子育てをするお母さまたち、毎日大変でしょう。お疲れさまです。そんな大変な子育て中‥
子供と一緒にでかけた公園や、児童館で、自分の子供からおもちゃを奪い取っていったり、叩いてきたり、この子意地悪だな、と感じる子供に出会うことはありませんか。
実際、意地悪な子供はどこにでもいるんですよね。幼稚園や保育園で出会うこともあるでしょう。
ですが、本当に怖いのは、自分の子供がそうだと知ってしまった時‥
「愛情を持って育てきたはずなのになんで」と私もたくさん悩んできました。
そんな時に読んでもらいたい、私の話をご紹介致します。
息子の意地悪な行為が続く

私には、今年8歳になる息子がいます。息子は2歳から保育園に入園しました。シングルマザーだった私は、息子の入園と同時に仕事を始めます。
自宅から電車を乗り継ぎ、1時間半ほどかかる職場に勤めていたので、毎朝7時半に息子を園へ送り届けます。
登園時、息子は保育園を嫌がることもなく、泣くこともなく、大人しく先生のもとへ向かいます。

入園して数週間たち、先生からの報告が増えます。
「お友達におもちゃを貸してと言えずに手が出ることがあります」
私は2歳の子供なんてそんなものだろう、と思っていました。
実際、ネット上には2歳児の意地悪な行為についての投稿は多いです。
意地悪をするのは我が息子、2歳半。
思い返せばお友達と楽しそうに笑いあったりしてたのは1歳の頃だけ。
2歳をすぎた頃から、近所のおばさんに挨拶されても知らん振り、お友達が微笑みかけてくれても無視。
ちょうどこの頃から、他の子が近寄ってくるだけで叩いたり、おもちゃを取られそうになるとぶったりが目立つようになりました。引用;発言小町
昨日は、児童館で、うちの子が小さい滑り台に登ろうとすると、2歳くらいの女の子がわざと邪魔するように割り込んできて、先に上に登って、滑るわけでもなく、のこうとしません。
引用;Y!知恵袋
発言小町やY!知恵袋でも、このような投稿がたくさん見られます。
ですが、息子は3歳になっても4歳になっても小学生になっても友達への意地悪な行動はなくなりません。
落ち着いてるなと思っていても、定期的に先生から報告があります。
1年生の頃 「トイレから出てきたお友達を急に叩いてしまいました」 |
と、担任の先生から電話がきた時は冷や汗が出るほど。息子に叩かれたお友達も、さぞ驚いたことでしょう。
言葉を話せるようになっても、小学生になっても止まらない、友達を叩いてしまう行為。

そこで情報を集めるためにネットで色んなことを検索しました。
ネットや本の情報に惑わされる苦しさ

ところが、ネットや本で調べると友達に意地悪する子は「家庭環境に問題がある」、ということばかり。

当時シングルで息子を育てていた私は毎日、自分を責めていました。
息子と公園やイベントへ行った際、少しでも他の子供に意地悪しようものなら、息子を叱り付けていました。
息子も苦しかったでしょうね。
こんな場所があると知った「教育相談」

私は、息子が1年生になった時、教育相談という場があることを知ります。
教育相談(きょういくそうだん)とは、児童生徒の学校生活における学習相談、生活相談、進路・就職相談などを包括しての呼び名である。
引用;ウィキペディア 教育相談
私の住む地域の教育相談センターでは、学業の相談だけではなく、子供との関わり方や、コミュニケーション能力を高める方法を教えてもらえる場なのです。

どうすれば心優しい子になるんだろう。
そんな考えがぐるぐると頭の中を渦巻いており、担任の先生に教えてもらった教育相談に通ってみることにしました。
教育相談で気付いたこと

教育相談は月に1回行われます。担当が決まっていて、私の担当さんは30代前半ぐらいの女性の方でした。
個室の中、私と担当さんの2人きりで息子について話します。
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話し終えると、担当さんはいくつか質問をしてきます。
「◯◯くんは学校を嫌がることはありますか?」「宿題を嫌がることはありませんか?」と。
学校を嫌がって行かないことも、宿題を嫌がってやらないことも全くなかったので私は「ないです」と答えます。
担当さんは「◯◯くんはとても偉いですね。学校も宿題も頑張っていて」「嫌がるお子さんもいます。」と声をかけてくださいました。

息子の悪いところばかりみて、指摘して、良いところには全く気づいてあげられなかったということに。
良いところを伸ばす

教育相談により、息子の悪いところばかりみている自分に気付いた私は、息子には息子なりのいいところがあり、そこを受け止めてあげよう、と決心します。
まず始めたのは、教育相談の担当さんの口調を真似ること。

「毎日学校行ってえらいなぁ」「宿題楽しそうやなぁ」などと、気づいたところには何でも声をかけました。

それから、根気よく息子を認め続けて、2年生になった時、担任の先生から電話がありました。
「◯◯くん、友達に嫌なことを言われて泣いてしまいました」 「今までは涙を流す前に手が出ていましたが、ここ数日はポロリと涙を流すことが増えました」 |
1年生と2年生の担任の先生は同じ方で、息子が友達に手を出してしまいやすいことも知っています。
そんな先生からのある日の報告で、私は涙が出そうになるとともに、あることに気付きます。
今まで友達をたたいてしまう息子は涙を我慢していたんだ!傷つくのは恥ずかしいことだと思い、強がって手が出てしまっていたんだと。
私は息子が言葉を理解できるようになった頃から、「外では泣くな」と教えていました。

今、この記事を書いている最中も、「気付くの遅すぎるわ!」と突っ込みたいですが、本当に遅かったです。

頼れるところを見つけておく

子育てで悩んだ時には、誰かに相談すると、解決への糸口が見つかるでしょう。
友人や両親、夫など、話しやすい方に聞いてもらったり、私のように、地域の相談の場を活用するのも一つの手です。
私は今、子育ては1人ではできないと感じています。1人で立派に育てなければと思うほど、母親は苦しくなっていきます。
そんな子育て真っ最中のお母さんたちは、思い悩んだ時に、どこか頼れるところを見つけておけるといいですね。
まとめ
子育て中は悩みが尽きないでしょう。私もその1人でした。悩んでも答えが出ないことがたくさんあります。
私に関しては、こんなこと相談できない‥と1人で殻に閉じこもっていましたが、周りを見渡せば職場の仲間や、ママ友、両親などたくさん子育ての先輩がいました。
その時は気付かないものなんですね。それでも、教育相談を受けることができた私は、今では息子のことを信頼することができています。
子供はとても素直で純粋です。友達に意地悪した時には何か理由があるのではないか、とまず子供の話を聞いてあげると落ち着くかもしれません。
私のような失敗がどうか起きませんように。あなたにとってもこの記事がなにかの役に立てれば幸いです。
読んでくださり、ありがとうございました。
突然ですが
今、おしゃれできていますか?
私は子供が生まれてからというもの、まったくおしゃれができなくなりました。
子育てが忙しく毎日、同じ洋服を着て出社をしていました。そんなある日、職場の若い女の子に
「毎日同じ洋服で楽そうですね、でも私はそこまで女を捨てられません」
なんて言われる始末。子育てが忙しいからおしゃれなんて無理…そう思っていました。
しかし!
ものすごい簡単におしゃれができてしまう方法があったんです!
この方法ならお金も節約できるし、おしゃれも楽しめるし一石二鳥、いやそれ以上です。私はこの方法に出会ったおかげで毎日おしゃれを楽しんでいます。
職場でも「おしゃれですね!」って言われて最高に嬉しいです。