子供1人を育てるのに必要なお金ってどのくらいなの?調べてみよう!

子育て中のみなさま、突然ですが「貯金」できてますか?

私は通帳の残高を確認するのが怖いくらい、貯金するのが苦手です…。
将来何かあった時、それ以前に子供が小学校、中学校と進学していけるのかですら不安なほどです。

今のところは支払いが滞ることもないし…大丈夫じゃない??

そうは思っていても、実際にどのくらい必要なのか、今まではっきりと考えたことがありませんでした。
恐ろしい程の出費になるかも…と怖くて避けてきたような気もします。

このままでは、いざ子供が進学する!という時に、お金が無くてどうしようもない…ということにもなりかねません。

『〇〇高校を受験したかったのに…』
『推薦一択しか道がないなんて…』

なんて、可愛い我が子に辛い思いをさせたくありませんよね。
そこで今回は、数字の苦手な私がじっくり調べてみたことをご紹介したいと思います。

義務教育~高等学校の費用について

まずは幼稚園(保育園)~高等学校まで、入園入学にかかる費用から在学中にいくらかかるかを調べてみました。

公立の場合

公立の場合「平成30年度 子供の学習費調査結果」(文部科学省)を元にグラフを作成(単位:円)

学校教育費 学校外活動費
  • 授業料
  • 修学旅行・遠足・見学費
  • 学級・児童会・生徒会費
  • PTA会費
  • その他の学校納付金
  • 寄附金
  • 教科書費・教科書以外の図書費
  • 学用品・実験実習材料費
  • 教科外活動費
  • 通学費
  • 制服
  • 補助学習費
    家庭内学習費(物品費、図書費)
    家庭教師費等
    学習塾費
    その他
  • その他の学校外活動費
    体験活動・地域活動
    芸術文化活動(月謝等、その他)

こちらは、幼稚園から高等学校までをすべて公立に入れた場合の費用です。

2019年10月から開始された、幼稚園・保育園・認定こども園等の無償化で、「学校教育費」の部分は軽減されますが、入園料・制服代金・スクールバス代など、おおよそ月1万円前後の出費があるようです。

幼稚園・保育園などは1年で約10万円程かかるとして3年間、小学校が6年間、中学・高校は3年間で計算すると…
3年保育で総額507万円!
小学生ごろから、習い事や塾などに出費がかさんでいくようですね。

私立の場合

私立の場合「平成30年度 子供の学習費調査結果」(文部科学省)を元にグラフを作成(単位:円)

3年保育で総額1695万円どーんと跳ね上がり、公立と比べて3倍以上です!
全て私立に行かせられる余裕はないかも知れませんが、自宅の立地条件や、子供の進学希望によっては入園入学の可能性も充分あり得ます。

場合によっては入学に合わせての引っ越し…もあり得る話です。
また、中学受験を考えた小学生の塾通いも多いようです。

見落としがちな費用

この数字はあくまでも平均額の推計なので、上記の費用を上回る可能性はまだまだあります。
制服や体操服の洗い替えや買い替えであったり、学校(幼稚園)の指定用品などには消耗品もあるでしょう。

中学校以降になると、制服・体操着と指定用品の値段がより高くなる傾向があります。

制服が有名ブランドのもので10万円超え…という話を聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、部活を入りなおした場合の道具購入費や、自転車通学で壊してしまった自転車の購入費などなど、場合によっては上記の費用を上回ってくるでしょう。

かおり
予め分かっている費用の他にも、地味~に出費が…
データはあくまでも平均額…余裕をもっておくことが大切ですね。

ちなみに、私は幼稚園が私立、小学校~高校が公立だったので…約582万円!
改めて考えると600万円って凄い大金ですよね…!

しかし…恐ろしいことに、更に出費は続くのです…。

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大学進学の費用について

大学へ進学するとなると、かかる費用が更に変わってきます。

・県外へ出て一人、または寮生活
・医大に進学
・海外留学     などなど…

この頃には大人一歩手前の我が子。
自分の進路が考えられる年齢にはなっているでしょうが、親からの金銭的支援が必要な場合もあり、可能であれば助けてあげたいですよね。

学生の生活費は?

受験の波を突破した我が子…生活していくのに、どのくらいの費用が必要なのでしょうか?

1年間の学生生活費独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の「学生生活調査」を元にグラフ作成(単位:円)

これは、平成28年11月に実施された調査結果です。

授業料などは奨学金制度の利用で、ある程度援助を受けられる可能性はありますが、
『その後の返還が大変そうで断念した…』という学生も数多くいます。

かおり
私もなんとか自力で返済を終えましたが…かなり負担に感じました…

また、生活費に関しては日々の勉強とは別に、アルバイトなどをして稼いでいかなければなりません。
学生の本分は勉強!ということで親の援助が必要になってくるかも知れませんね。

仕送りの金額は収入次第!?

日本学生支援機構(JASSO)の「学生生活調査」によると、昼間部の大学生は月に約10万円仕送りをもらっているのに対し、医大や歯科医などの博士課程の学生は月に約3万円でした。

学生の収入状況独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の「学生生活調査」を元にグラフ作成(単位:円)

かおり
えっ?医大生は勉強も忙しいだろうし、もっと仕送りがいるんじゃないの?

これには学生の収入の差があるようです。

博士課程の学生ですと、学術振興会の特別研究員になって定職についたり、修士課程の学生なら各学会から給与として奨学金が受け取れる仕組みもあります。

また、博士・修士課程の学生にはティーチングアシスタント(TA)や、リサーチアシスタント(RA)というアルバイトのような仕事もあり、どちらも収入源となっているようです。

このように、在学中も収入がある場合もあるため、家からの仕送りが少なくても、自立できる学生が多いのでしょう。

自分の子供がどのような進路につき、どのような学生生活を送るかによって、仕送りの額も変わってくるということですね。

学校以外の費用

これまで、学校に関する費用についてご紹介してきましたが、子供を育てるのに必要なお金はそれだけではありません。

乳幼児期を終えると定期健診など医療機関にかかる費用もありますし、
病気・事故など、突発的なアクシデントに見舞われ、長期入院・通院する可能性もあります。

また、キャンプや旅行といったレジャー関係、誕生日のプレゼントでも必要ですね。

かおり
あ、あとはサンタさんへのお礼とか…?

楽しい思い出作りにもなるイベントを費用に換算したくないような気もしますが、何をするにも先立つものがいります。

かおり
我が家の長男坊は誕生日にお高めのゲーム機を欲しがってましたし…(笑)

備えがあればなんとやら。
何が起きても大丈夫!とまでは言えずとも、お金はしっかり貯蓄しておくに越したことはありませんね!

お金についての考え方、貯められるようになるには…のHOW TOがつまったこちらの記事も、是非ご一読ください。

まとめ

子供1人を育てるのに必要なお金についてご紹介してきましたが、我が子がこれからどういった歩みをしていき、どんな将来を望むのか、それによってかかる費用が変わってくる為、一概にこれだけ必要!と断言できない部分があります。

小さなお子様をお持ちの方は、今はまだ分からない事ばかりで不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、子供の要望にこたえてあげたい!そう思うのが親というもの。

先の不安を案じてばかりでは疲れてしまうかもしれませんが、必要な費用をある程度シミュレーションしておくことはとても大切なことだと思います。

今回のお話で、ひとつでもあなたの不安要素を消すことが出来ていれば幸いです。

突然ですが

今、おしゃれできていますか?

私は子供が生まれてからというもの、まったくおしゃれができなくなりました。
子育てが忙しく毎日、同じ洋服を着て出社をしていました。

そんなある日、職場の若い女の子に
「毎日同じ洋服で楽そうですね、でも私はそこまで女を捨てられません」
なんて言われる始末。

子育てが忙しいからおしゃれなんて無理そう思っていました。

しかし!

ものすごい簡単におしゃれができてしまう方法があったんです!
この方法ならお金も節約できるし、おしゃれも楽しめるし一石二鳥、いやそれ以上です。

私はこの方法に出会ったおかげで毎日おしゃれを楽しんでいます。
職場でも「おしゃれですね!」って言われて最高に嬉しいです。

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