私の夫は、一人暮らしの頃から洗い物をしたくなくて、紙コップで飲み物を飲んでいました。
一緒に暮らし始めて気付いたのですが、本当に、ほんっとうに洗い物が苦手な人だったのです。
その他の家事はそれなりに出来るけど、洗い物だけはとにかく絶対に嫌!
私が体調の悪い時もあるし、洗ってくれたら助かるんだけど…
でも!最近は、時々は洗ってくれるようになったんです!時々ですが(笑)
何故、夫がそんなにお皿洗いを拒否していたのか?
そして、(たまにではあるが)どうして洗ってくれるようになったのか?についてご紹介したいと思います。
皿洗いが苦手な理由(夫)

嫌々ながら皿洗いをする夫は、とにかく機嫌が悪い。普段は優しいのに、その時だけは別人です。

すると夫は言いました。
「洗剤がいつまでもいつまでも皿に付いてるみたいで、嫌!」

「いや、今の洗剤はそうでもないんやろうけど、昔の洗剤なんてすすいでもすすいでもなかなか落ちひんから、もうキリないんやで」

「いや、昔いつまでもいつまでもすすいでたから、なんかもういつまでも付いてるみたいな気がするんや」
何の呪いにかかってるんだろう。
よく分からないけれど、どうやら洗うのが嫌なのではなく、お皿に付いてる洗剤を落とすのが嫌なのだそうです。

なんて思っていました。
皿洗いが苦手な理由(世間)
とはいえ、皿洗いを苦手とするのは、何も夫だけに限った事ではありません。
世の皆様の、皿洗いが苦手な理由をまとめてみました。
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何という事でしょう。「洗剤がいつまでも皿に付いてるみたいで嫌」という意見は一つも見つかりませんでした。

皿洗いだけは嫌
普段は優しい夫。仕事も大変そうなのにグチも言わず、私と息子を養う為に頑張って働いてくれています。
まだ付き合っていた頃、夫の一人暮らしのマンションに遊びに行くと、男の人の一人暮らしの割には綺麗にしてるなぁと感心していました。
部屋も片付いていたし、トイレも汚れてない。なんなら時々、部屋に入ると塩素のにおいがしました。お風呂場を時々、塩素で洗うと言っていました。
しかし夫には、私には到底理解出来ない行動がありました。
- 洗い物はしたくないからと飲み物はいつも紙コップ。
- しかも勿体ないからと一度使った位では捨てない。
- もう紙コップがぐにゃぐにゃになる位まで使う。

綺麗好きなのにそこはいいのかい?
そして今でも忘れない。あの頃私は妊婦だった。
どうしてなのか分からないけれど、私は妊娠中、背中の左側が痛かった。
理由は本当に分からないのだけれど、立っていても座っていても痛い。ジワジワと嫌~な感じの痛さにほとほと参っていました。
立っていても痛いので、食後の皿洗いもとても辛い。私が痛みに耐えながら、ため息をつきながら洗っていると、見るに見かねた夫が「俺が洗おうか?」と言ってくれました。
言ってくれた割には嫌そうでした。
洗ってはくれたんですが、嫌そうでした。

普段の夫は良い人なんですよ!
- 私のつまらない話なんかも特に嫌な顔もせず聞いてくれる(聞き流しているとも言う)。
- 誕生日やクリスマスには今でもプレゼントをくれる。
- 私がたまには友達と飲みに行きたいと言っても、「息子は俺が見てるから行ってきなよ」と言ってくれる。
本当に良い人なのです。なのに、皿洗いの時の人の変わり様には驚きです。

皿洗いをしている最中の夫には話しかけられない。普段優しい人が機嫌悪いと何か怖い。本当怖い。
人が変わる程の嫌がりっぷり。

夫が洗うようになったきっかけ

そんな皿洗い嫌いの夫ですが、洗うようになったんです!とはいえ、私が夫に洗ってくれるよう頼んだ訳ではありません。
ここから少し、お恥ずかしい話をします。
息子が生まれてから、仕事の忙しい夫はあまり育児に参加出来ない為、私はほぼワンオペ育児で頑張ってきました。
「ワンオペレーション」の略で、主にコンビニや飲食店で、深夜の人手が不足する時間帯に1人の従業員が全ての仕事をこなす状況の事を意味する和製英語です。
1人で全てを行う過酷な状況に近い事から、夫の単身赴任や残業等の理由で夫婦のどちらか一方に家事や育児の負担がかかっている状態のことをいいます。
食事もお風呂も寝る時も、ずっと息子と一緒。私一人で家事も育児も全てやらなければなりません。
いくら息子の事が好きでも、自分の事は何も出来ない、息子優先の日々。
これが続くと、人間おかしくなります。
もしかしたら、私が弱いだけかもしれません。
もっと育児を楽しんでいる人たちもいるのでしょうけど、私は息子と離れたくて、でも現実それは無理で、どうしようもなくてイライラしていました。
ところで少し話は逸れますが、「休日は夫がいるならワンオペとはいえない。平日は夫は仕事してるのだから、一人で家事育児をするのは当たり前」
などという意見があるのをご存じでしょうか。私は初めてこれを耳にした時は本当に驚きました。
子育てをしている状況というものは家庭によって全く異なります。
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などなど、家庭が抱えている問題はそれぞれ違います。
分かってもらえないかもしれませんが、私は甘えとか、誰よりも私の方が大変だとか、そんな事を言いたいが為にワンオペという言葉を使っている訳ではありません。

私の夫は仕事が忙しい。朝早くに会社に行き、帰りも遅いです。頑張ってくれている事は分かります。
休みの日くらいゆっくりさせてあげたい。そんな気持ちもあるのですが、私が家事育児をしている横で、何もしないでゴロゴロされると、本当、悪いんだけど、邪魔です(笑)
とはいえ全く息子の世話をしない訳ではありません。
ミルクや離乳食もあげてくれるし、オムツも替えてくれます。
ただ、私が夫に言えば、です。
ミルクをあげるのも離乳食を食べさせるのも、それは私じゃないと分からないし仕方ないのですが、オムツを替えるか、まだ替えなくていいのか、毎回私に聞いてきます。
お願いします。自分で見てください…
夫は本当に、本当に気が付かないタイプの人間でして。

その間も夫は自室にこもり、パソコンで映画を観ています。

その間も夫はテレビを観ながらお菓子を食べながらお酒を飲んでいます。
息子がグズッて食べてくれなかったり、あきらかに夫に手伝って欲しいような状況になろうと、夫はテレビを観ています。
私が大変な間、夫は自分が使った食器も流しに置きっぱなし。
テレビばかり観てないで息子にも意識を向けて、ちゃんと見て欲しい。
私が大変な時、手伝って欲しいし、せめて自分の事は自分でやって欲しい。私は何度か意見しました。けれど夫はいつも、
「言ってくれたらするのに」
と言うのでした。
言われるまではやらないのです。

そんな事が続き、私はキレました。
息子にミルクを与え、オムツも替え、
寝かしつけた後、夜中にスマホと財布を持って家を出ました。
ちなみに私は関東に住んでいますが、地方出身で、当時は近所に頼れる人もいないし、旦那以外の人間と話をする事もない生活をしていました。
そんな生活も良くなかったのだろうと思います。
私はキレましたが、別に家出をするつもりはありません。そんな事をすれば息子が大変です。
ただ、私がいない事で、どれだけ息子のお世話が大変か、ゆっくりテレビなんて観てる場合ではないのだ、という事を分かってもらいたかっただけです。
家を出たはいいけれど、行く宛なんかありません。
何だか世界から放り出されたような、この世の中に私を知っている人なんて誰一人いないかのような気持ちになります。やっぱり家に帰ろうか。

後ろ髪ひかれる思いで私は一歩一歩、家から離れました。
息子から離れました。
息子も連れず、ショルダーバッグだけを提げて外を歩く。
こんな事はなかなか出来ない事です。
息子の事は気がかりですが、両手が空いた状態で外を歩く事が久しぶりすぎて、私は何だか楽しくなりました。
そこからあまり覚えていないのですが、私はどこかのスナックに入りお店の方に夫のグチを聞いてもらい、カラオケを歌って帰りました。
このような事は一度だけではありません。
私がキレて家を飛び出す事件は数ヶ月に一度起きます。その度、夫は少しずつ変わっていきました。
会社が休みの日、私が息子の朝ご飯に奮闘していると、それまでは自分には関係ないとばかりに寝ていた夫が起きてきて、息子にご飯をあげてくれるようになりました。

夫が気を使ってくれるようになってきた事で、私の心も少しずつ落ち着いてきました。
そして、これまで自分が使った食器等、流しに放置だった夫が、いつからか洗ってくれるようになりました!
私が夜中に家を飛び出さない為にしてくれているだけかもしれませんが(笑)
夫が優しいのは本当なのです。
ただ、絶望的に気が付かない人間で、言葉で言ってもいまいち分かってもらえません。
お皿を洗ってと頼んだ事はありませんが、私がキレて家を飛び出す事で、夫は息子と二人きりで過ごし、少しは育児の大変さを分かってくれたのかもしれません。
何より、私が家を飛び出す度に、息子に手を焼いたのだろうと思われます。
結果的に夫は息子のお世話や、時々ではありますが、皿洗いをしてくれるようになりました。
夜中に家を飛び出すという私の行動は決して真似しないで頂きたいのですが、
子供の世話をするのは母親の役目。などと勘違いをしているような夫には、その母親がいない状況での育児というものを、1度経験させてみるのもいいかもしれません。
合わない夫婦

夫は皿洗いは苦手ですが、コンピューター関係の事は得意です。そういう仕事をしています。
私は皿洗いは割りと好きなのですが、コンピューター関係の事はよく分かりません。
脳の作りが違うのでしょうか、性格の違いでしょうか。どうも夫と私の得意だったり興味のある物事というのは、なかなか一致しません。

とはいえ、私と夫の夫婦仲は、今はそれほど悪くはありません。(険悪な時期もありましたが…)
夫が家事をしない事について色々と調べていたら、主人在宅ストレス症候群というショッキングな言葉を見つけました。
何という事でしょう。結婚がゴールではないとはいえ、夫が家にいるだけで心身に不調をきたしてしまうとは…
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週に何回かゴミ捨てをして家事を手伝った気になっていたり、子育てで面倒なことは妻に任せっきりなどで家事・育児の分担が不平等さにイライラ
- たまに家事を手伝ってくれても、そのやり方が普段のスタイルとは異なることで逆にイライラしてしまう
- 毎日の仕事に感謝しているが疲れた・忙しいアピールがうっとおしい
- 暇さえあればスマホをいじってばかりの夫にイライラする
- 家族より趣味を優先にイライラ
- 専業主婦の場合、夫の稼ぎが減ってしまったり、収入は十分でも夫に遠慮してしまったりして、お金を自由に使えないことにストレス
- 父親としての自覚がないことにイライラ
家にいるだけでストレス。
もう問題は皿洗いだけに留まらず。
皿洗い位の事で…と、妻の言葉をスルーしている夫たちよ。
問題はそこじゃないんですよ…
あんな夫こんな夫
世の中の困った夫をまとめてみました。
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私の夫は仕事のグチは言わず、一生懸命に働いて、家族の為に、飼い猫達の為にと…

ともかく、一家の大黒柱として毎日頑張ってくれています。いつも感謝しています。
食べ物の好みも好きな色も、何もかも違う人と夫婦になります。全くの他人と家族になります。
もしかしたら、結婚したのが別の人ならば、その人はもっと家事も育児も参加してくれていたのかもしれない。お皿なんて当たり前に洗ってくれたかもしれない。

でも、結婚したのがどんな夫だったとしても、最初から全てが合う人はいません。
話し合いで何でもすんなり解決する訳じゃありませんし、時間がかかる事も多いです。でも、しんどい事とか、大変な事とか、一緒に何とかしていくうちに、何とか夫婦になるんでしょう。
夫にとって、お皿を洗う事だけでなく、家事をする事、育児をする事が当たり前になってきてくれている、今そんな時期なんだろうと思います。
まとめ
主婦をしていると皿洗いは毎日です。たった1日だって皿洗いをしない日なんてありません。
夫が家事をしないのに、子供のお世話もその他の家事も、主婦ならやって当たり前。なんて事はないです。子供は二人の子供です。主婦は家政婦ではありません。夫のお母さんでもありません。
男はプライドが高く面倒くさい生き物。少しずつでも夫に進化してもらう為、お皿を洗ってくれたら褒めまくり、夫を持ち上げています(笑)
これを読んでくれた方が、旦那様とお互い感謝を忘れず、仲良く生活していけます事を願っています。
突然ですが
今、おしゃれできていますか?
私は子供が生まれてからというもの、まったくおしゃれができなくなりました。
子育てが忙しく毎日、同じ洋服を着て出社をしていました。そんなある日、職場の若い女の子に
「毎日同じ洋服で楽そうですね、でも私はそこまで女を捨てられません」
なんて言われる始末。子育てが忙しいからおしゃれなんて無理…そう思っていました。
しかし!
ものすごい簡単におしゃれができてしまう方法があったんです!
この方法ならお金も節約できるし、おしゃれも楽しめるし一石二鳥、いやそれ以上です。私はこの方法に出会ったおかげで毎日おしゃれを楽しんでいます。
職場でも「おしゃれですね!」って言われて最高に嬉しいです。