子供と一緒に目を向けてみて!ニュース番組との付き合い方!

あなたはニュース番組を見ていますか?

 

世界で起こっている出来事を知るため、経済の流れを知るため、また今日の天気を知るために見ることがあるかもしれません。

人それぞれニュース番組を見る意味は違いますよね。

 

では、子供にとってニュース番組とはどんなものなのでしょうか?

我が家もそうでしたが、ニュース番組を見ない子供も多いですよね。

 

まだ難しい言葉を理解していない子供に、どのようなニュース番組を見せるのかも難しいところ。

何も知らないままニュース番組をただ見せているのも、実は悪影響になることも…。

 

子供を含めた家族でのニュース番組の見方を、改めて考えてみませんか?

子供にとってニュース番組とは何?

私たち大人は、天気などの情報を得るためにニュースを見ますよね。

では、子供にとってニュース番組とは一体どのようなものなのでしょうか。

子供にとってのニュース番組とは?

私たちが何か情報を得るためには、新聞、ラジオ、テレビなどをよく使いますよね。

最近はスマホニュースもほとんどの人が利用していると思います。

 

その中でも子供にとって一番身近なのはテレビではないでしょうか。

 

新聞やラジオとは違い、テレビだけが映像』『音』を使って、視覚的かつ聴覚的に情報が入ってきます。

 

まだ難しい言葉を理解することができない、言葉だけでは情報が整理しきれない子供にとって、映像を見ることは分かりやすくダイレクトに情報が入ってくるため、大きな意味があるんですね。

かおり
百聞は一見に如かず、ということわざもあるものね。

 

実際に、まだ言葉が理解できず、文字を読むことができない1歳の子供でも、映像であれば自分の中で処理できるケースが多くあります。

 

例えば、幼児向け番組のダンスを真似したり、歌をうたったり、リズムをとったり。

 

2~3歳ごろになると、大人向けの番組の中でも自分の知っている映像(動物や自然など)が出てくると、「にゃんにゃんがいるよ」など映像を見て反応することがありますよね。

 

かおり
うちの子も、テレビを見ながら歌やダンスの真似をしたり、お喋りしていたわ!

 

子供にとってのニュース番組とは、情報を得るための一番身近で分かりやすい手段といえるでしょう。

 

新聞を読んだ方が良いと聞くけれど?

子供は新聞を読んだ方が良い、という意見は昔から根強くありますよね。

実際に子ども向けの新聞の読み方講座も開催されているそうです。

 

もちろん、私も自分の子供に新聞を読んでほしいと思います。

 

しかし、現在は新聞をとっているのが当たり前ではなく、新聞を購読していない家庭も増えています。

 

毎年1月に日本新聞協会が発表している日本の新聞発行部数によると、2019年の新聞発行部数は3,780万1,249部です。

ピークの1997年の5,376万5000部に比べると22年で1,000万部以上減少、また22年連続で減少しています。

参照:日本新聞協会HP

 

新聞を購読しない家庭が増えた理由の一つとして、インターネットの普及があります。

スマホ1つあればいつでもどこでも情報を得ることができますよね。

 

大人は通勤時間や隙間時間に、スマホを使って簡単に社会情勢を知ることができますが、子供はそれは難しいですよね。

これから新聞を購読しない家庭がさらに増えていくことを考えると、ニュース番組を見ることは子供が情報を得る上で重要になってくるのではないでしょうか。

 

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子供にニュース番組を見せた方が良いの?

漠然と、子供にニュース番組を見せた方が良い、と考えている方は多いと思います。

ニュース番組は、私たち大人にとっては情報を得るための手段の1つですが、子供にとってニュース番組を見ることはただ情報を得る以上に意味のあることです。

 

それはなぜでしょうか。

ニュース番組のメリット、デメリットも交えてご説明していきます。

 

子供がニュース番組を見るメリット

 

子供がニュース番組を見るメリットを3つ考えてみましょう。

 

ニュースを見るメリット

・今、世の中で起こっていることを知ることができる。

・新しい情報を得ることができる。

・自分に何ができるか、将来について考えるきっかけになる。

 

今世の中で起こっていることを知ることができる。

これは大人と同じですね。

世の中でタイムリーに起こっている出来事を知ることができます。

 

経済動向から自然現象まで難しいことも多いですが、時事的な情報を得ることができますよね。

その中で、子供は今世界がどうなっているのかを知り、自分の住んでいる日本や、自分の身の回りのことと対比することもできます。

 

海外の政治動向や株価の変動など、理解しにくいことももちろん多いですが、「世界にはこんなことがあるんだ」という認識を持つことができ、その中で何かに興味を持つかもしれません。

それだけで、十分価値があることだと思います。

 

また、言葉で理解が難しいことも映像でなら理解できるという場合もあります。

 

例えば交通事故。

左右を確認してから進むこと、自転車や赤信号には気を付けること、駐車場では遊ばない、などはみなさん口を酸っぱくして子供に伝えていると思います。

ですが残念ながら、危機感を持たずに聞いている子供も多いですよね。

 

ニュース番組で、実際に交通事故のリスクについてリアルに知ることで、普段の生活の危険を回避できるかもしれません。

 

 

新しい情報を得ることができる

子供がニュース番組を見ると、大人の何十倍も新しい情報に触れることになります。

例えば聞いたことのないことば、国名、動植物、歴史上の人物や出来事、常識的なマナー等です。

 

出会った新しい情報はそのまま知識の形成につながります。

 

子供は情報を吸収する能力が非常に高いので、小さいころからたくさんの情報に触れることはとても大切ですね。

 

自分に何ができるか、将来について考えるきっかけになる

近年、社会に興味を持たない若者が増えていると言われます。

若年層の投票率の低さや、社会と関わろうとしない若者の増加が問題となっています。

 

小さい頃から世の中のことを知り、身の回りのことに置き換えたり、自分に何ができるか考える習慣をつけることで、自然と社会に興味を向けることができるのではないでしょうか。

 

また、今起こっている出来事を知ることで、それが自分の将来にどうつながっていくのか考えたり、自分は将来どうしたいのかを考える材料をたくさん得ることができます。

 

子供がニュースを見るデメリット

 

では、子供がニュースを見るデメリットは何があるでしょうか?

それは先ほどメリットでも挙げた『映像』です。

 

ニュース番組を見ていると、事件や災害などのショッキングな映像が流れることが多くあります。

虐待や誘拐等は映像に配慮がされているものの、火災や台風、事故、戦場の映像はそのまま放映されることもあり、子供には刺激が強いかもしれません。

 

子供に無駄に恐怖を与えてしまったり、不安にさせることは親としては避けていきたいと思います。

ニュースを見るデメリットを解消するには?

映像がデメリットになってしまう、とお伝えしましたが、どのように見せていけばこのデメリットを解消できるのでしょうか。

 

子供と一緒にニュースを見る

一番良いのは、子供と一緒に、家族でニュースを見るということです。

理由は2つあります。

理由

・映像に対するフォローができる

・ニュース番組の内容について意見を出し合うことができる

 

映像に対するフォローができる。

家族で一緒にニュース番組を見ていれば、子供に刺激が強そうな映像が流れたとき、また子供が不安そうな顔を見せたときにすかさずフォローができます。

 

例えば自然災害の映像が流れた時、子供が一人でニュース番組を見ていたらどうでしょうか。

ただ起こった事実だけを映像で見て「なんて恐ろしいんだろう」という印象で終わってしまうかもしれません。

 

しかし、大人が一緒に見ることで地震とは何か、台風とはなにか、なぜ火災が起きるのか、などを説明することができます。

 

また、過去にはどんな災害があったのか、自分たちには何ができるのかを学ぶ機会を作ることができます。

 

かおり
子供に自然災害について教える良い機会になるわね!

 

例えば、私は小さい頃に阪神大震災を経験しているのですが、子供のころに地震のニュースを見たときは、よく家族で阪神大震災の話題になりました。

 

「あのときは家具の下敷きで動けずに火災で亡くなった人が多かったから、家具の前で寝ちゃだめよ」

「救援物資がある場所が分からなくて、今はSNSで発信・受信ができるみたい」

「あの震災のおかげで、災害のとき何が必要なのか分かったね」

 

などなど…。

そして子供ながらに、地震によって火災が起こることや、自分にできる地震の備えについて考えた覚えがあります。

 

かおり
ニュース番組ひとつで、子供にたくさんのことを教えられるわね!

ニュース番組を家族で見ることで、映像に対するフォローをし、ただ「怖い」「不安」という感情だけで終わらせるのを避けることができます。

 

ニュース番組の内容について意見を出し合うことができる。

事故や誘拐のニュースであれば、どのようにすれば防ぐことができるのかを親子で考える機会になります。

また、子供には理解が難しかったとしても、大人がニュースに対して意見を交わしている姿を見ることで、ニュース番組を見たときに自分で考え、意見を述べるという習慣が身につくでしょう。

 

子供向けに作られたニュース番組を見る

大人向けのニュース番組は、視聴者の興味をひくために躍動感や危機感のある映像を流したり、解説者が無用に不安をあおるような発言をすることがあります。

 

やはりそのような内容が流れる可能性を考えると不安、というときは、子供向けに作られたニュース番組を選んでみましょう。

 

子供向けニュース番組であれば、映像への配慮がされていますし、平易な言葉で解説してくれます。

 

では子供向けのニュース番組にはどのようなものがあるのでしょうか?

有名なのは子供向けの「週刊こどもニュース」、ファミリー向けの「週刊ニュース深読み」といったニュース番組だと思いますが、残念ながら現在では放送されていません。

 

現在はインターネットを経由してみる番組が主流なようです。

 

ここで2つ番組をご紹介しておきます。

子供向けといえど、きちんとしたニュース番組ですので、大人もわかりやすく見ることができると思います。

ぜひ一度ご覧ください。

NHKのニュース

NEWS WEB EASY

外国人、小中学生向けに分かりやすい文章で簡潔にニュースがまとめられています。

NHK運営のウェブサイトです。

参照:NEWS WEB EASY

 

朝日新聞社のニュース

朝日こどもニュース

朝日新聞社が提供している子供向けのニュース動画サービスです。

参照:朝日こどもニュース Youtube

 

さいごに

子供にとってニュース番組とは、社会の動きを知り、情報を得るためにとても身近な手段です。

 

また、ニュース番組を見ることは情報を得る以上に、知識を蓄えたり、考える習慣をつけるという意味でとても大切ですよね。

 

しかし、ただニュース番組をつけっぱなしにして、子供一人で見せていたのではあまり効果が得られません。

それどころか、子供に恐怖心や不安を与える内容も多くあるでしょう。

 

そんなとき、隣に大人がいたとしたらどうでしょうか。

子供はニュース番組を見て感じた不安や疑問、自分の考えを大人にぶつけることができるようになります。

 

子供たちが大きくなるころには、今よりずっとテクノロジーやAIが発達していくでしょ。

人間にしかできない「考えて動く」ことの価値が非常に高まっているかもしれません。

 

そんな世の中を生きていく子供たちに社会に興味を持ち、社会に対して自分の意見を持ってほしいと私は思います。

 

次の休みの日には、子供と一緒に家族でニュース番組を見て、意見を出し合ってみませんか?

突然ですが

今、おしゃれできていますか?

私は子供が生まれてからというもの、まったくおしゃれができなくなりました。
子育てが忙しく毎日、同じ洋服を着て出社をしていました。

そんなある日、職場の若い女の子に
「毎日同じ洋服で楽そうですね、でも私はそこまで女を捨てられません」
なんて言われる始末。

子育てが忙しいからおしゃれなんて無理そう思っていました。

しかし!

ものすごい簡単におしゃれができてしまう方法があったんです!
この方法ならお金も節約できるし、おしゃれも楽しめるし一石二鳥、いやそれ以上です。

私はこの方法に出会ったおかげで毎日おしゃれを楽しんでいます。
職場でも「おしゃれですね!」って言われて最高に嬉しいです。

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