ウォシュレットのノズルに黒ずみが!以外と簡単なお掃除法!

毎日ではないけれど、汚れてきたなーと思った時、思い出した時にしています。トイレ掃除。だって主婦だもの。

 

食器は毎日洗うのに、トイレは毎日洗わない。

 

同じ陶器でこの違い。

 

しかも、トイレノズルとなると余計に洗わない。とゆうより、洗う事を忘れてしまっていて、あまり洗ってきませんでした。

 

でも、家族と一緒に毎日使っているトイレノズル。洗わないなんて、少し気になりませんか?

 

そこで!ついつい忘れがちなトイレノズルの洗い方について調べてみました。

ノズルの洗い方

便器内部ノズルの掃除については、1週間〜2週間に1回、長くてもひと月に1回掃除をすれば、汚れが溜まって細菌が増える、なんてことはありません。

 

ノズルには自動洗浄機能が付いているので月に1回くらい掃除すれば十分ですが、便座などを掃除する時にチェックすると安心ですよ。

 

毎日掃除する所定期的に掃除する所、と普段から決めて掃除をする事が、簡単なトイレ掃除のコツです。そうする事で、毎日時間をかけて掃除する必要もなくなり、汚れも溜まらず、いつも綺麗で清潔な状態を保つ事ができますよ。

 

まずは掃除道具を用意しましょう。

 

用意するもの
・トイレ用お掃除シート
・割りばし
・使い古しの歯ブラシ
・トイレ用中性洗剤

 

お掃除シートが無ければ、柔らかい布を濡らして中性洗剤を付けたものでも大丈夫です。

 

はじめに、お掃除シートで便座の表面や裏側便器との取り付け面便座のフタを拭き取るように掃除します。拭き掃除が終わったら、さらに軽く水拭きをして、便座と便座のフタを開けたまま乾燥させます。

 

注意
この時の注意点として、水かけ掃除をしないでください。

ウォシュレットは電子機械のため故障に繋がります。

また、プラスチック素材を使用している部分があるため、アルカリ性や酸性の洗剤は割れや変色に繋がる場合があります。

洗剤を使用する場合は中性洗剤を使用してください。

 

ノズル掃除についてですが、ウォシュレットには掃除機能が付いているのが一般的です。これはウォシュレット自身が自動でノズルを掃除する機能になりますが、弱い水で取れやすい汚れ程度しか洗い流せません。そのため、掃除機能ではこびりついた頑固な汚れや水が当たらない箇所の汚れは落せないのです。

 

そこで、ノズルの掃除方法ですが、まずノズルを出しましょう。掃除機能ボタンがある場合は、押せばノズルが出てきます。ボタンが無い場合はノズルの先端をつまんで引っ張って出します。その際はノズルの先端を無理に引っ張ったり、回したりしないように注意しましょう。

 

ノズルを出したら、お掃除シートで拭き掃除しましょう。汚れが頑固な場合は古い歯ブラシに中性洗剤をつけて汚れを擦り洗いし、汚れが落ちたら洗剤が残らないように拭いてから水で軽く流します。

 

ノズルの付け根付近にも汚れがついている場合もあるため、汚れがある場合はここもしっかりと掃除してください。付け根付近で歯ブラシが入らない時には、割りばしなどにお掃除シートを巻きつけた物を使用すれば掃除がしやすいです。これでノズル掃除は終わりです。

ただし!

歯ブラシでこする時は注意してください!ノズル掃除のときによく使われる歯ブラシですが、実は使わない方がいいという意見もあるんです。その理由は、歯ブラシでこすると細かい傷が付き、その傷に汚れが付きやすくなってしまうからです。

 

ノズルは布やトイレットペーパーで拭くだけで綺麗にする事ができますが、どうしてもノズル掃除に歯ブラシを使用する場合は、ブラシが柔らかいタイプを使用するようにしましょう。

しつこい汚れには?

お掃除シートを使った拭き掃除で汚れが落ち切らないときは、中性洗剤をかけます。

 

洗剤をかけたら、水が出る細かい穴の汚れは歯ブラシなどでかき出し、最後にお掃除シートでキレイに拭き取れば完了です。

 

水垢があれば、クエン酸スプレーを使います。クエン酸スプレーは自然由来の成分なので、体に無害です。また、水に溶かすと酸性のため、水垢や尿石といったアルカリ性の汚れと結び付くと中和してふやかし、汚れを落としやすくします。

 

クエン酸スプレーの作り方
水200mlにクエン酸小さじ1を溶かします。
スプレーボトルに入れます。
完成です!

 

今回のウォシュレットだけではなく、便器の擦り洗い便座の拭き掃除にも使えます。

 

ご家庭にクエン酸が無い場合はお酢・レモン汁でも代用が可能です。

 

かおり
わざわざ洗剤を買わなくても、代用できるのは嬉しいです!

 

ノズルを引き出したら、水の出ていない状態のノズルにクエン酸スプレーを噴きかけて、使い古した歯ブラシ綿棒などで汚れを落としていきます。使い古した歯ブラシは、細部の掃除にとても役立つので捨てずに取っておいてもいいですね。掃除が終わったらノズルを元に戻して完了です。

 

掃除中に勝手にノズルが引っ込むことがありますが、あわてずに再度引き出して掃除しましょう。

 

ウォシュレットは自動で洗浄されているように思えますが、掃除をしないと「便」「水垢」などの汚れがついています。とくにウォシュレットの温水の出る強さを「強」にしていると便の跳ね返りがよく付きます。

 

放っておくと、しまわれている場所は湿気が多いため、カビや雑菌が繁殖してしまいます。月に1回のペースで掃除するのがおすすめですよ。

もっと簡単なお掃除方法も。

ウォシュレットのノズルが汚れていると、手袋をしていても直接触って掃除したくないですよね。そんな人には、市販のウォシュレット用お掃除グッズがおすすめです。スプレーなどで洗剤を吹きかけるだけなので手が汚れませんよ。

 

ウォシュレットのノズルを引き出し、そこに洗剤を3〜4プッシュするだけで除菌ができます。自然と泡が流れ落ちるのを待ち、あとは元通りにノズルをしまえば完了。拭いたりしなくていいので、とても簡単ですよ。

 

かおり
この簡単さは反則です(笑)

ノズルの収納部分も。

ウォシュレットのノズルを掃除したら、1年に1〜2回ほどノズルの収納部自体もキレイにしましょう

 

比較的新しい便座だと、ノズル収納部のシャッターが取り外せて簡単に掃除できますよ。シャッター内につまみがあるので、手前に引っ張ってカバーをはずし、お掃除シートで内部を拭けば完了です。

 

シャッターカバーが外せなくても、便座部分が着脱式のものなら外して掃除できます。便座の外し方はメーカーによってことなるので説明書を確認しましょう。外した便座を裏返しにし、お掃除シートで細かく拭き取ればピカピカになりますよ。

 

注意
カビならカビキラー使えば楽チンだよね?と思う方もいるかもしれませんが、ノズル掃除にカビキラーは絶対にいけません!

その理由は、カビキラーの洗浄能力が強力すぎるためです。

カビキラーには次亜塩素酸ナトリウムと水酸化ナトリウム、界面活性剤が配合されており、ノズル掃除に使用すると、汚れだけではなくノズルの表面まで傷つけてしまう可能性があります。

また、万が一ノズルの中にカビキラーの液が残ってしまうと、おしり洗浄時に人体にかかってしまう危険もあります。

カビキラーは使用する際にゴム手袋を着用しないと皮膚を痛めるほど強力ですので、少量でもおしりにかかってしまうリスクは避けたほうが良いでしょう。

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汚れの原因は?

 

トイレの汚れ。原因は何でしょうか。

 

おしりを洗浄している時や、立ち小便をしているときに跳ね返った汚水がノズルに付着したりする事が繰り返されて、汚れが蓄積します。

 

飛び散った尿がトイレの壁や床についてしまうと、雑菌が繁殖し時間とともにアンモニア臭を発生させて、臭いの原因になります。一見きれいに見えるのに、なぜかトイレが臭うなら、飛び散った尿が固まって、尿石となり、臭いを発している可能性が高いです。

 

尿石黄ばみの原因です。その黄ばみに黒カビが生えたものが、黒ずみです。勿論、ノズルだけでなく、便器の内側や便座にも汚れは付いています。

 

水垢カビも黒ずみ汚れの原因となります。特に水垢ができやすいのが、タンク上の手洗いする箇所や、ウォシュレットのノズル部分です。ノズルから出る温水には、カルシウムやマグネシウムなどが含まれているため、濡れたり乾いたりを繰り返すことで水垢が非常にできやすい環境にあります。

 

ウォシュレットは使用時だけでなく、使っていない時にも水がたまっているため、とてもカビができやすいです。ウォシュレットのノズルが黒ずんでいるなら、カビができていると思った方がいいでしょう。

 

かおり
トイレには湿気がこもりやすいので、カビの発生には充分気を付ける必要があります。

 

マッサージ機能がついているウォシュレットの場合、皮脂の汚れも気になるところ。こういった様々な汚れがつきやすいウォシュレットは、掃除がかかせません。

汚れたままだとどうなるの?

ノズル部分が汚れていると、細菌感染などのリスクもアップしてしまいます。

 

尿水垢などがついたノズルにカビが発生すると、衛生上、かなり問題です。

 

また、ノズルにこびりついた汚れは機器の故障に繋がるケースもあります。穴の部分が目詰まりを起こすと、スムーズに水が出なくなり、本来の機能が保てなくなります。

 

ノズルに尿石がついてしまった場合は、拭き掃除だけでは取り除けないことも考えられます。こういったトラブルを防ぐ為にも、こまめにノズルの掃除をしましょう。汚れて黒ずんだノズルでは、本当にお尻が綺麗になっていない気がします。

 

きちんと掃除をしないと、トイレはカビ大腸菌の温床です。なぜなら、温水タンク内の水温が36度~38度に保たれることで塩素が蒸発し、菌が繁殖しやすい環境を作り上げてしまうためです。温水洗浄便座ならではの特徴が、カビや大腸菌などの有害な細菌の温床を作り上げてしまっているのですね。

 

それに、汚れを放置しておくと、みなさんが知っている、手の行き届いていない公衆トイレのツーンとした臭いを放ち出します。

 

この臭いの正体は、尿尿石などに雑菌が繁殖したことが原因のアンモニア臭。放置しておくことで尿や尿石の成分が腐敗し、バクテリアが増殖、結果として臭いトイレへと大変身してしまうのです。湿度の高い夏場や梅雨時期には特に要注意ですよ。

 

かおり
やはり、こまめに掃除をする事が一番のようですね。

 

便座やパネルは体にふれますし、ノズルは温水を噴射する部分なので、家族の為にも清潔に保ちたいですよね。見えにくい部分だからこそ、定期的にチェックして汚れを落としたいものです。

 

とはいえ、人間だもの。気付いた時にはトイレが黒ずんでいた。何て事はよくあります。ええ、本当に…

 

気をつけましょうね。

汚れを予防するには?

便器の汚れを予防するためには、日頃の習慣が大事です。簡単に、より汚れにくい環境を作りましょう。

 

予防その1。使った後には拭いておこう!

汚してしまった時は、その都度軽く拭いておけば汚れが蓄積することはありません。
この時、トイレのお掃除シートを使っておくと、洗剤を使う必要もないので手軽に掃除できます。

 

予防その2。洗剤をかけておこう!

掃除する時間がない時は、除菌消臭に効果のある洗剤をかけておきましょう。
また、便器の黄ばみが気になる場合は、トイレ専用漂白剤をかけて放置するだけでも黄ばみが蓄積しにくくなります。
ただし、漂白剤を使用する場合には換気扇を回して空気を換気する事を忘れずに!

 

予防その3。洗浄剤を使用しよう!

スタンプ型置き型の洗浄剤を使用すれば、トイレを流す度に汚れが付着することを防止できます。

 

また、スタンプ型では消臭効果の高いものもあるので、こまめな掃除ができない場合には活用してみてもいいかもしれません。

 

予防その4。トイレマットを敷いておこう!

敷いてある家庭がほとんどだとは思いますが、トイレマットと同時に専用の隙間埋めテープを併用することで、便器と床の境目だけ汚れるといったトラブルや、ほこりがつまることを防げます。ただし男性の方がいる家庭であれば、トイレマット自体に小便の汚れがつきやすくなります。

そこで!

 

予防その5。男性には座って用を足してもらおう!

トイレマットの汚れ防止のための方法でもありますが、家族の中に男性の方がいるのであれば、小便の際に座るようにしてもらうだけでも汚れ方がだいぶ変わります。
こうすることで床に小便が垂れることはもちろん、汚水の跳ね返りにより便器が汚れる可能性が低く抑えられます。

 

慣れるまではかなり違和感を覚えるかもしれませんが、トイレ掃除を少しでも楽にする意味でもぜひ協力してもらいましょう。

 

かおり
うちの夫は独身の頃から座ってしております。たいそう助かっております。

 

その他にも、便器の縁周りや中心部分トイレットペーパーを敷いてから用を足せば、ウォシュレットによる汚水の跳ね返りや、汚れが付着する事を防ぐことができます。

 

でも、トイレットペーパーが勿体ないですね。あまり気にしない方は、一度試してみてもいいかもしれません。

ウォシュレットの使い方

使い方なんて知ってるよ、と思われる方も多いと思いますが、以外と間違った使い方をしているかもしれません。

 

間違った使い方は?

ウォシュレットを好んで使う人の多くが、肛門の汚れを綺麗に洗い流したいがために利用しています。ただ、その中には水圧が強いほど汚れが落ちやすいのではと錯覚する人もいるため、誤って水圧を強くしてしまう場合もあります。

 

肛門はとってもデリケートな部分。強い水流で洗うと、細かい傷がついてしまうこともあります。

 

また、ウォシュレットを好む人の多くが必要以上に長く洗いすぎるため、以上の理由から切れ痔になる場合が少なくありません。

 

必要以上に洗うことで皮膚のバリア機能が低下することにもなりますので、肛門周辺の皮膚がかぶれる「肛門湿疹」を引き起こすこともあります。

 

また、水の強さで便器周辺に汚れが飛び散ってしまい、エチケットの面でもよろしくありません。ウォシュレットの洗浄力は、弱い水流で汚れを溶かして流すことで十分に発揮できます。

 

そして、これも間違った使い方ではありますが、便秘がちな人の中には排便を促そうとして、汚れていないのにあらかじめ温水を肛門周辺へと噴射する場合もあります。この方法でウォシュレットを使ってしまうと、浣腸しているのと同じことになるため、刺激を受けなければ排泄できないという悪循環に陥りやすく、さらに便秘が悪化することにもなりかねません。

 

さらに、肛門の奥(直腸)まで洗うと、直腸の粘膜を保護している粘液まで洗い流してしまい、細菌が直腸に入りやすくなって、直腸炎大腸炎など肛門系疾患を患いやすくなってしまいます。ウォシュレットでの洗浄は肛門周囲にとどめましょう。

 

こうしたウォシュレットの使いすぎや誤用による肛門周辺の病気を総称して、近年では「ウォシュレット症候群」とまで呼ぶようになりました。

 

ウォシュレット症候群とは
トイレ時に毎回ウォシュレットを使用する人が増加しており、 温水での洗いすぎによって外陰部の痒みがひどくなり、外陰炎・外陰カンジダ症を引き起こしてしまう事。

 

このウォシュレット症候群に含まれる病気としては、その他にも肛門皮膚炎肛門狭窄肛門潰瘍などがあります。

 

ウォシュレット症候群を予防する意味でも、ウォシュレットの正しい使い方を見直しておきましょう。

正しい使い方は?

正しい使い方その1。弱い水圧で5秒以内がベスト!

洗いすぎによる病気を防ぐ意味でも、できる限り弱い水圧に設定してからウォシュレットを使いましょう。

 

5秒以内で済ませるのがベストですが、5秒では短すぎると思う場合にはせめて10秒以内までで切り上げることをおすすめします。

 

また、これは切れ痔予防の意味合いもありますが、温水で洗い終えた後は強くこすらず、トイレットペーパーでそっと水気を吸わせる程度の拭き取り方に変えてみるとより効果的です。

 

その2。ビデの使いすぎも厳禁!

細菌性膣炎を予防する意味でも、トイレの度にビデを使うことはせず、なるべく回数を抑えるようにしてください。

 

細菌性膣炎とは
細菌性膣炎(さいきんせいちつえん)とは、膣の自浄作用の低下により、特定の病原微生物ではない細菌が誘引となる女性器の症状です。非特異性膣炎ともいい、また、膣炎の症状をさほど伴わないさらに奥への感染につながるものも含めて細菌性膣症とも呼びます。

 

そもそもビデは外陰部を清潔に保つもので、膣内を洗浄するための機能ではありません。

 

ビデ洗浄で膣内を洗っていると、膣内を細菌からガードするバリアの役割を果たしている「デーデルライン桿菌」まで洗い流すことになってしまい、膣内環境が悪化してしまう場合もあるので注意しましょう。

 

デーデルライン桿菌とは
体の役に立つ良い菌の一つで、膣の中に常在して乳酸を作ってくれます。これにより膣内は強い酸性に保たれ、外からの細菌感染を防ぐ事ができるのです。この働きを膣の自浄作用といいます。

 

ウォシュレットの使いすぎはあくまでも原因の一つに過ぎませんが、日常からできる予防方法として覚えておいて損はないでしょう。

 

かおり
ウォシュレットを重宝するのはいいですが、洗いすぎるとかえって体本来のバリア機能を損なう可能性があります。

外出先でのウォシュレット。使ってる?

駅や会社などの公共のトイレに設置されているトイレのウォシュレット。使用するかどうかという質問に対して、多くの人が使用していないという調査結果があります。

 

公共のウォシュレットを使わない理由

・知らない人が使った後だと、ノズルが汚い気がする。

・他の人がどういった使い方をしてるか分からないし、汚い気がする。

・家では使うが、外のウォシュレットは汚い気がする。

・ちゃんと掃除されていない気がする。

 

一度気になるともう使えない。だって人間だもの。

 

多くの人が不衛生を心配しているウォシュレットのノズル。しかし、現在のところ「汚いウォシュレットのノズルが原因で病気になった」などの報告は見当たりません。

 

また貯湯式ウォシュレットの場合、保温状態で長期間放置されているとタンク内の温水細菌が繁殖している可能性がありますが、それが原因で病気になった例も、インターネットで調べた限りではありませんでした。

 

そのため、ホテルや会社、公園やコンビニなどの公衆トイレに設置された「不衛生なウォシュレット」による病気の感染を気にされている方は、ひとまずその心配は無いと思って問題ないでしょう。

 

機種によっては、ノズルを使用前に自動で洗浄してくれたり、ボタンを押すことでその場でノズルを洗浄してくれるウォシュレットもあります。設置されているウォシュレットにそれらの機能がついていれば、ある程度綺麗に使用することができるでしょう。

 

最新のウォシュレットには、「きれい除菌水(次亜塩素酸)」でノズルを洗浄する「ノズルきれい(TOTO)」や、ノズルを自動で洗浄してくれる「ノズルオートクリーニング(LIXIL)」など、ノズルを清潔に保つ機能をそなえた機種も存在しています。

 

裏を返すと、メーカー側もノズルが汚れやすいことを承知しているため、「ノズルをきれいに保ちたい」という消費者の要望に応えた結果とも言えるでしょう。

携帯用ウォシュレット

病気になる心配がなくても、「外出先のウォシュレットは不衛生な気がするから使いたくない」と思う方には、携帯用ウォシュレットの利用がオススメです。

 

海外への出張キャンプなど、ウォシュレットが使えない環境でも、携帯用ウォシュレットさえあれば、お尻を洗うことができます。

 

携帯用ウォシュレットとは
持ち運びができる小型のウォシュレットで、ぬるま湯や水を入れれば簡単にお尻を洗うことができます。携帯用ウォシュレットにも電動や手動などがあり、「水を入れて持ち運べるかどうか」や、「使用中に電動音(モーター音)が鳴っても問題ないか」などのデメリットも存在します。

 

ですが、外出先のトイレでは、携帯用ウォシュレットはおすすめです。

 

かおり
これなら、外出先のトイレでウォシュレットの衛生状態を気にする必要はありませんね。

ウォシュレットとは?

ところで、先程から当たり前のように使用してきた言葉「ウォシュレット」

 

そういえば、ウォシュレットって何でしょう?

 

私が子供の頃は今ほど普及しておりませんでした(歳がバレる)。

 

いつの間にやら当たり前になっているウォシュレット。それは、何と…!

 

TOTOが発売する温水洗浄便座の商品名の事だったのです!

 

かおり
ちなみに、LIXIL(INAX)が製造したものは、「シャワートイレ」、
パナソニックが製造したものは「ビューティ・トワレ」、
東芝が製造したものは「クリーンウォッシュ」と呼ばれます。

 

しかし、TOTO温水洗浄便座界において高いシェアを誇っています。

 

そのため、一般的に温水洗浄便座全般のことを「ウォシュレット」というようになりました。

 

温水洗浄便座とは、ノズルから出る温水によりお尻を洗浄することができる便座のことです。より前方を洗浄するものが「ビデ」と呼ばれ、基本的に女性に使われます。

 

海外の方に驚かれるウォシュレットですが、元々はアメリカで開発されました。

 

世界初のウォシュレットは、主に医療用福祉施設用に導入されていた、1964年にアメリカン・ビデ社の開発した「ウォッシュエアシート」これをTOTOが輸入、販売しはじめました。

 

ウォシュレットに付いている「ビデ」というボタンは、フランス語で「bidet」と書き、もともと「子馬」を意味する言葉でした。

 

18世紀初頭、フランスで用を足した後などに局部を洗うための設備が生まれました。水をためた細長いタライに脚がついており、馬に乗るときのようにまたがって使うことなどから、ビデという名称に。その後、衛生面などでの改良が施され、現在でも世界的に使用されているそうです。

 

また、変わったところでは1996年に和式便器用の機種(ウォシュレットW)も発売されていました。しかし、和式便器では温水が命中しないなど使用しにくいことや、洋風便器への移行が進んだことから普及せずに2003年頃に生産が終わりました。

 

現在では、お尻を綺麗にする基本的な機能だけでなく、脱臭・室内暖房・音楽再生など、様々な機能が盛り込まれたものも販売されています。

 

かおり
音楽機能まで付けてしまうなんて!私も驚きです。

何故、海外では普及していないの?

何故、海外ではあまり普及しないのでしょう。それは、日本と海外の水質の違いにあります。日本の水道水は硬度が低い軟水ですが、ヨーロッパなどの国々では硬度が高い硬水が水道水に使用されています。硬度が高い水は、水中にカルシウムマグネシウムが多く含まれており、ウォシュレットに使用すると、内部でカルシウムやマグネシウムの凝固が発生故障の原因になるため、向いていないと言われています。

 

また、海外ではユニットバス(トイレと風呂が同室)が普及しているため、トイレにコンセントがある家庭はほとんど無いそうです。そのため、ウォシュレットを設置するにも電源の確保が難しい現状があるようです。ちなみに日本でも元々トイレにコンセントは無く、ウォシュレットの普及によって、トイレにコンセントをつけるようになったのだそうです。

 

海外は治安が悪く、公衆トイレなどにウォシュレットを設置しても盗難の危険があります。そのため、日本ほど普及していないとも言われています。逆に言うと、日本は治安がよいのでウォシュレットがこれだけ普及したのかもしれませんね。

ウォシュレットの機能

・洗浄機能

洗浄はウォシュレットの基本となる機能です。ボタンを押す事でノズルから温水が噴出し、洗浄します。肛門を洗う「おしり」ボタンと、女性の局部を洗う「ビデ」ボタンが備わっているのが一般的です。また、温水が噴出する強さや噴出位置を調節する事ができる機種もあります。

 

・乾燥機能

お尻を温水で洗浄後に、熱風で乾かす機能です。すべての機種に備わっているわけではありません。

 

・暖房便座機能

便座カバーを使用しないウォシュレットのために、便座自体を暖める機能です。

 

・脱臭 除菌機能

排便時の臭いを取り除く機能です。ウォシュレットに備え付けられたオゾン酸素などの脱臭カートリッジに、臭気を吸収させて除菌します。また、一部のウォシュレットには、便器内の除菌を行う機能がついた機種も存在します。

 

・便座フタ自動開閉機能

人感センサーにより、人間がトイレに近づいたら自動でフタが開き、用が済んで立ち去ったら自動でフタが閉じます。すべての機種に備わっているわけではありません。

 

かおり
値段の安いウォシュレットはボタンが少なく、機能の種類も少ない。
値段の高いウォシュレットになればなるほど、ボタンや機能が増え、より快適になります。

まとめ

ウォシュレットを清潔に保つことで、病気に感染するリスクを抑えられます。

 

肛門や腟を清潔に保つ為にと使用する温水が、ノズル部分の汚れにより菌に汚染されていては、余計なトラブルの元になることは言うまでもありません。

 

トイレを快適にしてくれるウォシュレットのノズル。家族の笑顔と健康の為にも、こまめに掃除をして、気持ちよく使ってくださいね。

 

 

突然ですが

今、おしゃれできていますか?

私は子供が生まれてからというもの、まったくおしゃれができなくなりました。
子育てが忙しく毎日、同じ洋服を着て出社をしていました。

そんなある日、職場の若い女の子に
「毎日同じ洋服で楽そうですね、でも私はそこまで女を捨てられません」
なんて言われる始末。

子育てが忙しいからおしゃれなんて無理そう思っていました。

しかし!

ものすごい簡単におしゃれができてしまう方法があったんです!
この方法ならお金も節約できるし、おしゃれも楽しめるし一石二鳥、いやそれ以上です。

私はこの方法に出会ったおかげで毎日おしゃれを楽しんでいます。
職場でも「おしゃれですね!」って言われて最高に嬉しいです。

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