お子さんと一緒の休日、どんなふうに過ごしていますか?
遊園地、動物園、ゲームセンター・・・
子供たちの要望通りに過ごしてしまったら、親の体力もお金も持ちませんよね。
でも、家で何もせずに過ごすのも親子ともに厳しい!
節約できて親子でハッピーに過ごせる方法を知りたい!
一緒に遊びながら、ついでに知育もできたらいいな!
そこで『一か月のお出かけ代5000円』を目指している私が、おススメしたい休日の過ごし方をご紹介します。
自分が体を休めたい休日に子供に付き合うママのモチベーションが下がらないように(笑)、『わが家でやってみてよかったと思ったポイント』もお伝えしていますよ。
どうぞご覧ください。
目次
廃材を使って工作してみよう!

段ボールやプリンや卵の空き容器、お菓子の空き箱など、本来捨てるもの(廃材)を使って、工作をしましょう。
幼稚園や保育園に通っているお子さんは、経験があるかもしれませんね。
『いつも園でやってきてるから、やらなくてもいいよ』と思われる方もいるかもしれません。
しかし、大人が楽しんで工作する様子を見て、子供の創造力に火をつけるきっかけにもなると思いますよ。
そこで、空き箱で迷路を作って、スーパーボールでゴールまで行くというおもちゃを一緒に作ったところ、次からは箱を使ったゲームを作ってきたのです!
親からすると『どう遊ぶの・・?』というものでしたが(笑)
廃材に対して新たな視点を持てたのは、大きな成長ですよね。
その後も、工作で特別すごいものを作ってきたというわけではありません。
でも以前と違い、作ったものに対してのストーリーを話したり、使い方を説明したりと、ただ捨てるだと得られないプレゼンテーション能力もついてきたかなと嬉しくなりました。
楽しく過ごせるポイントとしては、基本的には、子供に自由にやらせることです。
つい、『こっちのほうが綺麗にできる』『こうしたほうがいい』とアドバイスしてしまいがちですが、そうすると子供は反発するか、やる気をなくすかのどちらかになってしまいがち。
親は親で作っていたら子供のほうから寄ってきた、という形にすることで、いずれ子供が一人でも考えられるようになっていきますよ。

手を動かすことは脳の発達にもいいと言いますし、物に対して単一(これはゴミだ)でなく、複数(これはゴミだけど、こんな風にもこんな風にも使える)の視点で見られるようになります。
大人になってからも、ものの味方に多様性を持たせられることにも繋がるのではないかと思っています。
1.食品トレーを使った工作
家庭にある廃材で工作しよう!食品トレーの工作アイデア集
作って終わりではなく、その後の遊び方まで載っているのがいいですね!
2.ノージーのひらめき工房から
ひらめきミュージアム
お友達が作った作品が載っています。ほかの子の作品を見て、インスピレーションが湧くかもしれません。
3.保育士の転職キャリアサポートを行う保育士くらぶより
【製作】廃材をつかった年齢別手作りおもちゃ講座
手作りおもちゃに必要な材料から、年代別におススメの廃材おもちゃまで載っています。
コスパの良い折り紙で遊ぼう!

日本人ならではの遊び、おりがみです。
『こんなので一日過ごせないよ!』という声が聞こえてきそうですが、コストパフォーマンスを考えたら、おりがみへの目が変わるかもしれませんよ。

その理由をご紹介しますね。
おりがみのいいところ
・1枚≒1円
まずは、とにかく安いことです。100均に行けば、100枚入りの折り紙が売っていますよね。
また、カラーバリエーションも両面カラーなど種類も豊富なので、お子さん自身が好きな色を選ぶことができます。
・どこでもできる
おり方を覚えてしまえば、紙一枚でどこでもできます。
外国に引っ越したお友達が、自己紹介でおりがみをやったところ、みんなの人気者になれたそうです。
日本の文化をどこでも披露できるようになれますね。
・年齢問わず楽しめる
おじいちゃんおばあちゃんのところに遊びに行ったときにも、一緒に遊べます。
・手先が器用になる=脳トレ
おりがみは手先と頭をフル稼働させるため、手先を器用にさせるだけでなく、脳にもいい影響があります。
また、お子様はもちろん、老人ホームのレクリエーションなどでも、「脳トレ」として活用されていまるんですよ。
・集中力がつく
細かな作業の連続なので、集中力や忍耐力が身に付きます。
また、一生懸命やってできたときの達成感も味わえますね。
・数学的思考が身に付く
平らな正方形を折って形にしていく作業と繰り返していくと、空間認識に強くなります。
女の子は特に、空間認識が苦手な子が多いと言われています。
おりがみ遊びで自然に身に着いてくれるといいですよね。
ただ、おりがみのデメリットは、できるようになるまで時間がかかるので、嫌になってしまいがちなこと。
『もうやらない』と投げ出さないように、段階を踏んで、お子さんが作ってみたい!と思える題材を用意してあげることが大切かなと思います。
1.遊べる折り方
遊べる折り紙の折り方20選!子供のおもちゃになる折り紙作品はどう作る?
折った後も楽しめる、男の子でも楽しめそうな折り方がいっぱいです。
2.女の子が喜ぶ折り方
女の子が喜ぶ折り紙12選!簡単!キュートでかわいいメルヘンな作品の折り方
これらが作れるようになれば、お友達とのお手紙交換でも喜ばれそうですね!
youtube動画で見たものをやってみる
子供たちが大好きなyoutube。放っておけば、ずっと見ています。
あまり見てほしくないなぁと思っていますが、私の思いよりも、子供たちは自分の好きなことをするほうが、熱中して長く遊べますよね。
そこで…見るだけじゃもったいない!
実際にやってみましょう。
youtuberの方々のアイデアはすごいです!!
大量ものや危ないものは真似されると困りますが、廃材や100均のものですごいものを作るなんて言うことは挑戦できますよね。
真似しやすく、うちの子が好きなチャンネルをご紹介します。
風船で人形の水着作り
風船も今は100均で手に入りますね。
風船を伸ばす作業がありますので少しお手伝いが必要ですが、風船に絵をかいたりして、自分だけの水着が作れます。
廃材でりかちゃんの洋服づくり
お気に入りだったのに穴が開いてしまった靴下や、サイズアウトの手袋を使ってはいかがでしょうか。
裁縫用のはさみを使わないと切れにくいので、ママのお手伝いが必要ですが、目の前ですぐできるので、子供たちも大喜びです。
スライム作り
スライムは、材料次第でいろいろな感触のものが作れます!
バリエーションがたくさんありますし、上手にできるようになるまで少しコツがあるので子供同士で教えあったり、子供同士で長く遊べます。
あの触感、子供たち大好きですよね!
チャンネルを見ていると興味のありそうな、似たような動画を紹介してくれるので、1つできるようになると次もやってみたいと興味が広がっていきます。
実際にやってみることで得られたこと
youtubeを見ているだけの時は『いいな』とか『おもしろそうだな』といった視聴者の目線だったのが、実際にやってみると100均に行っても『これ、あれに使えそうだよね』と作る側の目線になれるのだなと思いました。
弟の洋服を捨てるときも『ちょっと待って、ここのところ使えないかな・・・』と考えていたり、視野が広がったように思います。
また、今は動画で何でも見られるので、自分が行ったことのないところにも行った気になれるし、体験していなくてもやったことのあるような気になってしまいますよね。
そのような錯覚により、子供たちは、なんでも簡単にできるような気になってしまうことが多いように感じます。
実際に手を動かさないと難しさがわからないですし、その難しさを知ることは、とても大事ではないかと思います。
子供が熱中できるツールこそ、実際にやってみて初めて、それを楽しんでいるということになるのではないでしょうか。
youtubeの真似をして、動画を撮ってみる

多くのご家庭が、youtubeは『見るもの』としてのツールだと思います。
でもこの間子供たちがyoutuberごっこをしているのを見て、『ビデオで撮ってみる?』と声をかけてみると、驚きながらも目をキラキラさせて『やる!』と。
実際に撮られてみると緊張感も違うようで、どの題材を使うかを考えるところから、打合せをしたり、説明の仕方を工夫したりと考えだしました。
子供って自分が出ている動画見るの、好きですよね!
本人は撮って観るのが楽しいですし、親としては、楽しい遊びの記録を残すこともできて、一石二鳥です。
動画を撮ることで得られること
物事を主観で見がちな子供たちに、客観的に見て、気づきが生まれるのがいいなと思います。

料理

平日の夕方にキッチンに来られるとありがた迷惑です(笑)
でも、お休みの日にはじゃんじゃん来てもらいましょう!
わが家では、年少のときから包丁を持たせていました。
固いものは危ないですが、バナナなど力を入れなくても切れるものなら年少さんでもできますよ。
わが家の子供たちは、料理の中の一部分を担当するより、最初から最後まで全部自分でやるほうが喜んだので、それぞれ一品ずつ作ってもらっていました。
最初に台所は危ないところだということをまず伝えなければいけないので、きちんと目を見て話を聞けないときは料理はできないと伝えています。
料理に入る前にそれを伝えないと事故につながりますし、付き合うママも大変です。
そして、夕方はできるだけ避けています。どうしても疲れてグズグズなりやすいですし、もし指を切っても病院もやっていないからです。土曜日の午前中がおススメです。
本を見たり、食べたい料理の材料を買ってきて作る、というのが最初は基本かと思いますが、私のおススメは、冷蔵庫にある材料で作ることです。
わが家の場合は、買い物に行くと子供たちが他のものに目移りして、本来の目的の料理をする気が失せてしまいました。
また、本を見ながら料理しようとすると、まず本の中身を理解させてからやらなければならないので、私が面倒になってしまいました。
『今日は果物がたくさんあるから、そのまま切ってデザートにする?それともフルーツポンチを作ってみる?』
『トマトがたくさんあるからスパゲティのトマトソースにする?それともサラダにする?』
いきなり難しいのをやりたがらないように、ある程度選択肢を絞りながら提案するのがポイントです。
そのうち、子供たちは自分で冷蔵庫を見て新しい料理を考えだしました。
長女は、お友達の家に泊まりに行かせてもらった時、冷蔵庫にあるもので簡単な料理を作ったら、お友達家族がとても喜んでくれたことが自信になったようです。
その友達も、おじいちゃんの家で長女が作った料理をふるまったら喜んでもらえた!と嬉しそうに報告してくれました。
私の実体験から、ある程度技術が追い付いてくるまでは、(おいしくてもまずくても笑)創作料理をするのが一番楽しめるのではないかと思います。
料理で得られること
- ママが楽できるようになる日が早く来る
- 食育になる
- 手先が器用になる
- 五感が鍛えられる
- 達成感が得られる
- 将来、自炊できるようになる
- 体調の自己管理にも役立つ
みんなでピクニックに行く

家で食べるといつもと同じなのに、同じものをお弁当箱に詰めて外で食べるだけで、ピクニックに大変身!
午前中一緒に料理をして、お昼を公園で食べるだけでも、スペシャルな一日になります。
最初のうちは、ママは料理の付き合いからに出かけるまででヘトヘトになってしまいますが、だんだん上手になっていきます。
自分でもできることできないこと、得意不得意がわかってくるので、無理なものには手を出そうとせず、できるもので満足できるようになると思いますよ。
ピクニックで得られたこと
- いつもの場所がスペシャルな場所になること
- 自分で作った満足感があるので、『帰ろう』と言った時に、比較的すんなり帰ってくれる
食育を兼ねて家庭菜園に挑戦!

食が細い、野菜の好き嫌いが多い、というお子さんには、家庭菜園がおススメです。
私の実家の庭で家庭菜園をしているのですが、子供たちは庭に行くのが大好きですし、成長を楽しみにしています。
キュウリやトマトを採ってそのままかじるなんてことは、食卓にお皿に入れて出したものには絶対にしませんが、採れたてを食べるおいしさを感じているのでしょうか。
お友だち家族同士で、小さい菜園を借りて野菜を育てている人たちに話を聞くと、畑の管理がイベントになって休みの日の出かけ先に困らなくなった、子供たちも野菜をよく食べるようになった、という話を聞きます。
畑を借りるのは難しいかもしれないですが、プランターで育てられる野菜を買ってきて育ててそれをお料理に、なんてとてもいいですよね!
家庭菜園で得られること
- 嫌いなものでも食べてみようかなという気持ちになる
- 食育になる
- 成長を見られるので、理科の勉強になる
- 植物を愛でられるようになる
- 虫嫌いが少しよくなる(わが家はダメでしたが・・・)
興味のある工場見学に行く

自分で企画するのでない、のっかる系でのおススメは、工場見学です。
無料で楽しめて、お土産付きの工場見学も多いんですよ。
小さいうちはつまらないものも多いと思いますが、年長さんくらいになったら食品系の工場見学は楽しめるのではないでしょうか。
2.食品系の工場見学のおススメランキングです
3.ディズニーランドより楽しい!とyahooで話題になった工場
収穫体験をしてみよう

季節の果物狩りは当然子供が喜びますが、家族で行くと出費がかさむ・・・
なので、それは年に一回のお楽しみにして、普段の休日の収穫体験は、どんぐりやまつぼっくり拾いはいかがでしょうか。
午前中にどんぐりを拾って、持って帰って煮沸して、乾かして午後は工作、なんて流れも楽しいです。
どんぐりは、穴が開いていなくても中に虫がいることがあります。
取ったまま放っておくと、中から虫が出てきてギャー!なんてことも。
それを防ぐには、煮沸したり、冷凍庫に一日入れておきます。
もしくは、水に浸して浮いているものは虫の入っている可能性大なので、捨てましょう。
処理しておけば一年中楽しめますので、『こんなに採っても困るよ~』なんて言わずに、採れるときにたくさん採ってもらいましょう!
100均のデコパーツと一緒においておけば、自分で好きなように作りますよ。
まとめ
家にあるものや100均で用意できるもの、工場見学や自然で遊べるものについてご紹介しました。
最初のうちは、親の手がないとできないので付き合うのが大変ですが、『自分でできる喜び』を得られた子は、どんどん自分でできるようになります。
だんだんと楽できるようになりますので、最初のうちは貯金をためている段階だと思って(笑)付き合ってあげるといいでしょう。
お金のかかるお出かけはたまににしておいて、普段の休日は『できるようになる喜び』を増やす日にしてはどうでしょうか。
パパママキッズの休日が、充実したものになりますように!
突然ですが
今、おしゃれできていますか?
私は子供が生まれてからというもの、まったくおしゃれができなくなりました。
子育てが忙しく毎日、同じ洋服を着て出社をしていました。そんなある日、職場の若い女の子に
「毎日同じ洋服で楽そうですね、でも私はそこまで女を捨てられません」
なんて言われる始末。子育てが忙しいからおしゃれなんて無理…そう思っていました。
しかし!
ものすごい簡単におしゃれができてしまう方法があったんです!
この方法ならお金も節約できるし、おしゃれも楽しめるし一石二鳥、いやそれ以上です。私はこの方法に出会ったおかげで毎日おしゃれを楽しんでいます。
職場でも「おしゃれですね!」って言われて最高に嬉しいです。
工作をすると、どうしても汚したりごみが出たりするので、広いスペースを確保して、下に段ボールやブルーシートを敷いてから始めると、片付けのストレスが減らせます。
せっかく子供は楽しんでいても、最後にかたづけが嫌になって怒ってしまう、なんてことありますよね。
準備が大事です!