「ワンオペ育児」ってきいたことありますか?ワンオペレーション育児の略語で、ママやパパが一人で育児を担うことを指しています。
きちんとした定義はありませんが、夫婦のどちらかに育児の負担が大きくかかっているときによく使われます。
ワンオペ育児での多くは、ママがワンオペ状態になっている家庭が多いようです。そんなワンオペ育児をしている親は、うつになりやすいって知っていましたか?
私も実際、ワンオペ育児で上の子が小さい時に育児うつになっていました。
育児うつとも呼ばれるこの症状には、どのようなものが含まれているのでしょうか。また、どのように解決することができるのでしょうか。
目次
当てはまることありませんか?育児うつの症状

「育児うつ」と一言で言っても症状は様々。
- 気分が落ち込む
- イライラする
- 漠然とした不安に駆られる
- 気がついたら涙ぐんでいる
- 子供をかわいいと思えない
- 子供や夫にきつく当たってしまう
- 不眠気味である、反対に眠りすぎてしまう
- 食欲がわかない、反対に食べすぎてしまう
- 思考がまとまらず、家事に時間がかかる
- 気力がわかない
- 自殺したくなる
今までは大丈夫だったのに、一日に何度も子供にイライラしてしまう、なんて時は要注意。日常の一部だったり、些細なことに過剰になってしまうのは育児うつかもしれません。
子供のことを可愛いと思えないなど、子供への興味関心が薄れてしまうのも危険な状態です。
私が鬱になっていた時の症状
私がうつになっていた時期は本当に子供が可愛く無くて仕方ありませんでした。可愛くないどころか、憎く感じてしまうこともしばしば…。

また、何に対してもやる気が起きず、家事すらも億劫な状態、外にも出かけたくない、他人と話す気にもなれませんでした。
イライラして子供を怒鳴っては、良心の呵責や後悔となり、自分を責めて落ち込む…という悪循環に陥ってしまっていました。
そんな私が、育児うつから回復した方法を次でご紹介しますね。
育児うつの対策や対処法はこれ!

ワンオペ育児でうつになった時やなりかけている時の解決方法を上げてみます。
- パパの協力
- 祖父母に頼る
- 家事代行サービスなどのサービスを利用する
- 逃げる(距離を置く)
- SNSで愚痴る
- 睡眠時間を確保する
誰かに協力してもらう
では、具体的にどう対処していけばいいのか見ていきましょう。
ワンオペ育児でうつになった時やなりかけている時の、一番の対処法はパパが協力してくれること。
少し早く仕事を切り上げて、子供と遊んでくれたり、家事を手伝ってくれると気持ちが少し楽になります。
ママが不安に思っていることなどを相談ができたり、打ち明けられる環境だともっといいですよね。
でも、なかなか時間が取れないパパや協力的でないパパも、残念ながら少なくはないかもしれません。
私の場合はシングルマザーのためワンオペだったので、パパの協力は無理でした。
そんな時は、近くにいる祖父母などに頼ってもいいでしょう。祖父母に子供を見てもらって仮眠をとると、気持ちが落ち着いているのが感じられると思います。

子供と離れる時間を作る
ほんの少しの時間でも、子供と離れられると楽になるんですよね。
育児に家事、言葉にするとそれだけなのにワンオペって思った以上に大変ですよね。たまには手を抜いて、家事をお休みするのもママにとっては大事なこと。

全てを完ぺきにこなそうとせずに「ま、いっか」とわざと口に出してみるのも効果的ですよ。
ママは子供と一緒にいなくてはいけない…などと考え、義務感や意地で子供と接していても、両者にとって幸せではありません。
パパや祖父母などに預けて、逃げ出せる環境にあるのであれば、どうぞ逃げちゃいましょう。そこまではできない、という場合でも物理的にいったん距離を置くといいですね。
私の場合は、ずっと一緒にいるから子供をかわいくないと思ってしまうんだと思い、幼稚園に子供を預けてバイトをしていました。
バイトをしている間は、物理的に子供と離れているので、子供のことを考えずに済み、いい気晴らしになるんです。
2人目を妊娠してからは、日々つわりとの戦いになったためにバイトをやめてしまいました。
そこからはまた毎日イライラ、長男が可愛くない、声すら聞きたくない…という状態になってしまいました。

SNSを利用して愚痴る!
なかなか距離を置くのも難しい、もっと手軽にうつを対処する方法はないの?と思っている方には、SNSがおすすめ。
SNSで少し愚痴ってみませんか。意外と「私もそう!」などと、同じ環境にある人がいるものです。
同じ環境の人がいなくても、「大変だよね」と共感してもらえるのが、いい薬の役目を果たしてくれますよ。
睡眠時間をとる
でもSNSに集中しすぎて、寝る時間を削ってしまうというのは危険です!
子供の昼寝は一緒に寝るなど睡眠時間を確保するのも大切ですね。うつは寝るだけで治るといわれてるくらいです。
6、7時間は睡眠時間として確保したいところです!眠りにつけないというのが悩みであるかたは生活リズムを少し見直してみましょう。
- 日中に運動をする
- 日光をたっぷり浴びる
- お昼寝は20分程度にする
お昼寝をしすぎると、夜眠れなくなってしまいますからね。

育児うつになる原因は?なりやすいタイプは?

ワンオペで育児をしているママは、育児うつになりやすいようです。育児うつになってしまう原因には、何があるのでしょうか。
育児うつになる原因
一番は、育児への疲労やストレスが蓄積してしまうことが原因です。子供の命を抱えているのですから、毎日の疲労は並大抵のものではありません。
- 育児がうまくいかないことへのストレス
- パパへのストレス
- 自己嫌悪
一つ一つは小さなことかもしれませんが、誰にも相談できずに一人で抱え込んでしまうと大変ですよね。
そんな疲労やストレスが溜まって、うつになってしまうのですね。
また、自分で決めたことでいっぱいいっぱいになってしまい、育児うつになってしまうことも考えられます。
育児うつになりやすいタイプ
そもそも、育児うつになる人とならない人って、どう違うのでしょうか?うつになりやすいタイプについてみてきましょう。
【タイプ①真面目すぎちゃう人】
完璧主義のママや、手抜きが苦手なママに多いですね。
実は私も、ズボラなのに完璧主義。出来もしない、やりもしないのに100%できていないと、自己嫌悪に陥ってしまいます。

まだここに関しては、解決策も私も見つけられていないのですが、うまく手抜きをしてもいいんだという志向にもっていくのが理想ですよね。
【タイプ②こんなパパが居る人】
あ、あと家事や育児ができていないと、口だけ出して手伝いはしないパパ。
こんなパパが側にいると、育児うつになりやすくなってしまうので、できることなら亭主元気で留守でいいです(笑)
【タイプ③自分の時間が全くない人】
子供がまだ未就学児で、ずっと子供と二人っきりで過ごしているママも、うつになりやすいので注意です。
どうしても子供と二人っきりでいると、まともに大人と会話もできないし、落ち込んでいってしまうんですよね。
それに、ずっと気を張り詰めた状態になってしまうのも事実。
息抜きの時間、自分の時間が全く取れない、ということも積み重なると育児うつに繋がってしまいますよ。
【タイプ④孤立している人】
祖父母が遠くに住んでいて、頼る人がいないのもうつになりやすい原因です。ワンオペママは、パパにはなかなか相談ができないという人が多いですよね。
そんな時、祖父母が近くに住んでいればいいのですが、遠くに住んでいると全くの孤立状態になってしまい育児うつを加速させてしまいます。

まとめ
育児うつは、誰でもなりうる症状です。
子供が可愛くない、無気力になった、死ぬことも考えてしまう…なんて時は、頼れる人を探してみましょう。
パパでも親でも、行政サービスでも何でもいいんです。頼れるところに頼る、手を抜けるところは抜く。
なかなか難しいですが、少し意識して生活ができるといいですね。
決して我慢しすぎずに、ママも子供も笑って過ごすことができますように。
突然ですが
今、おしゃれできていますか?
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