最近、子どもが公園でボールを使って遊んでいる姿を見かけなくなったと思いませんか?
その理由は、多くの公園で球技が禁止されているためだったのです。
それなら見かけなくなっていても当然ですよね。
それによって子どもたちの公園での遊び方に変化が出てきているようです。
ではなぜ、公園で球技が禁止になったのでしょう?
今回はそのことについてまとめてみました。
目次
公園での球技禁止の現状

公園に野球、サッカーなどの球技禁止の看板を見かけるという声も多く聞きます。
なぜ公園での球技が禁止されるようになったの?
実情としては、公園と住宅が隣接する都市部で多く発生しているようです。
公園の禁止事項は近隣からのクレームによって生まれやすいのだそう。
禁止される第一の理由は、都市公園法に基づく条例などで定められているほかの公園利用者の迷惑にならないように利用するという点があるようです。

公園を管理する自治体はすべての利用者の安全確保はもちろん、事故があったときのリスクを避けるためにも原則禁止にせざるを得ないポイントになっていると分析されます。
実際に過去に死亡事故なども発生しているのでリスクを懸念するのも無理はないかもしれません。
公園での球技禁止と子育て世代
しかし禁止になることにより生じる問題も多くあります。
- 乳幼児が保護者と柔らかいボールを使ってする遊びもひとくくりにされてしまう
- 子どもの遊ぶ場所がなくなってしまう
- 子どもの遊びの幅が狭まってしまう
多くの人が集う場所ですので危険な遊びはできないことは理解できますが、すべてひとくくりで【危険】とされてしまうと、かえって誰にとっても居心地の悪い場所にならないかな・・・と思ってしまいます。
また、この問題には、地域差があります。
球技の禁止されている公園が多い地域では、禁止であっても個別の公園ごとにゲーム形式での野球・サッカーは禁止。キャッチャボールの方向について決められていたりとローカルルールが示されることもあるようです。
ローカルルールは、コミュニティがきちんと機能している自治体に多いようです。
地方では都市部と比べると人口密度も低く、近隣住民が危険を感じることも少ないのかもしれないですね。
実際に私の住んでいる地域では、ボール遊びなどの球技禁止の公園は少ないです。
地方には大小さまざまな公園が、いろいろな場所にあることも理由のひとつなのかもしれません。
公園利用者側にもある程度の配慮は必要
たくさんの禁止事項がある公園では、子どもが自由に遊べずに、遊び場を失ってしまうだけです。
このまま禁止事項の多い公園が増え続けていったら、体力や運動の能力の低下にも影響を及ぼしてしまいそうです。
これ以上クレームを増やさないために、公園を使う私たちにも配慮が必要ですね。
乳幼児が思いっきり遊ぶには、なるべく午前中に公園を利用するのがいいと思います。
小学生と一緒の時間になると、どうしても対格差がありますから、小学生を避けるようにして遊ばなくてはならないですよね。
でも働いている方など、すべての方が時間を選んで利用できるわけではありませんよね。
ですから、小学生が球技をして遊びたいときは運動公園や野球場などを利用したり、球技以外の遊びをするときは公園を利用するなど遊ぶ側も使い分けができると良いですね。
まだ球技禁止になっていない公園でも、そのように使い分けができていれば、みんなが安心して使えますね。
小学生になったら、ルールの中で遊べる場所の選択肢をいくつか用意しておくことも、子どもの遊びの幅を狭めないために必要になってくるのかなと思います。
乳幼児が安心して遊べる公園ができるなど、環境づくりも配慮してくれる地域が増えるのが良いですよね。

球技禁止の公園が増えて変化したこと

球技禁止の公園が増えて、子どもたちの過ごし方や遊び方に変化がみられるようになったと思います。
子どもたちの変化
禁止事項が増えて面倒に思うのか、そもそも都心では元気に外で遊んでいる子を見かけるのが少なくなったように思います。
・公園にいてもみんなで携帯型ゲームで遊んでいる
また、今どきの子は習い事を多くしている子も多く忙しいようで、遊んでいる子ばかりだった私の頃とは違うようです。
公園に子どもがいてもみんなでゲーム、なんて光景もよく見かけます。
最近はショッピングモールやテーマパークでも、みんな当然のようにゲームしている時代です。ゲームを持っていないといじめられるなんてこともあるそうです。

公園のほかに近くに球技をできる場所はある?
学校によって差はあるかと思いますが、放課後に校庭を開放しているところもあるようです。
保護者としても学校で遊んでくれるなら安心ですよね。
ただ、校庭開放すら禁止の学校もあるようなので、各学校ごとの考え方によって変わるところだと思います。
開放はしても、学校側の責任ではなくあくまで個人の責任になったり学童の扱いになるなど、事情は様々のようです。

さいごに
私自身が子どもの頃は、禁止事項などなく公園や広場でのびのびと自由に球技をしていたのになぁ。
時代の流れや実際の死亡事故などのきっかけで球技禁止の公園が急増しているように思います。
地域格差が大きいのが現実で、仕方のない部分もあるかと思います。
子どもには外で元気よく遊んでいてほしい。そうやって運動して、体を思いっきり動かしてたくさん寝る!
それが一番ではないでしょうか。
運動能力や体力の低下が叫ばれる昨今、公園で元気に遊んで子どもには運動を楽しんで欲しいですし、禁止事項があっても球技以外の遊びを上手に活かして元気に活動してほしいですよね。
そのためにも公園を利用する側も、近隣住民も安心して利用できる環境を自治体などそれぞれが相手の立場を思いやりながら優しい気持ちで作っていってほしいと願います。
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