。
「今日財布持ってきてないから、帰ったら返す!だから出して!」
なんてこと、我が家は結構あります(笑)
ただこれも賛否両論ありますよね。
甘やかすことになるから貸さない、なんてご家庭ももちろんあるんでしょう。
どっちが良くてどっちが悪いということはありません。
もし、親子間でのお金の貸し借りがあるという場合は、お金の仕組みや資産運用を学ぶ一環として行うのもおすすめ。
ただ欲望のために欲しいものを買うお金を貸すのではなく、そのお金を使う事の意味や使った後の事を考える習慣を作れるように、一緒に考えてあげましょう。
学校の勉強ももちろん大切ですが、お金の考え方は学校では学ばないのに生きていくうえで必要なもの。
学校で学ばないことは、親がきちんと教えていきたいですよね。
高校生になると、アルバイトも出来て自分で稼ぐ事も出来る様になります。
ですから、その前に子供が小さいうちから教えておくと良いかもしれませんね。
簡単にできるお金の教育法
子供に資産運用を教えるといっても、難しいですよね。
私自身も若いころは、お金に対しての考え方が甘かったと自分でも思います。
歳を重ねて、株やFXなどを調べていてようやく、買い物をする時に考えたりリスク管理を考えるようになりました。
正直、子どもの頃から知っていたかった考え方でした(笑)
そこで、今からできるお金に関する教育を考えてみました。
・お小遣いをあげっぱなしにしない
お小遣い帳を付けさせるのがベスト。
月1で一緒にチェックし、話し合えるのがいいですね。
・どこまでの範囲なのか線引きをする
文房具は自分で買うのか、親が買うのかなどの線引きをきちんとしましょう。
・お小遣いの使い道に口を出さない
あげたお小遣いの使い方には親は口を出さないこと。
難しいけれど、自分で経験することで覚えることもあります。
出来ることから子供に教えることで、子ども同士のお金の貸し借りはなくなるでしょう。
そして、子供の将来のためにもなりますよね。
最後に
お金の貸し借りは、なかなか時間を取って子供に教えるということはあまりないかもしれません。
しかし、お金の知識は一生の宝。
きちんと、子どもにも伝えて理解させる事が重要です。
お金の貸し借りについてや、お金そのものについて学ぶことで、子供が将来不要な借金で苦労することがなくなるかもしれません。
子供の将来のために、お金の貸し借りについて子供と話し合ってみてください。
自分の為ではなく、子供の為に本当に必要な物は何かを考えられるといいですね。
突然ですが
今、おしゃれできていますか?
私は子供が生まれてからというもの、まったくおしゃれができなくなりました。
子育てが忙しく毎日、同じ洋服を着て出社をしていました。そんなある日、職場の若い女の子に
「毎日同じ洋服で楽そうですね、でも私はそこまで女を捨てられません」
なんて言われる始末。子育てが忙しいからおしゃれなんて無理…そう思っていました。
しかし!
ものすごい簡単におしゃれができてしまう方法があったんです!
この方法ならお金も節約できるし、おしゃれも楽しめるし一石二鳥、いやそれ以上です。私はこの方法に出会ったおかげで毎日おしゃれを楽しんでいます。
職場でも「おしゃれですね!」って言われて最高に嬉しいです。