子供が保育園に入園しても、子育ての悩みは尽きません。
特に、入園後の親御さんは仕事が始まり、時間も心も余裕を取ることが難しくなってきます。
そんな忙しい中で気が付いたのが、保育園に馴染めていない子供の様子。
心配です。
毎朝保育園へ行かないと駄々をこねたり、お迎え時はいつも1人で遊んでいたり‥
そんな子供を横目に仕事へ行くのは辛い。
でも仕事は休めないしどうにもならない。
そんな時どうすればいいの?
この記事では、おうちでの子供への接し方や、親の振る舞い、保育園に馴染めていない様子の子供との関わり方をまとめています。
目次
子供が保育園に馴染めていないと気付く

入園して数ヶ月、早い方であれば数日・数週間で子供の異変に気付くでしょう。
冒頭にもありますが、毎朝、保育園に行きたくないと駄々をこねたり、お迎えに行ってもいつも一人で遊んでいたり‥

親にしてみれば、園内での子供の様子はわからないので、先生からの報告で気付かれた方もいらっしゃるでしょう。
そんな、子供が保育園に馴染めていないのでは?という親の悩み。

ネット上の質問サイトでも、たくさんアップされています。
コチラはY!知恵袋からの引用です。
息子は年少さんから入園しましたがいまだに毎日朝は泣き、保育園でも大人しく、みんなが元気に遊んでいても1人でいることが多いそうです。
引用;Y!知恵袋
入園後のお子さまが、保育園で大人しく過ごしているようです。
園内で1人でいることが多いと聞いては、少し不安になります。
コチラは発言小町というサイト。

親御さんが入園前の子供を心配している様子‥
保育園は早い子は0歳から入ってると思いますが、3歳からでも馴染めるでしょうか?
お友達とは仲良く出来ますが、言葉が遅く(単語だけ)なので仲良くやれるか心配です。引用;発言小町
ご覧頂いたように、保育園に関しての悩みは、多くの親たちが悩んでいる事項なのです。
子供と話してみましょう

そうは言っても、毎朝のように保育園へ行きたくないと駄々をこねられては、大変です。
お迎えの時に一人ぼっちの子供の様子を見ても、それを理由に、仕事を長く休むわけにはいかないでしょう。
そんな時は子供と話すのがオススメです。
仕事、子供の送り迎え、帰宅後の家事、お風呂、寝かしつけ、子育てをしながら仕事をすることは、想像以上の大変さでしょう。

その目まぐるしい日々の中では、子供とゆっくり話す時間が、ついつい少なくなってしまいます。
子供との会話の例を挙げてみます。
お風呂に浸かっている時。
お風呂のお水怖くないんだね、保育園でも水遊びしたりするの?
手を洗っている時。
ゴシゴシ上手だね、先生に教えてもらったの?
などの子供の答えやすい、かつポジティブなことを連想できる声かけが理想的です。

子供との話の内容には、少し意識してほしいポイントがあります。
【子供と保育園の話をする場合‥】
園に馴染めていない子供が気になり、親は「どうしていつも1人で遊んでいるの?」「保育園でなにかイヤなことがあるの?」と、ダイレクトに聞きがちです。

子供は大人に比べて、脳のキャパシティが小さいです。
そのような質問に子供が答えてくれたとしても、それが全てではないでしょうし、その場しのぎの答えかも知れません。
また、親思いの子であれば、「自分のことを心配させてしまっている」という気持ちになり、嘘をついてしまうかも知れません。

「どうして?」「なんで?」と思っていても、イヤな原因を子供から聞き出すのは、誘導尋問のようになってしまうことも。
家の中でも園でのイヤなことを思い出してしまい、解決には繋がりません。
上記のポイントを踏まえ、子供とは保育園生活の内容を少し絡めた会話をすること、を意識してみましょう。
イヤなことを思い出させるのではなく、子供が保育園で楽んでいること、好きなこと、園に通うようになってできるようになったこと、などのポジティブな行動を一緒に思い出すのです。

そうすることで保育園を、ポジティブなイメージで埋めていくことができます。
1人遊びが得意な子なのかも知れません

1人で遊んでいる場面を親がよく目にする子は、1人遊びが得意な子なのかも知れません。
保育園では、パズルや塗り絵、作品作りなど、1人で集中して作業する場面もあるでしょう。
お子様はそんなことを楽しんでいるのかも。

保育園での楽しい出来事を子供から聞くことができれば、親も少し安心できますよね。
「なにか楽しいことあった?」「保育園ではどんなことをしたの?」と、嫌な気持ちにならずに話せる、答えやすい質問から会話を弾ませましょう。

親からすると、1人で遊んでばっかり。
友達とうまくやれてるの?
と気になってしまいますが、実際は1人遊びができない子も多いんです。
1人遊びが苦手な子供は、おままごとやブロックなどの、想像遊びが1人ではできず、大人や友達にかまってほしくなるのです。
1人遊びの重要性はこのサイトにも掲載されています。
一人遊びは子どもの思考力を育てる上で重要
一人遊びとは、その子が自分自身の内面世界を広げるためのもの。その子にとって大切な時間
1人で遊ぶってとても難しいことなんです。ですが、子供が成長するうえでは、欠かせない行動なのです。
ブロック遊びなら、ブロックのはめ方でどんな形になるのか、と想像しながら作ったり。
おままごとなら、相手がいる事を想像して遊んでみたり。
それほど集中して想像して、その経験が脳に伝わり集中力や想像力が身につくのです。

そうして子供は成長するんですよね。
友達とうまくやれているのかを心配するよりも、1人遊びができることを、まずは褒めてあげましょう。
子供の保育園のイメージを変えてみましょう

毎朝、保育園へ行きたくないと駄々をこねる子供は、保育園が行きたくない場所なのではなく、親と離れなければならない場所、仕事へ行く親がピリピリしている場所、と解釈しているかも知れません。

親の気持ちを察知したり、1日親と離れることも理解できているなんて、とってもかしこいですよね。
そうだと感じる場合は、子供にとっての保育園という場所を、楽しそうな場所に変換してみてはいかがでしょう。
変え方は簡単。

親も楽しそうにすることです。
「今日は先生やお友達とおさんぽへ行くのかな〜」「おさんぽいいなぁ」と子供に、保育園での生活について羨ましそうに声をかけてみたり。
お家で一緒に図鑑を開き、保育園ではどんな虫がいるのか子供に聞いてみたり。

このような、親とのコミュニケーションをとる時間‥きっと、子供はワクワクしますよね。
園では年に数回、作品が展示されることもあります。
そんな時、作品を通して子供の保育園での頑張りを褒めてあげることも、保育園が楽しい場所だとイメージすることに繋がります。
「ママがお仕事している間に、こんなにすごい作品を作ることができたんだね」「かっこいいね」「素敵だね」などと声をかけてあげましょう。

子供からすると、「保育園でがんばると、いい気分だ」「ママやパパが喜んでくれる」という気持ちになります。
まずは子供にそう思ってもらうことがポイントです。そこから、いつの日か、自分にとっても楽しい場所に変わっていきます。
さらに、毎日のお迎えの時には、先生が子供の様子を報告してくれたりしますよね。

そんな時も子供を褒めるチャンスです。
「今日は塗り絵をしていました」などの先生からの報告を絡め、「塗り絵したんだね。楽しそうだね。」「すごいね。どんな塗り絵をしたのかな」といった内容にすれば、尚、子供の心に響くでしょう。
大袈裟でもいいので、「1日がんばったね」「えらいね」と、声をかけてあげます。
朝あんなに嫌がっていても、保育園での生活を1日がんばったことも、まずは褒めてあげましょう。
褒められることが続けば、園でなにか嫌なことがあっても、お迎えに来てくれたママやパパの顔を見るだけで、嫌なことが全部吹っ飛んでいくようになるでしょう。

たまには、ママも仕事でこんなことがあったんだよ〜と仕事中の出来事を子供に知ってもらうのも良いかもしれませんね。
このように、子供にとっての保育園を頑張ればママやパパが喜んでくれる場所・ママに教えてあげたい話がたくさん湧いてくる場所にしてあげましょう。
保育園は子供の個性を見つける場所

保育園は長い時間を大勢で生活する場所です。
友達や先生とうまくやる場所、集団生活ができるようになる場所と勘違いされやすいですが、子供たちの個性を見つける場所とも言われています。

お家での親との関わりの中で、お子さんの得意なことを見つけてあげられると良いですね。
私の体験を元に

この記事を書いている私ですが‥
数年ほど前の息子の保育園生活について、息子が園に全く馴染めないことにかなり悩んでいました。
2歳から入園した息子は入園当初、保育園の友達と話す姿を全く見かけませんでした。

朝、園へ送るときも駄々をこねまくり、でも私はやっと復帰できた仕事へ行かないといけないし‥
嫌がる息子を無理やり自転車に乗せて送っていくも、お迎えにいけばいつも一人で遊んでいる。
そんな毎日が続き、当時シングルで子供を育てていた私は、
「息子に無理をさせているんじゃないか」
「仕事へ復帰するのはまだ早かったんじゃないか」
そんな想いで心がいっぱいで、切羽詰まらせていました。
この記事は私の体験を元に書きました。
通勤時に数々の育児本を読んだり、ネットで息子のような子供の検索をしてみたり。

保育園の先生や教育センターの方にも相談しました。
調べたり、聞いたことは全て実践してみましたが、これといった効果は現れず‥

いろんな情報が私の頭を埋め尽くし、頭でっかちになっていたんだと思います。
それから、全部取っ払い、この記事に書いたように息子と話すこと、保育園をポジティブなイメージに変えることのみを徹底しました。
結果を言えば、大成功でした。
朝、園へ行きたくないと駄々をこねることもなくなり、保育園でのいろんなお話を聞かせてくれるようにもなりました。

ですが、なにが息子に響いたのかはわかりません。
話すことがストレス発散につながったのかも知れませんし、保育園のイメージが楽しい場所になったことも変化に繋がったでしょう。
私が仕事に慣れてピリピリしなくなったことも要因の一つかも知れません。
子供と話すこと、保育園のイメージを変えることは、どのお子さまでも良い変化をもたらすはずです。
同じように悩まれている方は、私のように色々な方法を試して効果が出ないことに撃沈するよりも、この2つに絞ってお子さまと接してみましょう。

ブックマークをして、不安になれば何度も読み返すことをオススメします。
まとめ
子供の心境は変化に弱いものです。
保育園では、いやでも集団生活をしいられます。
その中で、親との絆が深ければ、さまざまな変化にも対応できるようになります。
この記事が、同じ悩みを持つ方の役に立てれば幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました。
突然ですが
今、おしゃれできていますか?
私は子供が生まれてからというもの、まったくおしゃれができなくなりました。
子育てが忙しく毎日、同じ洋服を着て出社をしていました。そんなある日、職場の若い女の子に
「毎日同じ洋服で楽そうですね、でも私はそこまで女を捨てられません」
なんて言われる始末。子育てが忙しいからおしゃれなんて無理…そう思っていました。
しかし!
ものすごい簡単におしゃれができてしまう方法があったんです!
この方法ならお金も節約できるし、おしゃれも楽しめるし一石二鳥、いやそれ以上です。私はこの方法に出会ったおかげで毎日おしゃれを楽しんでいます。
職場でも「おしゃれですね!」って言われて最高に嬉しいです。
気になる行動です‥