子供が話せるようになってくると、家族の会話のメインは子供になりますよね。
いつの間にか夫婦で話すことも減ってしまって。
あれ?なんか最近話が噛み合ってない?なんて思ったこと、ありませんか?
我が家は噛み合ってないどころか通じてない?!と思うことも多々あります!
あることがきっかけになり「これはヤバい!」と強く思い、修正をかけている日々です。
果たして間に合うのでしょうか(笑)
試行錯誤しながら、色んなことを試して検証してみました!
目次
もう噛み合わないって諦めちゃった?!

いつから噛み合わなくなったか、考えても考えても分からずでした。
いつの間にか…気づけば…
子供が小さい頃は、こんなことできたよ~とか話して、主人もそれを聞いていたと思うのですが…子どもが小学校にあがったあたりから、主人は子育てに関わらなくなっていました。
もう、その頃には、子育てに関して主人に相談するとか頼みごとをするとか、そういうことを私の中では諦めている部分がどこかにありました。
私が独身だという噂が広まっていたほどです(笑)
子供と話す方がメインとなり、あまり関わってない主人には話の内容が理解できなくて、会話にどんどん入れなくなっていったのも一つの要因かもしれません。
なので、気づいたら…というのが正直なところなのですが…
夫婦の会話はないの?
かといって、夫婦の会話が全くないのか!といえばそうでもありません。会話というより、報告だけになっているかもしれません…。
でもその報告ですら、主人の突っ込みどころがいつも、「そこ?」って思うことばかりなのです!だから、噛み合ってないともいえるのですが…
【主人の噛み合ってない反応】
私)今日、家の玄関にイモリいた! 主人)へえ、今日、カラスが横断歩道を渡ってた (イモリどこいった?!)
私)今週2日間、出張で居ないから 主人)え?ご飯どうするの? (一番先にそこっ?!?!)
私)今月から夜も働くことにした 主人)え?ご飯どうするの? (また、そこっ?!?!)
私)長男が学校転校する 主人)え?俺も転職したい (そうじゃねえええ!!!) |
どれに対しても答えが準備できているので動揺はしないのですが‥こうやってまとめてみても、ひどいですね(笑)
見事に噛み合っていません!ここまで夫婦の会話が噛み合っていなくても、もう諦めちゃっていた自分がどこかにいて、私自身そんなに困ったということもなくなっていました。

家のことは私が全てやっていたし、なんでも自分でやっていたので困ることがありませんでした。
一方、主人は困り果てていました。そして主人から話しかけてきて、その喧嘩は終了しました。
でも、この噛み合わないことを放置しておいたことが、子供たちにも影響していたことに、気づかされました!
そこで、やっと思いました。諦めるのは私の勝手かもしれないけれど、諦める前にもう少し向き合おうとはしたか?
もう間に合わないのか?!まだ間に合う?!まずは自分と向き合って、自問自答して、どうしたいのか、どうするべきかを真剣に考えることにしました。
今まで見ないようにしてきたことを見ることから始めました。それが再スタートの始まりだったのかもしれません!
「あなたはもう諦めちゃいましたか?」「まだ間に合うと思う自分が居ますか?」
少しでも諦めないでおこうとする気持ちがあるのなら、まだ間に合います!
まずは、私にきっかけを与えてくれたお話からしていくのでお読みください。
気づけば子供にも影響がでていた!

子供と主人の距離が、こんなにも離れていたのか!と、気づかされる、決定打を打たれた日がありました。
【子供とパパとの距離が遠すぎる?!~決定打を打たれた日~】
私が出張でいなかった日のことです。 高校生の長男から「雨降ってるから自転車で帰れない」とLINEがきました。
私が「お父さんに言って」と言うと 息子が「お父さんのLINEも番号も知らない」って言うのです!!
もうスマホ落としそうなくらい驚きました!そんなことって、あります?!
これが初めての出張でもないし、なんなら海外行っていた時に2週間以上、家をあけたことだってあるのにですよ?!
今までどうしてたの?と思ったのと同時に、あれ…それだけパパは必要とされていないってこと? あれ?うちって父親必要?そんなことまでよぎりました… |
「気づけば‥子どもにまで影響が出ている!!これはヤバい!!」と初めて思った瞬間です。そこから色々考えるようになりました。
子どもが大きくなって、家に居る時間がどんどん減っていき、夫婦で居る時間も増えていきます。
その時、私たちってどうなっているの?!噛み合わないまま?!

そこでちょっと気になったのが、こんな状態って我が家だけ?ということでした。他にも同じ境遇の人っているのかな?と。
もし多くいるのなら、その解決策や改善策ってあるのかもしれないと思ったのです。
そして一般的な家庭って、どのくらいの時間、夫婦の会話があるのかをまず調べてみました。
- 40%の夫婦の会話は一日30分未満
- 1時間以上のコミュニケーションがある夫婦は30%程度
- 夫婦の会話の平均時間は76.1分
- ラインのやり取りは約54%のカップルが0回〜1往復程度
- 円満夫婦はコミュニケーション時間が平日で平均121分
- 不仲夫婦ではたったの39分程度
夫婦の会話が少ない=要注意ということがわかる調査ですね。我が家はどうかと言うと、やはり30分程度といっていいかもしれません。
でも会話がゼロなわけじゃないから会話を増やせばいい!「まだ間に合うかもしれない!」とその結果をみて、思ったのです。
なんとか夫婦の会話時間を増やして、噛み合うように修正するべく、そこから色々と実験をしてみました!
えっ?実験?そう!実験です笑
改善するには実験と検証が必要?!

私は子育てに関してもそうなのですが、家の中で起こることで、分からないことは実験と検証をします笑
そこで、まず、「そもそも主人は誰とでも話が噛み合わない人なのか」という事から調べてみました。
- 話を聞くのが苦手
- 自分勝手な人
- ポイントが掴めない話し方をする人
- 会話の切り出しが下手
主人は自分勝手ではありますが、これはあまり当てはまらないような気がしました。
ということはやはり、この噛み合わないのは時間のずれだったり、価値観のずれだったりするのかもしれません。
それなら、主人の性格を改めて見直してみる必要があると思ったので、私流の実験に切り替えました!
話聞こえてます?もしもーし!
一番先に、改善しなくちゃいけないと思ったのは、会話の前に主人が話を聞いていないということが多かったことです。
特にスマホでゲームをしたり、テレビを見ているときは全く聞こえてません!でも本当に聞こえないのか?聞こえないふりかも?!と思ってこんな実験してみました。
【実験①主人がテレビを見ているときに話しかけてみる】 主人の大好きなものまね番組がやっている時に話かけてみました。 私「ねーねー30万ちょうだい」 主人「……」 私「いい?くれる?」 主人「……」 私「あ、あと車のミラーぶつけたっ」 主人「……」 私「あ、やっぱ30万じゃなくて50万ちょうだい!」 主人「‥…」 結果:ハイ!何も聞こえてませんでした!(笑) 言いづらいけど言っておかなきゃいけないことはこんな時がおススメです! |
本当に見事に聞こえていませんでした。
その後も色々試してみたのですが、うるさいなーと思ったのか主人は部屋を移動してしまいました。
そして、かなり経ってから車をみたのでしょう、「ミラーこすったの?」と聞かれましたが「言ったじゃん!!!!」と逆切れしておきました(笑)
この結果を見てわかるのは、ちゃんと聞いてほしい時には、時間を作るということが必要なようです。
話をする時間をつくってみた!
上述の結果がでたので、話をする時間を作ってもらうにはどうするのがいいのかを考えて、またまた実験です。

【実験②「今日帰ってきたら話があるんだけど」とLINEをしてみた!】
結果:やらかしましたけど!!!これは絶大なる効果がありました!ただし、本当に大事な話があるときにしておいた方が良さそうです! |
ちょっと実験が極端すぎました!でも失敗から学べました(笑)
もっと、日常的な会話を増やそうと思っている人は、私みたいに極端なことはせずに、LINE(ライン)で気軽にコミュニケーションをとるというのも一つの手ですよね!
我が家もこの珍実験があってから、「今日も話が…」などとふざけて送るようになりました!
皆さんは、ご主人へのLINEで絵文字やスタンプ使いますか?用事のみ、単語のみで済ませていませんか?
私みたいに、いきなり絵文字やスタンプを使いまくると「どうしたの?」と不審に思われるかもしれませんが、そこはスルーしておきましょう。
あえて空気を読まないことも心が折れないためには必要です!

これに慣れてくると、普段改めて言えない感謝の言葉をLINEで伝えられるようになりました。「この前は言えなかったけど、あれ感謝してるからね!」てな具合で。
あとはこれは、友達が言っていたのですが、話す時間を決めている夫婦もいるようです。話を聞く、聞いてもらう時間ですね!
話す時間によい時間
- 食事する時
- 晩酌する時
- 休日一緒に掃除をしている時
話す時間を決めておく
- 食事の準備中
- お風呂上り
- 寝る前

話を聞く、聞いてもらう時は、テレビは消しておくか、見えない位置に居るのがベストですね。
それ気づいてます?もしもーし!
話す時間を少しずつ増やしていったものの、さらに噛み合わない!が増えているような気もしていました。
その原因は、タイミングが合わないということです。主人のせいにすればタイミングが悪い!
私が空いてる時間の中で出来るからと提案していることに対して、時間外で答えてくる。これにかなりイラッとさせられて、話す気がなくなっていきます。
例)「私をイラっとさせるタイミングの悪さ」 主人が風邪をひきまして、医者まで車で乗せて連れて行こうか?と提案(仕事に行く前) 答えが返って来なかったので、私は家の事を済ませて、仕事に行こうとして出ようと思ったら、やっぱ行くとの2時間差の答え |
…あ?!私は今は行けないんですけど?!
仕事に行く準備してたの分かりません?
仕事に行く格好してるの見えません?
いつもこの時間に仕事に行くの知りませんでした?!
私、暇じゃないんですけど?!
もう少しこちらの予定を察して動くことできません?!タイミング悪っ!
そう心の中で叫びながら、それを言葉にする気にもならないので「今は無理」だけになってしまって、会話が終了してしまうのです。
タイミングの悪さ=こちら側のことが見えてない=察することができない
ということが、これで分かったので、「まず気づくことが出来るのか」を実験してみました。

【実験③ゴミが廊下に落ちていたらどうするか?!】
わざわざ寝室の前の廊下に紙を丸めて捨てておきました。
結果:「気づいても何もしねえええええ!!!!」でも、お願いしたら片づけてくれた? |
これは粘り勝ちともいえるかもしれませんね(笑)
確かにそこにゴミが落ちていても、転ぶわけでもなければ、滑るわけでもなく、困らないけど…そういう事じゃない気がする。
「この実験から分かったことは?」
- 必要性が分からないことはやらない
- お願いしないとやらない
- 私がやってほしいということを察することはない
でもお願いしたらやってくれたことから、やってほしいことは言わないと分からないのだということを改めて確認することができました。
すっかり忘れてました!
もうすっかり忘れていたのが、頼みごとをすること、頼りにすること、そしてそれを言葉で伝えるということ。
これは仕事を通して学んだことなのですが、クライアントやお客様、上司や部下に頼み事をするときに鉄則があるのです。
これを使うことができるのでは?と思った実験です(笑)

【実験④NOがない頼みごとをしてみた】
そこで実験開始です!!
結果:ご飯を炊いて、掃除機もかけてありました!!!「時間あったから」と。 |
この実験は大成功です!
これは、YESかNOかで頼みごとをすると、断られる率があがってしまうのでYESかYESで頼むというもので、仕事でアポイントをとる時の基本で教わりました。
①「弊社の商品の説明を聞くのに時間取って頂けませんか?」これは「できるか、出来ないか」だけを聞き「YESかNOか」で答えることが出来るため、断られる率が高い。 |
②「弊社の商品の説明を聞いて欲しいのですが水曜日か金曜日ならどちらがご都合よろしいですか?」これは、どちらを選んでも聞いてもらうのが前提です。 もちろん、どちらとも無理と言われる場合もあります。 ですが、最初に選ぶ項目が入ってるので「では、何曜日なら?では何日なら?」と詰めて粘ることが出来ます。 |
そしてこの提案の仕方だと、具体的なので、やる前提で脳が働いてくれたりします。
ちょっとした言葉の使い方で、断れる率はさげることができちゃう!
この方法と結果には大満足でした!

そして、ここまでの実験を通して、改めて思ったことがあります。
当たり前のことだけれど…

ものすごく当たり前なのですけど、母が笑っている家庭は明るい!ということです。
いちいちイライラしてた時より、諦めて感情を出さないようにしていた時より、実験して色々試し始めたら楽しくなってきちゃっていました。
なんかを攻略してる気分ですね!そうすると、自然と笑って流せることも多くなっていったのです。

私が笑って主人と話しているので、子供たちも父親に色々、話すようになってきたし、子供たちからも頼みごとを直接するようにもなっていきました。
それに答えられるのが嬉しいのか、全くノンタッチだった以前よりは育児に参加してくれています。
そして参加してくれることで噛み合わなかった部分が、徐々にではありますが改善してきたように思えます。まだまだイラっともしますけどね(笑)
少しずつでも進めるように、今はこんな気持ちを大切にしていきたいと思っています。
家庭には太陽と月を共存させよう 太陽は揺らぐことなく常にあり、道標を照らし続け、背中を押し続ける。満面の笑みで。 月はあり続けることで安心を与え、休むことを教え、灯火のように守り続ける。優しい笑顔で。 それが母親であり父親であって、太陽と月のように共存することができたなら 雨が降っても嵐がきても、芽を出し、太陽と月を見あげて育つ。 そして、この地に綺麗な花を咲かせる。
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私の祖母の言葉です!これは子育てのこと、そして夫婦の在り方についても書かれていたのかなって思いました。
最後に…
家族として、夫婦として、せっかく一緒にいるのだから、みんながみんな笑顔で居たいものです。
今は、とてもそう思えない人も、きっと向き合うことで、そんな日がまた戻ってくると思います。
何度でも再スタートすることができます。
いつだって自分と戦って生きてきましたよね。私もそうです。
自分から逃げて後悔するよりも、逃げずに後悔したほうが自分を許してあげられます。
自分に優しく、そして家族に優しくしていきたいですね。私もまだまだ頑張らないとです。
でも、楽しみながら、そして笑いながらいけたらなと強く思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。
突然ですが
今、おしゃれできていますか?
私は子供が生まれてからというもの、まったくおしゃれができなくなりました。
子育てが忙しく毎日、同じ洋服を着て出社をしていました。そんなある日、職場の若い女の子に
「毎日同じ洋服で楽そうですね、でも私はそこまで女を捨てられません」
なんて言われる始末。子育てが忙しいからおしゃれなんて無理…そう思っていました。
しかし!
ものすごい簡単におしゃれができてしまう方法があったんです!
この方法ならお金も節約できるし、おしゃれも楽しめるし一石二鳥、いやそれ以上です。私はこの方法に出会ったおかげで毎日おしゃれを楽しんでいます。
職場でも「おしゃれですね!」って言われて最高に嬉しいです。