家事や育児で忙しい日々をお過ごしの主婦の皆さま、お疲れさまです。
ところで…自分の為の時間って、取れていますか?
やはり一日の中で少しでも自由にできる時間は欲しいもの。だけど現実問題となると、それは難しいですよね。
家族の為に家事をして、どんどん過ぎてゆく時間。こうして私の人生、終わってゆくのかしら…
このままでは、それもあり得る話で…。
「愛する家族の為なら、私の自由な時間なんていらないわ!」
なんて、天使のようなことは到底思えない私のような方々へ、主婦の自由な時間の作り方についてご紹介していきます。
皆さまの参考になれば幸いです。
目次
主婦の自由な時間の作り方とは

自由な時間を作る為に、朝早く起きて家事を片付けるとか、子供が寝ている夜のうちに翌日の準備をしておくとか、そんな努力をしたことはありませんか?
確かにそれができる方は素晴らしいです。
しかし、そもそもそれができないから、この記事を読まれているのではないでしょうか。
ザックリなタイムスケジュールを立てる
一日のタイムスケジュールを決めて行動する方もいらっしゃると思いますが、ここでは私の「ザックリな」タイムスケジュールをご紹介します。
厳密なスケジュールをこなすことは、子育て中の主婦にとってかなり難しいことですよね。

子供は、突然熱を出すことも多いので、病院に連れて行ったり、看病したり…。元気でも急にグズりだしてしまって食事の支度もままならない、なんて事もよくありますよね。

「ザックリなタイムスケジュール」では、一日のスケジュールを厳密に組むのではなく、この時間までに終わらせること、逆にその時間になったら始めよう、ということだけを書いています。
我が家のタイムスケジュール
私の子供は幼稚園などには通っていませんが、週に何日か通っているセンターがあります。
子供がそのセンターに通う日の、我が家のタイムスケジュールです。
8時半 |
|
10時 |
|
13時~14時 |
|
14時40分 |
|
15時〜16時半 |
|
16時半〜 |
|
18時半 |
|
20時半 |
|
?時 |
|
かなりザックリではありますが、もちろんこの通りにいつも行動できる訳ではありません。
朝起きる時間は決まっておりません。我が家の場合、睡眠サイクルが整いづらい子供ということもあり、夜中に何度も起こされることも多く、朝起きる時間を決めてしまうと親子共々、寝不足で辛いです。
朝食を食べさせる時間は、センターでの給食が12時半なので、その時間から逆算して、せめて4時間前には食べ終えた方が良いかと思い8時半としています。
日によっては7時には起きれますし、そういう日は7時半には朝食を食べさせます。

子供の朝食の後は食器を洗ったり、飼い猫たちのお世話をしてあげます。私の朝食は、時間がない時は食べません。

子供をバスに乗せたら、そのままスーパーへ買い物に行ったり、帰って洗濯物を干したりして、夕食の下ごしらえも済ませておきます。
お風呂のあと子供の髪を乾かしたり、お薬を塗ってあげたり、自分の事も全て終わらせるとだいたい1時間半はかかります。お風呂に入れる時間と、お風呂後にかかる時間は子供の気分によって変動します。

子供が眠ったあと、残った家事を片付ける、なんてことはしません。遅くに帰ってきた夫の夕食の洗い物は明日洗えば良いのです。

家事は「ついでに」片付けよう!
私は家事を「ついでに」しています。おおらかなO型なので(関係ないですかね)。
まず、外に干していた洗濯物は、ピンチハンガーごと寝室に設置してある突っ張り棒にそのまま移動して、放置します。いつ畳むのかというと、「何かの用事で寝室に入ったついで」だったりしますが、「電子レンジでご飯を温めなおしている間ヒマなので」畳んだりもします。

翌日の着替えなんかは干している服を着ることもありますので、全てを畳む必要はありません。
掃除機は、特に汚れやすい居間を意識してかけるようにはしていますが、毎日ではありません。

シンクは排水溝が詰まりかけた時に、仕方がないので排水溝の掃除のついでに綺麗にします。
お風呂場はお風呂に入っている時に、今日は床だけ洗って、明日は洗面器だけ洗って、というふうに少しずつ洗います。
翌日の予定によっては洗濯は夜にすることもあります。

でも大丈夫です。「最低限しておかないと困る家事」さえ片付けておけば、何も問題はありません。
- 麦茶がなくなったのに作っていない。
- トイレットペーパーの在庫が無いのに買っていない。
などがこれに当たります。
これさえやっておけば、あとは適当で大丈夫なんですよ。主婦の自由時間は「今やらなくても良い家事」を今やらないことで作れます。
- 毎日、全ての部屋に掃除機をかける。
- 毎日、手の込んだ料理を作る。
などがこれに当たります。
最低限しておかないと困ることだけを意識していれば、あれもこれもしなきゃ、と焦ることなく過ごせます。今やらなくても良い家事は、夫など、家族に協力してもらって、週末のお休みの時にでも片付けてしまいます。
あとは、ザックリなスケジュールには書いていない時間で「ついで片付け」をしていますし、夫が家にいる時に子供を見てもらい、まとめて片付けたりしています。
それに、週末は夕食を買って済ますことも多いので、夕食作りの時間を他のことに充てることができます。
- 厳密なスケジュールを立てても、できなかった時のストレスになってしまう。守らないといけない時間は守って、残った家事は家族の協力を仰ぎましょう。
- 今やらなくても良い家事を今やらないことで、主婦の自由な時間が作れます。
主婦が全ての家事をやらなければいけない訳ではありませんよ。

自由な時間にすること

私はできるだけ、好きなことをする時間を持つようにしています。
日によってはこの時間が取れないこともありますが、毎日この為に頑張っていると言っても過言ではありません。
私の自由な時間の使い方
子供が眠ってからは私の時間になります。もう洗濯物を畳んでなかろうが食器を洗ってなかろうが気にしません。
私はビールが好きなので、だいたいビールを飲みながら、子供を起こさないようヘッドホンでテレビを観ます。時々は夫と一緒に観ますが、だいたい夫は先に子供と一緒に寝ています。

あとはスマホで漫画を読んだり、音楽(もちろんイヤホンで)を聞きながら小声で歌ったりしています。

子供はもちろん可愛いのですが、お世話が大変すぎて、精神的におかしくなりそうな時があります。ザックリなタイムスケジュールには書いていない時間、会社に行っている夫には絶対に分からない大変な時間があります。
こんなにしてあげているのに、この子はどうしてご飯を食べないんだろう。
なんでそんなにグズってるんだろう。
今ちょっと手が離せない、って時に限ってまとわりついてくるの何で?
子供は何も悪くない。というのは頭では分かっています。けれど、どうしようもなく子供を憎たらしく思ってしまうこともあります。
自由な時間に私がしていることは、大したことではありませんよね。

けれど、独身の頃、まだ子供がいなかった頃には当たり前にできていたことが、子供がいるとなかなかできません。ただそれだけのことが、こんなにもストレスになるんだなと。

何でもいいから子供とは関係のないことを、少しでいいからやっておきたい。そうすることで、明日も頑張ろうと思えます。
時間の使い方が苦手な人の特徴

家族の為にと頑張って家事に勤しんでいるけど、全然時間が足りないな、と思っていませんか?
時間の使い方が苦手な人は、このように真面目で、「適当」を「悪いこと」だと思い込んでいるのだろうと思います。
真面目なのは良いけれど…
時間を上手く使えていないのでは、と悩んでしまっている時点で、あなたはとても真面目な人です。真面目なことは良いことですが、そんな真面目なあなたに、ぜひ気が付いて欲しいことがあります。
毎日、真面目に正しく家事をこなすのは、とても素晴らしいです。けれど、いくら家族を愛していても、それではストレスでそのうちハゲます。過食に走り太ってしまうかもしれません。
あなたの人生はあなたのものです。私は適当に生きていますが、生まれてこのかたずっと適当だった訳ではないんですよ。
以前働いていた職場では「くそ真面目」と言われていました。

少しでも職場の人たちに迷惑をかけないよう、私がやるべきことは全て時間内に私がやらないといけない。頼まれたことは自分の時間を削ってでもやらなければ…

けれど、家族は職場の人とは違います。他人には頼みづらいことも、家族には頼んで良いんですよ。
食器なんて夫に洗ってもらって良いし、お休みの日は夫に子供を預けてお出かけしたって良いんです。
意外と夫は、妻に頼ってもらえることが嬉しいみたいですよ。

夫は妻に頼られたい
家族の為、自分の時間を犠牲にするのは当然…なんてことは私は全く思っていませんが、それでもついつい遠慮してしまう気持ち、とても分かります。
私は専業主婦なので、家のことは私がやって当然なんだと思っていた時期もあります。けれど、そうして無理をして頑張りすぎてしまったことで、いつもイライラしていました。

いや、夫も悪い所はあるのですが、最初から素直に「今ちょっと忙しいから、使った食器は洗っておいてね」と頼んでいれば良かったんですよね。
「洗ってよ!」よりも「洗ってね」と言われるほうが嫌な気持ちになりませんし。
それに、「家事は私の仕事」としてしまうと、夫も何をしていいのか分からなくなってしまいます。
最初は、家事を夫にさせるなんて、仕事を頑張ってくれている夫に悪いと思い私から遠慮していたのに、その夫が家事を全くしてくれないと、それはそれで腹が立ちます。

夫も、私に頼られるのは嫌ではないようです。
どうしても夕食の支度ができない日は、会社から帰ってくる夫に「ごはん買ってきて」とLINEをします。普段は一応、ご飯を作っているので、たまに買ってきてと言っても特に文句は言われません。

普段、子供連れでの買い物は大変ですよね。荷物を抱えて子供と外を歩くのは体力も神経も使います。できるだけ子供のいない時にまとめ買いはしていますが、どうしても材料が足りなくなってしまったり、子供の相手をしていて作れない時ってあるんですよね。

私は、もっと早く夫に頼っていたらそんなにイライラしなくて済んだのにな、と思うので、真面目な人ほど最初は気が引けるとは思いますが、一人で頑張り過ぎず、ぜひ夫や家族を頼ってください。
夫にもできる家事は、どんどんやってもらって良いと思いますよ!
夫婦の家事・育児の分担割合
有配偶者(6,356人)に配偶者との家事・育児の分担割合を聞いたところ、「夫1割、妻9割」という回答者が31.6%で最も多く、次いで「夫2割、妻8割」が24.0%である。夫はまったく家事・育児の分担をしないという「夫0割、妻10割」(9.6%)は1割である。
男女別にみると、夫がまったく家事・育児の分担をしない「夫0割、妻10割」(男性5.8%、女性13.4%)と回答した者は、男性が女性を8ポイント上回り、配偶者に対する分担割合の評価は、女性の方が厳しくなっている(図表4-4-1)。引用:内閣府HP
家事を全くしない夫が未だにいることが驚きです。

毎日続けて欲しいこと

忙しいとは思いますが、毎日必ず続けて欲しいことがあります。
お子さんがまだ小さいなら、抱っこしたり、撫でてあげたり、少しでも遊んであげたりしてあげてください。
大きくなってきたお子さんとも、積極的に話をしてください。
忙しい時は、それだけでも良いんです。
ゆっくりできる時に思いっきり可愛がってあげてください。

一緒にご飯を食べている時。一緒にお風呂に入ってる時。一緒にテレビを観ている時。眠る時。
親子で一緒にいる時間はけっこうたくさんありますよね?
私は朝、特にバタバタしてしまい、ご飯を食べさせる等の子供の世話はできても、それ以外の相手をしてやれないことが多いんです。けれど、洗濯物を抱えて移動中のすれ違いざまに頭を撫でたり、干しながら話しかけたりしています。
「ついで」と言えば語弊があるかもしれませんが、何かをしながらでないと相手をしてやれないし、当の子供はそれでも嬉しそうに笑ってくれるので、それで良いと思っています。
ただ、一つだけ気を付けて頂きたい事があります。それは、もしお子さんが深刻な悩みを抱えていて、その相談に乗っている時。何か悩みがあるのかな?というような時は、
このついで対応は絶対にしないでください。
一切の家事を捨て、お子さんの心に寄り添ってあげてください。
あなたの時間は確かに無くなります。夕食の支度も滞るでしょう。
しかし我が子の一大事です。主婦の時間の使い方にスケジュールは立てられません。

一番大事な家族です。少し変な言い方になるかもしれませんが、「家族のフォロー」をしてこその主婦の自由時間。
自由というのは無責任とは違います。その事は忘れないでくださいね。
まとめ
家事や育児は女性がするものだ、という意識は今の時代、減ってはきています。ですが、まだまだ根強く「家事や育児なんて女性がするもの。できて当たり前」と思い込んでいる人も多いです。
きっと女性自身の中にも、大多数いらっしゃると思います。
しかし、当たり前にできることなら、世の中にネグレクトという言葉はないでしょう。
私は専業主婦なので、働きながら子育てをされている方とは生活サイクルなど色々違う所も多いかと思います。しかし、専業主婦と兼業主婦。それぞれ自分の時間をなかなか持てない、という点においては同じ悩みを抱えているのです。
大事な家族の為に、自分のことも大事にしてください。家族を想うあなたと同じように、家族もあなたのことを大事に想っていますよ。
もっと自信を持って、家事を適当に(良い意味で)。そして自分の時間を楽しんでくださいね。
突然ですが
今、おしゃれできていますか?
私は子供が生まれてからというもの、まったくおしゃれができなくなりました。
子育てが忙しく毎日、同じ洋服を着て出社をしていました。そんなある日、職場の若い女の子に
「毎日同じ洋服で楽そうですね、でも私はそこまで女を捨てられません」
なんて言われる始末。子育てが忙しいからおしゃれなんて無理…そう思っていました。
しかし!
ものすごい簡単におしゃれができてしまう方法があったんです!
この方法ならお金も節約できるし、おしゃれも楽しめるし一石二鳥、いやそれ以上です。私はこの方法に出会ったおかげで毎日おしゃれを楽しんでいます。
職場でも「おしゃれですね!」って言われて最高に嬉しいです。