子供の成長の証である人見知り。
成長とともに少しずつ治まってくると分かっていても、泣き出したり、足にしがみついて離れない我が子に困ってしまうママやパパもいるのではないでしょうか。
私の息子も、家ではよく笑いよくおしゃべりする子なのですが、外出先で両親以外に抱かれるとのけぞったり、見慣れない人の顔を見ただけで大泣きしたりと、人見知り真っ最中です。
そして思っていたより長く続いたりすると、いつまで続くの?もしかして大人になってもこのままなんてこともある?と色々不安や心配にもなってきます。
子供の人見知りを治したい場合、原因が分かれば親としても安心しますし、対処もしやすいですよね。
今回は、子供の人見知りの原因と改善法を見ていき、不安を解消していきましょう!
目次
知っておきたい!人見知りの原因

子供が見知らぬ場所や人に対して、無意識に不安や緊張が高まって黙ってしまったり、母親の後ろに隠れたりする原因が、子供の元々の性格による場合もあるようです。
もしかして恥ずかしがり屋?
内気でマイペースな性格の場合、新しい環境や人に対してより一層恥ずかしがったり警戒心を持ちます。
また、内気な傾向が強い子は、両親以外の人が自分を見ていると感じるだけでも瞬間的に凍りついたり、どうすればいいのか分からず、自分の意思を表す言葉や行動が減ってしまうことがあります。

意外とあるある?一人の方が楽
大体18ヵ月頃になると、お友達と遊べるようになってきます。
しかし、多くの子供が最初は他の子供たちと付き合うことができず、むしろ同じくらいの年齢の子供を怖がって避けるケースがしばしば見受けられます。
子供はまだ社会性が発達しておらず、他人と一緒に過ごすことに対して不慣れであり、ぎこちなさを感じるものです。
- 他人に対する関心が低い
- どのように人と接すればいいのか分からない
私の息子も、誰もいない公園では元気に走り回るのに、同じくらいの子供がいると固まったり、抱っこして~と私から離れなかったりします。

気を付けたい!過去の否定的な経験
人の多いところで怒られるなどの否定的な経験をしたことがある場合、人の前で萎縮した行動を見せることがあります。
多くの人の前でひどく叱られた時、子供は羞恥心を感じてその経験と感情が無意識に根付いてしまい、人が多い状況でより一層恥ずかしさを感じるようになってしまうのです。
人見知りする我が子にもどかしさを感じるかもしれませんが、「どうして人見知りするの!」などと叱りつけたりしないようにしましょう。
対応に戸惑う環境の変化
子供の面倒を見る人が変わったり、兄弟が生まれるなどの環境の変化も人見知りがひどくなる原因になり得ます。
また、引越しして新しい環境での生活が始まった、というような場合も子供にとってストレスになり、人見知りにつながることがあります。

不安を受け止めてほしい
これまで見慣れない人に接した時に、子供に十分な安心感を与えられていなかったために他人を怖がってしまう可能性も考えられます。
子供は、自分が不安な時に「親が受け止めてくれる」という安心感や信頼感を持っていてこそ、新しいものに向かって進む勇気が生まれます。
子供が見慣れない場所で抱っこしてほしがったり、手をぎゅっと握ってきたりしたら、「何やってるの、皆の所に行きなさい」と冷たく突き放すのではなく、その思いに応えてあげ、思いきり甘えさせてあげましょう。
親はどんな自分も受け止めてくれる、と感じて育った子供は、自信を持って他人と接することができます。
人見知りを改善する方法は普段の生活の中にあり?!

人見知りは元々の性格や環境の変化など、変えられない原因による部分もありますが、改善するために親ができることがあれば、してあげたいですよね。
そこで普段の生活に気軽に取り入れられる人見知り改善方法や、すべきでないNG行動についてご紹介していきます。
とにかくお喋り!
子供と今日一日どんなことがあったか、いろいろと話をすることはとても大切です。
子供は自己表現力が未発達で、自分の思いをどう表現すれば良いか分からない、ということもまだまだ多いです。
ママやパパとの対話を通じて社会性が発達していき、自分の考えを表現する方法を自然に身につけていきます。
うちでは、パパが仕事から帰ってきた瞬間から一日の報告会が始まります(笑)
- 今日は何をして遊んだか
- 何を食べたか
- よくお昼寝したか

色々な人と会うって楽しい!
子供がまだ幼いうちは、新しい人に会う経験は少ないと思います。
外で会った人に笑顔で挨拶したり、家にお友達やお客さんを招待して楽しい時間を過ごしたりするなど、子供が人に会うのって楽しい!と思ってくれるような経験をたくさんさせてあげましょう。
人と会うことをポジティブに捉えられるようになったら、見知らぬ世界に慣れるスピードも早まっていくと思います!
声がだせるように自信を!
子供が小さい声であっても自己表現をしたら、たくさん褒めてあげましょう。
不安で消極的だった子供の心に、「もう少し自分の気持ちを表現してみようかな」という勇気を与えることができます。
子供の恥ずかしがる気持ちや上手く表現出来ないもどかしさに共感してあげることが大事です。
新しい環境に慣れ、自分の考えを整理する時間を十分にとってあげれば、子供はだんだんと慣れていきます。
子供が挨拶しないから、お礼を言えないからと叱ってしまうと、かえって出来るようになるまで時間がかかる場合が多いです。
外の世界への抵抗感を減らす
子供が人見知りをする時は、家にいるよりも散歩などを通じて外の世界に接してみましょう。
初めて会う人に挨拶をしたり、道で見つけた動物や植物の名前を教えながら歩くと、子供が言葉を覚えられる時間にもなるのでいいですね。
近い家族と頻繁に会うのも良い方法です。

子供を1人にしないで!
病院やスーパー、あるいは隣家にお邪魔するなど、新しい場所へ行く時には、常に子供が見える所にいるようにしましょう。
親が急に子供の視野からいなくなると、子供は隔離された、離されたと感じ、人見知りがひどくなる原因になりかねません。
新しい人に会う時には子供と一緒にいてあげて、ゆっくりと子供が他人と打ち解けていけるようにサポートしてあげましょう。
スキンシップが必要じゃない時もある
見慣れない人に会ってストレスを受けている子供に、スキンシップまで強要することはさらにストレスになります。
人見知りをする子供は、知っている人にも不安を感じることがあるので、ましてや見慣れない人とのスキンシップはもっとNGな場合が多いです。
スキンシップを強要する親に対して不信感を持つことにもなりかねません。
子供を可愛がってくれて、触りたくなる気持ちは嬉しいけど、子供の気持ちを尊重し嫌がっているなら、触ろうとした相手を傷つけないように、スキンシップはやんわりとお断りしましょう。

さいごに
子供の成長に欠かせない段階とはいえ、親としては子供の人見知りは頭を悩ませる問題かもしれません。
しかし、子供なりの原因があること、ママやパパとの日々の対話を通じて少しずつ改善できることが分かれば、親子ともに心に余裕をもって過ごせるのではないでしょうか。
親が不安がったり焦ったりすると子供に伝わるものです。子供を信じて見守ってあげられるといいですね。
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