赤ちゃんの成長の中でも、言葉の発達について気になるママは多いのではないでしょうか。
赤ちゃんっていつから話すようになるんだろう?
言葉かけに「わんわん」「まんま」などの赤ちゃん言葉は使っていいのかな?
言葉の発達が平均より遅いと心配…
など、疑問や不安は尽きないですよね。
今回は赤ちゃんの言葉の発達の目安と、言葉を促すコミュニケーション方法、赤ちゃん言葉が子供に与える影響についてお話ししていきます。
目次
赤ちゃんの言葉の発達過程を知ろう!

1歳、2歳、3歳と、赤ちゃんの言葉の能力はどんどん発達していきます。
赤ちゃんが意味のある言葉を発するようになるまでの過程について、詳しく見ていきましょう。
言葉の成長の参考にしてみてくださいね。
生後0~1ヶ月頃(新生児期)
この時期の赤ちゃんは、生理反射として無意識的に笑ったり泣いたりして声を発します。
生後2~5ヶ月頃
生後2~3ヶ月頃になると、舌を使わずに「あー」や「うー」といった母音を発する「クーイング」をし始めます。
クーイングは、音を出すことを楽しんでいるもので、発する言葉自体に意味はありません。
けれども赤ちゃんにとって会話の第一段階とも言われるので、ママは赤ちゃんの声に反応してあげましょう!
5カ月頃には離乳食などを噛むことで口まわりが鍛えられていき、「ぷー」「ばっぶー」など、子音も発するようになります。

生後6~12ヶ月頃
生後6ヶ月くらいから「あーあー」「だーだー」など、「喃語」という同じ文字を2文字以上連続した言葉を発するようになります。
最初は意味のある言葉ではありませんが、月齢が上がるにつれてママやパパへ自分の意思や意図を伝えるための声を発するようになります。
早くて生後10ヶ月頃から、欲しいものを指差しながら要求の意を込めて言葉を発するなどの行動が見られます。
1歳~1歳半頃
1歳〜1歳半頃になると、ごはんを指差して「マンマ」と言ったり、犬をみて「ワンワン」と言ったりするなど、意味のある言葉(有意味語)を話すようになります。
この時期から徐々に1語のバリエーションを増やしていきます。
1歳半~2歳頃
赤ちゃん語を含め、1語のおしゃべりが上手になった頃、「ママ、どこ?」といった2つの単語を組み合わせた言葉を発し始めます。ここから3歳くらいまで、2語、3語と増えていき、言葉の表現がどんどん広がっていきます。

赤ちゃんとのコミュニケーションで言語発達を促そう

赤ちゃんは、ママやパパとのコミュニケーションを通じて言葉の数を増やしていきます。
たくさん話しかけて言葉をインプットしてあげるだけではなく、どう話しかけるかということも重要です。
赤ちゃんとのコミュニケーションで意識したいポイントを見ていきましょう。
まずはしっかり向き合うこと
大人同士の会話でも一番大事なことですが、目線を合わせ、きちんと向き合うこと。
そして赤ちゃんが何を話しているか分からなくても、相づちをうちながら聞いてあげることも大切です。
きっと赤ちゃんも一生懸命向き合ってくれるはずです。
興味を持ったものや感じたことを代弁してあげる
赤ちゃんが見ているものについて「お花きれいだね」「あれはワンワンだよ」など言葉で説明してあげましょう。
また、ごはんの時に「まんま、おいしいね」と話したり、お散歩中に「ぽかぽかしてあったかいね」、こけて泣いているときに「痛かったね」と気持ちを代弁してあげることで、赤ちゃんはその感覚が「おいしい」「あったかい」「痛い」ものなのだと自然に理解していきます。

声色と笑顔で安心感を!
生まれてすぐの赤ちゃんは父親の低い声よりも母親の高い声によく反応すると言われています。
話しかける時は少し高めの声を意識すると興味を持ってくれるかもしれません。
また、「あ」といった短い発声にも笑顔で反応してあげましょう。
赤ちゃんは「聞いてくれている」と安心するとともに、コミュニケーションをとるのは楽しい!と感じてくれるはずです。
ゆっくり話して語尾は優しく伸ばす
聞き取りやすいように、少しゆっくりとしゃべりかけてあげましょう。
また、「ゾウさんだね~」など語尾を優しく伸ばすことも効果的なんですよ!
無理に言葉を教えない
喃語が発達してくると、しょっちゅう言い間違いもあると思います。
その時に「これはくっくじゃなく靴でしょ、言ってみて?」などと注意をすると、赤ちゃんの「楽しい」「伝えたい」という気持ちをそぐことになりかねません。
さりげなく言い直して、正しい言葉を教えてあげるようにしましょう。

赤ちゃん言葉の効果は?驚きの研究結果が!

赤ちゃんへの言葉かけをするなかで、賛否両論あるのが「赤ちゃん言葉」ではないでしょうか。
教育に熱心な方たちの間では「赤ちゃん言葉は使わない方がいい」という意見があるようですが、近年の研究では「赤ちゃん言葉は言葉の発達に良い影響を与える」という結果が出ているんですよ。
ここでは、その興味深い研究についてご紹介します。
赤ちゃん言葉に反対派の意見はこれ!
赤ちゃん言葉には、わんわん、にゃー、ねんね、たっちなどがありますよね。
このような赤ちゃん言葉を使うことに反対派の意見としては、以下のようなものがあります。
- はじめからきちんとした単語を教えた方が無駄がないのでは?
- 赤ちゃんは近くにいる人を真似ながら成長するので、正しい言葉を使うべき
- 人前で赤ちゃん言葉を使うのが恥ずかしい、照れ臭い

赤ちゃん言葉で語彙力UP?!
一方、近年の研究では、赤ちゃん言葉は発達に良い影響を与えるということが分かっています。
また、その子達の2歳時点での語彙力を調べたところ、およそ3倍の差があったと言うのです。
この結果を見ると、赤ちゃん言葉は語彙力を伸ばしてくれると考えられますね。
赤ちゃん言葉は否定的なものではなく、コミュニケーションのための一つのツールとして活用してみてはいかがでしょうか?
正直気になる!うちの子の言葉の成長は早い?遅い?
赤ちゃんの言葉の発達は個人差がとても大きいもの。
そうとは分かっていても「うちの子、周りと比べて発達が遅いみたい」と、心配になるママも多いのではないでしょうか。
ここからは、言葉の発達が遅いと心配な方へ、考えられる原因をお伝えしていきます。
言葉が出るのが遅くても焦る必要なし!
言葉を発する時期はどうしても他の子と比べてしまい、平均よりも遅いと心配になると思います。
赤ちゃんの言葉の発達には、前述のとおり大きな個人差があり、正常に発達していてもしゃべり始めるのが遅いこともあります。
言葉を発することが遅れる以外に、身体的な成長や運動機能の発達に大きな遅れがなく、身の回りの音にも反応して大人の言うことを理解していれば、3歳くらいまでは基本的に心配いらないと言われています。
言葉の発達には様々な要素が影響し合っている!
赤ちゃんの言葉の発達スピードは
- その子の体と心の発達の個性
- 咽喉部の発達の程度
- パパ・ママが子供のときの言葉の発達の傾向
- 毎日の体験
- 性格(話すことが好きか)
などによって変わると言われています。
言葉を理解していても、自分からおしゃべりするのは苦手な子もいたり、コツをつかんだ瞬間にたくさん話し出す子もいたり、なかには3歳を過ぎて急に話しはじめる子もいます。
言葉の発達は子供のペースに合わせて見守ってあげましょう。
おしゃべりが遅いと気になる場合は、遊びや話しかけ、コミュニケーションを工夫してみてくださいね。
それでも心配が拭えない時は、小児科や保健センター、地域の子育て支援センターなどで相談してみましょう。
さいごに
赤ちゃんが言葉を発し始めると、どうコミュニケーションを取ればいいのか、最初は戸惑ってしまいますよね。
しかしそんな時期も過ぎてみればあっという間なんだと思います。
一緒に遊んだり、たくさん話しかけたり、コミュニケーションを取りながら、大変だけれど一度しかない赤ちゃんとの日々を楽しんでいきたいですね。
突然ですが
今、おしゃれできていますか?
私は子供が生まれてからというもの、まったくおしゃれができなくなりました。
子育てが忙しく毎日、同じ洋服を着て出社をしていました。そんなある日、職場の若い女の子に
「毎日同じ洋服で楽そうですね、でも私はそこまで女を捨てられません」
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