子供とゲームとの関係で知っておきたい!ゲーム依存症って?

子どものゲームと言えば、何を思い浮かべますか?

 

昔は、トランプやウノといったカードゲームなどが主流でしたよね。

しかし、現代では、画面を通して遊ぶゲームが主流なのではないでしょうか?

 

自分自身も、子どもの時に、テレビゲームを欲しがっていた時期もあったな!と懐かしく思います。

でも、いざ子どもにゲームを…と思うと、画面を通してのゲームはどうなのだろうか、と悩んでしまいます。

 

我が子が、ゲームにはまり過ぎてしまったら、ゲーム依存症になってしまったら、どうしますか?

依存症になるほどゲーム好きとなれば、生活に支障をきたしてしまいますよね。

依存症になってしまったら、どんな影響があるのか、ゲーム依存症になる前にできることはあるのか…。

 

現代病ともいえるゲーム依存症について、考えていきたいと思います。

 

ゲーム依存症について

 

それでは、ゲーム依存症について見ていきましょう。

 

ゲーム依存症とは?

 

テレビやパソコンのゲームの世界にはまり込み、ゲームをしたい欲求を抑えられない状態の事です。

 

ゲームをする時間を、自分でコントロールできなくなり、生活や健康に支障をきたしているにも関わらずゲームを止められないのです。

 

かおり
ここ数年で、WHOは、”ゲーム障害”として、治療が必要なけがや病気を分類するガイドラインに新たに加えたそうです。

 

ガイドラインに加える程、ゲーム依存症になる人が世界的も増えているということですよね。

 

かおり
この恐ろしいゲーム依存症、治療に来ている患者さんの中には、未成年の子どももたくさんいるようです。

また原因として、社会生活のストレスをゲームで発散しているうちに…という方もいるようです。

 

「ゲームにはまっているだけ」、という簡単な事では終わらせられないですよね。

 

ゲーム依存症は、なぜコントロールができないのか?

 

ゲームへの衝動をコントロールできないのは、ゲーム依存症が脳の病気だからです。

 

ゲームをやり続けてしまうと、脳の前頭葉の中にある、理性を司る部分の機能が落ちてしまうのです。

その結果、自分でコントロールができなくなってしまうのです。

 

他には、どんな依存症があるのか?

 

依存症と言えば、アルコールやギャンブル、薬物などがありますよね。

 

厚生労働省によると、「止めたくてもやめる事ができない状態になる疾患=病気」と言われています。

 

そして、「適切な治療を行えば、治すことができる病気」と定義されています。

つまり、ゲーム依存症も的確な治療を受ければ、治すことができるということなのです。

しかし、依存症に陥るのには時間はかからないかもしれませんが、治すのには時間がかかることを覚悟しておきましょう。

 

さて、世界的にも問題になっている”ゲーム依存症”ですが、一体どんな影響があるのでしょうか?

 

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ゲーム依存症の恐ろしさ

 

ゲーム依存症になると、どんな影響があるのでしょうか?

 

私が思うゲームによる影響について、いくつか挙げたいと思います。

 

ゲームによる悪影響
●ゲーム中心の生活になる

●昼夜逆転の生活になる

●引きこもり、不登校になる

●視力の低下や運動不足などの健康被害が出る

●キレやすくなる

●人間関係が希薄になる、コミュニケーション能力が低くなる

●現実とゲームの世界の区別がつかなくなるなど。

 

これ以外にも、身体にも精神的にも影響が出てくることが考えられます。

 

補足

ゲームの世界では、負けたり、自分の思い通りにならなければ、リセットボタンを押せば、また一から始めることができます。

そんなゲームの世界にはまり込んでしまえば、現実世界においても、自分の思い通りにならなければ、耐えることができず、リセットしたいと思ってしまうのです。

結果として、引きこもりになったり、家族に暴力を振ったりといった行動に出てしまうこともあるのです。

 

こんなにも悪影響があると思うと、恐ろしいですよね。

 

ゲーム好きなお子さんをお持ちの方は、「もしかしてうちの子、ゲーム依存症予備軍じゃないか」と心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

これってゲーム依存症?

 

「ゲーム依存症になる前に、なんとかしたい!」と思いますよね。

ゲームのやり過ぎとゲーム依存症、どうやったら見分けられるのでしょうか?

 

いくつ当てはまる?
●満足を得るために、ゲームをする時間が増えている

●ゲームの時間を短くしたり、やめようとすると、イライラしたり、不機嫌になる

●学校の成績が下がった

●食事の時間がおろそかになった

●睡眠時間が短くなったなど

 

上記のうち、いくつか当てはまる場合は、「ゲーム依存症」の可能性が考えられます。

 

かおり

重症になってしまう前に、対策を考えましょう。

 

ゲーム依存症の可能性があると感じたら、一体どのように対応すべきなのでしょうか?

 

ゲーム依存症の治療とは?

  

ゲーム依存症の疑いがある場合はどのように対処したらいいのでしょうか?

 

何科を受診すべき?

 

ゲーム依存症は、アルコール依存症や、ギャンブル依存症などと同じ部分があるので、一般的には、心療内科や精神科などのメンタルクリニックを受診するのが、ベストだと思われます。

 

ネット依存では、関東にある「久里浜医療センター」という所が有名です。
国内で初めてネット外来を開設した病院だそうです。
詳しくはこちら

 

かおり
メンタルクリニックは、行きにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。

未成年でなくても、家族の方が一緒に付き添うのがベストだと思います。

そうすることで、患者さんも安心して受診することができますね。

 

家族が一緒に受診した時に聞いておきたいこととは?

 

依存症を治すためには、家族の理解と協力が不可欠ですよね。

それでは、受診した際にどんなことを聞くのがよいのでしょうか?

 

私なりの意見をまとめてみました。

 

質問のポイント
●現在の患者さんの状態を詳しく聞く

●薬の効能や副作用について聞く

●家族としての適切な関わり方を聞く

●治療計画を聞くなど

 

病気の事を理解し、患者さんの気持ちに寄り添って、一緒に治療する気持ちで関わっていけたらいいですね。

 

治療方法は?

 

まず、年頭に入れておきたい事は、一回の治療ですぐに治るということではないということです。

 

治療方法は、病院や患者さんの状態によって異なりますが、下記のような治療法があるようです。

 

どんな治療方法がある?

●まず自分がゲーム依存症であることを自覚する

●運動や作業など、ゲームから離れた環境で過ごし、他者とのコミュニケーションを学ぶ

●認知行動療法を行うなど

 

ここで取り上げたのは、一部です。

病院や患者さんによって異なりますので、専門機関での治療をお勧めします。

 

ここまでとなると、ゲームが悪い!という印象を持ってしまいますよね。

しかし、ゲームが悪いわけではないのです。

ゲームをやり過ぎるというのがいけないのです。

 

ただ、ゲーム依存症が世界中で広がっているという事実は、【ゲームをただ楽しんでいただけなのに、いつの間にか依存して、そこから抜け出すのが難しくなってしまった】という恐ろしい魅力を持っているともいえると思います。

 

そんな、楽しいけど付き合い方が難しいゲームについて、注意するポイントについて考えてみましょう。

 

こどもが適度にゲームを楽しむためには?

 

子供がゲームを楽しむためには家庭でルールを決めることが大切です。

 

ゲームは何歳から?

 

何歳からならOK!というのは、明確には言えませんが、小さい頃からゲームの世界を…というのは危険です。

 

なぜなら、まだ小さい子どもは、現実とファンタジーの世界の区別をつけることができないからです

 

こんな場面見たことありませんか?

ヒーロー番組にはまって、観ているうちに、「自分も飛べるのではないか」と思い込み、高いところから飛び降りようとする、など。

これは、2~3歳くらいの子どもによく見られる光景です。

まだ、この頃の子どもは、ファンタジーの世界と現実の世界の区別がつかず、自分がヒーローやアニメの主人公のように、なんでもできると思い込んでいるのです。

 

 

小さい子どもには、まず、現実の世界を伝えていきましょう

 

かおり
例えば、りんごであれば、漫画のようなイラストではなく、本物に近いイラストや本物に触れさせてあげましょう。

絵本なども、リアルな絵に近いものや、実際の写真などが載っている物を選ぶとよいでしょう。

 

5~6歳くらいになってくると、ファンタジーの世界と、現実の世界の区別がつくようになってきます。

ですから、きちんと現実とファンタジーの世界を区別できるようになってから、ゲームを始めるのがいいのではないでしょうか?

 

ゲームをする時どんな事に注意したらいい?

 

ゲーム依存症にならないためにも、最初に子どもと一緒にルールを作るといいと思います。

 

では、どんなルールを決めたらよいのでしょうか?

 

決めておきたいルールとは?

●電気をつけて明るい部屋ですること

●ゲームをする時間(いつ?どのくらいの時間?)

●宿題や明日の準備などやるべきこととの優先順位

 

電気をつけて明るい部屋ですることは絶対条件として、ゲームをする時間や優先順位は、お子さんの現状と思いを聞いて、それぞれ納得するように決めるのがいいと思います。

そうすることで、『一緒に決めた約束』として、子どもにも自覚を持ってもらいやすいのではないでしょうか。

 

親が注意すべきことは?

 

ルールを守ることを徹底する

決めたルールは、しっかり守るようにしましょう。一度でも許してしまうと、また次も…となって段々守らなくなってしまいます。

「守れないならゲームはできない!」と心を鬼にして、徹底しましょう。

 

少しでも異変に気づいたら早めに対応する

視力が悪くなったな、食欲が減ったな、姿勢が悪くなったな…など、体調に変化が見られたら、すぐに対応しましょう。

子どもに気になる症状を伝え、ゲームをしばらくお休みする、時間を減らすなど解決策を話し合えるといいですね。

その為にも、まずは子どもをよく観察することが大切です。

 

かおり
『ゲームをしているときは静かにしてくれるから助かる』なんてときもあるかもしれないですが、脳の病気を引き起こしてしまいかねない側面も持っていることを肝に銘じておきたいですね。

 

最後に

”ゲームは悪い”ものではありません。

親子や友達とのコミュニケーションの方法の一つにもなるでしょう。

ストレス発散として、ゲームをすることもあるでしょう。

 

しかし、使い方を間違えると、ゲーム依存症などの危険な状態になる可能性があるのです。

その危険性がある、ということを忘れない様にしましょう。

 

ゲームの良さを理解つつ、親子でルールを守って、ゲームとのいい付き合いをしていきたいですね。

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