「あなたのためを思って‥」こんなことを普段からよく口にしていませんか?
思い当たるかた‥もしかしたらあなた、子離れできない母親なのかもしれませんよ!
多くの母親は、自分自身が子離れできていないことに気がついていないのです。
そんな母親が子育てを続けてしまうと子どもに悪影響を与えてしまう恐れがあります。
それに、将来子どもが結婚しても「マザコン」が原因で離婚問題に発展するかもしれません。
こんなことにならないように、今からしっかりと子離れについて理解しておく必要があるのではないでしょうか。
私の体験談から子離れできない母親の特徴と心理を考え、学んだことからの対処法をお伝えできればと思います。
子離れできない母親の特徴と心理とは‥体験談①

ここからは私の体験談を交えて、子離れできない母親の特徴と心理を紹介します。子離れしたいと思っている方、必見です!
孫に「甘すぎる」!
うちの家庭は、おばあちゃん(旦那の母親)も一緒に暮らしているのですが、これがまた孫に甘々で‥
そして、いつも口ぐせのように
「今日は雨降ってるから学校まで送り迎えしてあげようか」
「今日は寒いから、この服着ていったらは」などと、孫のことをすごく心配します。
他にも色々ありますが、私からしたら「そこまでしないといけないの」って思ってしまうようなことまで世話を焼いています。
きっと、孫が可愛くて、気になって仕方がないのでしょう。おばあちゃんの気持ちもわからないでもないですが‥
ところが、そんな「甘い」おばあちゃんに、うちの息子が最近、ビシッと言い放つようになったのです。
「もう分かってるから、言わなくていい。」
「自分のことは自分でするから、黙ってて!」
ちょっと、キツいことばに感じましたが、私は「よくぞ言ってくれた」と同時に「頑張ったな」とも思いました。
それからは、おばあちゃんはいつもの口ぐせを言いかけるのですが、途中で孫に言われたことを思い出すのでしょうね。
「あっ、何もないよ」とよくごまかしています。
こんな「甘い」おばあちゃんには、ハッキリと「こんなことは嫌だ」「やめて欲しい」など自分の思いを伝たえ、そして無意識にしてたことを自覚させることが大切なんだなと思いました。
だけど、こんな「甘い」をしてるのは、うちのおばあちゃんだけではありません。他にもよく子どもに「甘い」をしている母親が多いと聞きます。
特に子どもに「甘い」をしてるのは、子離れできない母親だとか‥
そんな子離れできない母親の「甘い」とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
「甘えさせる」ってどういうことなの!
まず最初にあなたは「甘えさせる」と「甘やかす」の違いがわかりますか?
「甘えさせる」と「甘やかす」は、似ているように思いますが、全く違う言動を表します。

子どもは「お母さん抱っこして~」「ハグして〜」と、親の愛情が欲しいと思った時に、親にスキンシップも求め甘えてきます。
そんな子どもが愛情を欲しいと求めてきたら、母親は抱っこしたり、ギュッと抱きしめたりしてあげますよね。
これが「甘えさせる」ということ!
子どももそうした言動が受け入れられることで、「自分は親から愛されている」と安心感を持ちます。
そして、そのようなスキンシップを繰り返すことで徐々に自分に自信をもっていき、自立につながっていきます。

ちょっとした「甘やかし」をすると‥
では「甘やかす」とはどういうことなのか‥次のような場合あなたならどうしますか。
例えば、お店で「おもちゃ買って!」「お菓子買って!」などと子どもが駄々をこねて泣いたら‥
A :欲しい物は買ってあげる
B: 買ってあげたいけど、我慢させる
ここでAを選んだあなたは、子どもを「甘やかす」親といえるかもしれませんね。
欲しい物を我慢させずにすぐに与えてしまい、子どもの願いを叶えることが親の役目だと勘違いしているのです。
そんな「甘やかす」親は子どもに依存し過ぎている傾向があります。
「甘やかす」は不必要なものを与えること!
それに「泣けば何でも自分の思い通りになる」と覚えてしまうと何かあった時、自分で解決しようという子どもに育たない恐れがあります。
こんなちょっとした「甘やかし」はほんの序章に過ぎません。
こんな「甘やかし」を今のうちに止めておかないと‥
あなたは子離れができなくなっていくかもしれません。

こんな「甘やかし」危ない!
子離れできない母親の普段の生活に「甘やかし」を発見!
あなたら次のような場合どうしますか。
朝、子どもが幼稚園に行くために制服に着替えようとしていたら‥
A:子どもは自分で着替えることができるので、できるだけ自分でさせる。
B:母親がやった方が早いので、全部手伝ってあげる。
ここでBを選んだあなたは、黄色信号です。
子どもが自分でできることを、あなたが何でもしてあげることは、子どもの世話を焼き過ぎるということ。つまり、過度に甘やかすということです。

また、子どもの世話をするのが自分の役目だと思ってしまい、自分のしたいことは後回しにしてまでも、子どものことを優先しているのではないでしょうか。
そして母親だったら、子どものために生きるのが当たり前‥そのような考え方が、自分にとって「子どもが生きがい」と思うようになっていませんか。
そんな子供が自分の元から離れてしまったらと考えたことはありますか。もしあなたがそのことを考えて、「怖い」と思ったら‥なかなか子離れできなくなってしまうでしょう。

「甘やかし」はやめましょう!
子供のことが可愛くて可愛くて仕方がないというあなた!
あなたなら次なら次の場合どうしますか。
子どもが明日の学校に行く準備をしていない!
A:何も言わないで、全部用意してあげる。
B:「明日の準備できてないわよ」と声はかけるけど、あとは子どもに任せる。
ここでAを選んだあなたは赤信号です!
子離れできない母親は、子どもが学校に行く準備ができてないことに、「かわいそう」と思います。そんな情にすぐに左右されるので結果的に子供を「甘やかし」てしまいます。

それに、子どもが自分でできるのに‥やりたいのに‥それを母親が先にやってしまう。
確かに、母親の助けがなければ、なにもできないという時期もあります。
しかし、子どもが成長するにつれて、母親が手伝っていくことは減っていくはずです。
それをいつまでも、幼い子ども扱いして「甘やかし」をしてしまうと、子どもは自立できなくなります。
もし、あなたがこの先も同じように「甘やかし」続けたならば、子どもは自己責任や、問題を解決する能力も身につかず、何でも他人頼る「他力本願」になってしまいますよ。

「甘やかし」する母親の方法と対処法
本来、親の役割は子供が社会に出たときに、自立した人生を生きられるようにサポートしてあげること。
そんなサポートできる母親になってみませんか。あなたが変われば、きっと子どもも変わっていくのではないでしょうか。

子どもが自立するポイントは‥
•うれしいこと、悔しいこと、悲しいことなどたくさんの感情を覚える。
•何でも経験する。
•チャレンジしてみる。
•やればできるという自信をつける。
このようなことが自立に繋がります。そんな自立するのに一番いいのがお手伝い!
小さなことからでよいので手伝いをさせてみて下さい。自分で「行動する」ということがわかってきますよ。
【我が家の場合ですが‥】
上の子が幼稚園の頃から、洗濯を畳むのをいつも手伝ってもらっていました。最初は畳むというより丸くするだけ!
それでも、上の子はなぜか満足げで、やった感満載でしたね。
そのうちに畳むのも上手になってきたのですが‥畳んだ洗濯物に、ハイハイができるようになった下の子が突っ込むという悲劇が‥
その度に、上の子は怒ったり、泣きわめいたりとしていましたが‥次第に色々分かってきて工夫をしだしたんですよね。
【その工夫とは】
•下の子にゲームのコントロールを握らせて、ゲームをしてる気にさせる。そして、ゲームに見とれてる間に洗濯物を畳む。
•下の子が来ない別の部屋でする。
•ダメと怒る。(これは効き目なしでしたが)
こんな感じで毎日戦っていましたね。一見、遊んでいるかのようにも見えますが、しっかり成長してるなとも思いましたね。
他にもお手伝いをしてもらいました。失敗もたくさんありました。だけど、そのとき経験した達成感が自信につながっていくものではないでしょうか。

【子離れできないあなたへ】
「甘やかす」ことは決して悪いことではありません。手伝ってあげたいという気持ちも分かります。しかし、そこはグッと我慢して見守ってあげて下さいね。
子離れできない母親の特徴と心理とは‥体験談②

あなたは子どもの本音を聞いたことがありますか。
自分の考えが正しいと思っていませんか!

理想などを押し付ける母親の対処法は!
子どもには「こんなふうになって欲しい」などと思っているだけなら‥問題はありません。
しかし、問題なのは親が果たせなかった夢などを、子どもに押しつけてしまうことなのです。
あなたから過大な期待をかけられた子どもは、その期待に応えなければとプレッシャーになっているはず‥もちろん子どものことを心配し、人生の先輩としての意見はもちろん大切です。
しかし、夢や人生は子ども自身のものですし、子どもには子どもの未来があります。
ほんとうに子どものことを大事に思うならば、子どものことを信じて「やりたいこと」をさせてあげて下さいね。
子離れできない母親の特徴と心理とは‥体験談③
人は誰しも支配欲求を持つものですが、日常での不満や不安からくる感情的な痛みが、誰かを支配してしまいます。
子どもを支配していませんか!

子どもを支配する母親の対処法とは!
あなたが、いつまでも子どもを自分の思い通りにさせていると、大変なことになりますよ。
もしあなたが変わらないままいると‥
子どもはいずれ反抗してくるでしょう。そして、あなたの意見など全く聞かなくなってしまいますよ。
例えば、子どもの反抗期でよく聞くのが
•理由もないのに「死ね」と言われたり
•家の中を壊されたり
•話してくれない、会話にならないといった、「子どもとのコミュニケーション」がスムーズにできなくなったなど‥
こんなことにならないように、子どもを自由にしてあげてください。そして、あなたももっと外に視野を広げて見て下さい。
人生楽しまないともったいないですよ。それに、今からできる事もたくさんあります。
例えば‥
•趣味を持ってみる
あなたの興味のあるものにチャレンジしてみてはいかかでしょうか。
•外に働きにいく
あなたが専業主婦なら、仕事をするのもいいと思います。慣れない仕事は大変ですが、得るものも多いはずです。
それに、仕事をすることによって達成感を味わえますし、他人から認められることで、あなたの自信に繋がっていくのではないでしょうか。
•友達とでかける
あなたの色々な不満や不安を友達に聞いてもらいましょう。そうすることで、誰かを支配したいと言う気持ちもなくなるはずです。
これからは、子ども以外の事にも目を向けることで、あなたは子離れできるはずです。
子どもはこんな母親が嫌い!

子どもが「こんな母親は嫌い」だと思っていますよ。子どもの声を聞いてみました!
褒めてくれない!認めてくれない!
どれだけ努力をしても認めてくれない。どんなに勉強や運動で努力しても褒めてもらえない。
たとえ、テストで100点を取っても、母親に「がんばるのは当たり前」「100点とるのが当たり前」と褒めてもらえない。
自分を「褒めてくれない」「認めてくれない」母親に腹が立って仕方がありませんでした。だから、もちろん尊敬できるわけもなく、自分の母親みたいになりたくないし‥こんな母親は大嫌いです!

口うるさい!過干渉すぎる!
多くの子どもが母親に対して「嫌だな」と感じるのは「口うるさい」から‥
小さい頃から「こうしなさい」とか「ああしてはいけない」というように口うるさく言われてきたけど、ただうるさくて迷惑にしか思いませんでした。
そして成人してからも、同じように口うるさく干渉してくる母親。
いつまでも子どもの時と同じように「ああしなさい」「こうしなさい」って‥ほんと、こんな母親には困ってしまいます。
子どもの頃は我慢していたけど、大人になって、更に干渉がひどくなって耐えれません。
こんな母親は大嫌い!

何でも比べすぎ!
自分と他の子どもを比べすぎ!
「◯◯君はすごく勉強できるのに、どうしてあなたはだめなの!」
なんて言われると
「あなたの子どもだから‥仕方がないだろ」って思うのですが、なかなか本音が言えない。
そのうち「何で、他の子と比べるのか」と反発するようになりました。

「お兄ちゃんはあんなに勉強できるのに、どうしてあなたはできないの」というような事を平気で子どもに向かって言います。
どんな子どもでも、兄弟や姉妹と比較され「お前はダメだ!」と親から言われれば、反発したくなるに違いありません。
母親は子どものためを思って、あえて子どもに厳しいことを言ってるのですが‥そんな比較する母親を嫌いになってしまうことがよくあります。

まだまだある子どもが母親を嫌いな理由が‥
子どもが母親のこんなとこが嫌い!
•父親に対しての文句や、他人への愚痴など
•人の話を聞かない
•いつまでも過保護
•束縛をされる
•母親の理想を押し付けてくる
このような事が挙げられますが、よく見ると何か思うことはないでしょうか。
実はほとんどが、子離れできない母親が子どもにしてきたこと。あなたが「子どものため」としてきたことが、子どもからすると迷惑だったんでしょうね。
なんだか、寂しい気持ちにもなりますが‥子どもの気持ちを理解してあげたら、きっとあなたは子どもから「尊敬」される母親になること、間違いないでしょう。
さいごに
私は子育てをしていた時は、いつも自分の母親を「反面教師」としていました。
自分が言われて嫌だったことは、子どもには絶対したくなかったから‥それにのびのびと育って欲しかったのもあります。
そんな息子たちには、それぞれに打ち込めるものがあり、将来の夢もあります。
だから、私も息子たちみたいに何か打ち込めるものがあればいいなと思い、色々とチャレンジしています。
「子離れできない母親」のあなたも、新しいことにチャレンジしてみて下さい。そして「子離れできた母親」になって下さい。
これから先の人生、子育てだけで終わるのはもったいないですよ。
突然ですが
今、おしゃれできていますか?
私は子供が生まれてからというもの、まったくおしゃれができなくなりました。
子育てが忙しく毎日、同じ洋服を着て出社をしていました。そんなある日、職場の若い女の子に
「毎日同じ洋服で楽そうですね、でも私はそこまで女を捨てられません」
なんて言われる始末。子育てが忙しいからおしゃれなんて無理…そう思っていました。
しかし!
ものすごい簡単におしゃれができてしまう方法があったんです!
この方法ならお金も節約できるし、おしゃれも楽しめるし一石二鳥、いやそれ以上です。私はこの方法に出会ったおかげで毎日おしゃれを楽しんでいます。
職場でも「おしゃれですね!」って言われて最高に嬉しいです。